淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

神戸地下鉄ターミナル    [649]

2014-11-28 19:07:42 | 油絵
           
               油彩  サイズ P10

           神戸地下鉄ターミナル。
           時々バス待ちをする時に、市バスロータリー越に眺めるアングルである。

           暖かい日を選んで2度通って描いた。
           少しは人目を気にせず描ける度胸?はついたとはいえ、学生や所用の
          急ぎ足の人の通るところで、仕事もせずノー天気に描いていることに少々
          気恥ずかしい思いがした。

室津の港

2014-11-22 22:01:01 | 淡彩スケッチ
                    室津の港(1)  F4


                    室津の港(2)  F4


                    室津の街並み   F4


                   室津港  油彩  F20

                   この絵は若かった頃、もう20年も前のことか・・・・・・・
                   県道から見下ろして描いた


         昨日、もう昼近くになっていたけれど、あまりの天気の良さに釣られ、片道1時間半もかけて室津へ
        行ってきた。
         この港は20年も前から馴染のところで、その時々のいろんな思い出もある。

         町なかを歩いていたら、郵便局の窓に張ってある印刷物が目に留まって読んでみたら、
        「湾は意外に小さい。
         湾の小ささが室津の風情をいっそう濃くしている。 1976
           街道をゆく  司馬遼太郎  」とあった。
         この人の自筆のものを写し取って拡大したものだろう。

         住む人はみんな顔見知りだろうと思えるほど、湾を取り囲むかのようなこの町はこじんまりとしている。
         今は小さな漁港だけれども、かっては海の宿駅として古くから栄え、廻船問屋が活躍し、参勤交代に船を
        利用する大名の上陸あるいは乗船地でもあったこの室津には6軒の本陣があって、その遺構をを残す建物が
        今も残っている。
         そんな室津を司馬さんの言葉が表現している。

         今回の街歩きで、今まで気づかなかったのだけれど、古い建物の道路側2階に作られている「腰掛け縁」
        に興味を惹かれた。
         2階の天井高は普通にとりながら、道路から見る2階の窓を低く見せる所作である。

三田市母子(もうし) 大池   [647]

2014-11-17 18:19:56 | 淡彩スケッチ

                 水彩  サイズ F6
 
        県道308号を逸れて茶畑の中の農道風の道を少し進むと、その行き止まりに
      「大池」が広がっていた。
        雨よけ、日除けの東屋風休憩所と14、5台分の駐車広場があるだけで、水道も
       トイレも無い所だった。
        池には周遊道路も無く、観光地化していないのか、日曜というのに、スケッチを
       している間に訪れた車は2台だけだった。
        近くには、絵の中に入っているラクウショウの樹が林のように育っていて、池に
       流れ込む小川がその足元を浸しており、沢山の気根が立ち上がっていた。
        絵を描く者には楽園であった。