淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

棚田の花     [524]

2013-03-27 22:23:09 | 淡彩スケッチ
      
          棚田100選   乙大木谷

      貴重な田圃の一角、特等席の様な所を貰って咲く花


      地下鉄のプラットホームの直径90センチもあろう円柱に、
      大きく印刷したシートが貼り付けられている。

      「ほなワシ散歩いってくるわ
       ・・・・って言っても誰も聞いてへんのかいな!はぁ
       定年退職して
       自由な時間が増えたんはいいんやけどいかんせん
       何をしていいんかわからんし
       読書でもしょうかと思っても
       嫁も 息子の嫁も孫も家におるから
       何か落ち着かへんし
       仲良かった会社のときの仲間も家が遠いと会う機会ないし
       ワシが仕事ばっかりで自治会活動も嫁に
       任せっきりやったから近所の人との
       付き合いも少ないしなあ
       とりあえず今日も散歩や かっこわるいけど
       ちょっと勇気だしてあいさつでもしてみよか」

      何のことかと思えば その後に

      「 という、Bさん(60歳 無職)がストレスが原因で
       精神不調をきたす確率は約80%と考えられます」

      と続いている。

   
      よく見ると他の柱にも
       Aさん 35歳 会社員
       Cさん 21歳 学生
       Dさん 30歳 主婦
       Eさん 57歳 主婦

      の分もある。
      しかも、同じ5種類のものが繰り返し20本ほどの柱に巻きつくようにして
      はりつけてある。
    
      真面目な顔をして読んでいる人は、自分の他にはあまり見当たらない。
      
      それぞれに思い当たることが有って、つい笑えてくる。
      笑えるうちはええんやけどなぁ。

水仙   [523]

2013-03-23 21:03:37 | 淡彩スケッチ
     
           F4


     高台にある禅寺の門前近くから、眼前に広がる風景を見下ろすようにして、30号のキャンバスに
    油彩で描いている。
     今日で3度目である。
     穏やかな日和で、用意していた防寒着を使うことも無く、少々の風も、重しをイーゼルにくくり付ける
    ことで対応出来た。
     最初に描き始めた時より、山の木々の梢や田畑の畔の色も、枯れ草の色にまで季節の移りが現れていた。
     後まだ2回くらいは行かねばならないだろうけれど、急がねばと思う。

     寺から出て来られたご婦人が、しばらく興味深げに話しかけてこられたが、立ち去る時に、持って来ていた
    ミカンをひとつ下さった。

     掲載のものは、球根付きの水仙を売っていたので、珍しく思い、持ち帰って描いたものである。



           目を通してくださりありがとうございました

           日記@BlogRanking

里の家   [522]

2013-03-16 01:04:45 | 淡彩スケッチ
       
          油絵  P10

        茅葺民家が全国でも一番残っていると云われる当地でも、この様に一軒家の形で残っている
       茅葺民家はそれほど多くは無い。
        集落の中に在って、工業化企画住宅が隣接したりしていると、外野席の身勝手と知りながらも、
       折角の茅葺であっても、興味は半減してしまう。
        この建物を、近くの小高い丘から眺めてみると、その姿は美しく、まさに住む人と一体となって
       息づいていると思えるのである。


        先日、京都へ行った時のこと。
        京都の市バスは、特に東山エリアを走行するものは、いつも観光客で混んでいる。
        途中の駅でも、積み残しは何時ものことである。
        その車内で、思いがけなく生れて初めて他人(ひと)が席を譲ってくれた。
        自分の楽を、他人に譲ることのできる娘さんに会えたことが嬉しかった。


            目を通してくださりありがとうございました

            日記@BlogRanking

民族衣装の娘さん   [521]

2013-03-12 22:40:01 | 淡彩スケッチ
    
          水彩  F10

     南フランスの民族衣装だそうである。
     行ったことも無い国のことで、ああそうかと思うしかない。
     
     私服で会場に現れた時の様子と、着替えて現れた時とでは、
     表情をはじめとして、ころっと変わっていたのには驚いた。



       目を通してくださりありがとうございました

       日記@BlogRanking

       

伊吹山 5    [520]

2013-03-09 11:04:49 | 淡彩スケッチ
    
          F 6

    
          夏の伊吹山  ハガキサイズ

    
          夏の伊吹山 2    F6

      やっと近江長岡駅について、駅から近く、川沿いで、山への視界を遮らない所でと探して
     見つけた場所である。
      この日のスケッチのスタートは、軒下にはまだ雪の残る民家の陰からであった。

      「雪の伊吹山」は今回で終わりである。
      独りよがりと思いつつも、結局5枚のスケッチと云うか、走り描きレベルのものをUPする
     ことになった。

      並べて掲載の2枚は、一昨年の9月に、隣駅柏原近くから描いたものである。


            目を通してくださりありがとうございました

            日記@BlogRanking

  伊吹山 4     [519]

2013-03-08 10:15:22 | 淡彩スケッチ
      
            サイズ F6

       分け入る深山ではなく、親しく生活の場から眺められるこの山は、なるほど「イブキサン」でなくて
      「イブキヤマ」の方が似合っている。
       スケッチに訪れる人も多いからか、描いている近所の人も「ああ、此処でこの前、4,5人ほどの人が描いて
      いたよ」と言って、珍しそうに覗きこみに来ることもなかった。

       流れる川は天の川で、もう少し先に駅前へ通ずる天の川橋が掛っている。
       右端の大木は、県の自然記念物に指定されている「長岡神社のイチョウ」である。
       掲示板には、幹周 5,7m
        樹高 27m
        樹齢 推定800年以上 とあった。

       描くうちに日は傾いて、川筋の風はかなり冷たくなっていた。



             目を通してくださりありがとうございました

             日記@BlogRanking

伊吹山 3   [518]  

2013-03-05 19:55:51 | 淡彩スケッチ
       
        伊吹山  F 6

       
        醒ヶ井駅より  ハガキ絵

         長岡の町を、川沿いに南の方向に少し歩くとすぐに町のはずれに出た。
         この位置からも、屋根越しのほぼ北の方向にバッチリと伊吹山が見えた。
         道路沿いの側溝に腰を下して、ここでも荒っぽいものを一枚描いた。

         掲載のもう一枚のものは、一昨年の9月にも、この山を描きに来た時に、
        帰りの醒ヶ井駅のプラットホームで時間待ちに描いたものである。
         この日はこの日で暑かった。


            目を通してくださりありがとうございました

            日記@BlogRanking

伊吹山スケッチ (2)  [517]

2013-03-04 20:43:44 | 淡彩スケッチ
     
            サイズ  F6

      近江長岡駅に着いて、遅い朝飯と昼の弁当をと思ったけれど、駅員さんはこの町には
     コンビニは有りませんよと云う。
      それならパンでもと眺めてみたが、駅前にはそれらしい店舗も見えなかった。
      結局、昼過ぎにトイレを借りに行った米原市役所支所の近くで見つけた和菓子屋で饅頭を3個買い、
     それがこの日の昼飯となった。
      その時、休憩を兼ねて座り込んで食べた駐車場からの眺めが今回掲載のものである。
      町のあちこちから、このように伊吹山がまばゆく見えていた。


         目を通してくださりありがとうございました

         日記@BlogRanking