淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

梅ヶ枝湯(兵庫県高砂市)

2017-06-24 00:07:18 | 水彩画
         
               「梅ヶ枝湯」  水彩 F6

            昭和8年開業の町なかの銭湯。
          玄関側はなんの変てつもない、前を通っても見落しそうな、そうでなくとも
         時間外なら退役かと思いそうな造りであるが、スケッチをした裏側にまわると、
         嬉しくなるような魅力的な姿を見せてくれている。
          増築、改造を繰り返してきた姿の中に、煉瓦を使った煙突がひときわ目を
         引きつける。
          今もこの煙突を使って、薪を焚いて湯を沸かしているそうである。

          持ち合わせの6号用紙ではあまりにも小さすぎた。
          もっと大きな用紙に、のびのびと描き直したい。

          この地、堀川には、藍屋町、農人町、鍛冶屋町、細工町、船頭町、材木町、
         魚町、猟師町などの町名が隣り合って残っており、謡曲「高砂」ゆかりの高砂神社 
         もあって、江戸時代の都市計画のなごりらしいものがあちこちに残っていた。


高千穂峡へ

2017-06-13 00:07:11 | 淡彩スケッチ
          
              (宮崎)高千穂峡  F3

          
              (宮崎日向)馬ヶ背 F3

          2泊3日の宮崎県 日向岬の馬ヶ背、天岩戸神社、高千穂峡をめぐる
         ツア―に参加してきた。
          大層な構えであるけれど、往、復とも夜行のフエリーの船上泊で、その間に
         挟まれた昼間一日を利用するだけのものである。

          神戸からのものでありながら、正味一日を使うだけ、費用も1万円前後。
          私向きのものであった。

          馬ヶ背は、日向岬の突端、幅細くなった部分が柱状節理による70mもの
         断崖絶壁になっていて、その姿から名づけられたという。

          天岩戸神社への道筋、深い深い山と山の重なりとそのなかに点在する民家を
         遠くに眺めたり、神社から天岩戸と言われている洞窟を眺めているうち、
         記紀の神話か、史実なのかと、混沌としてきた。
          まさにパワースポットである。
          不思議な体験であった。