東寺五重塔 F6
東寺五重塔 F6
東寺へ行ってきた。
京都駅から徒歩20分ほどの所、市街地にあった。
796年に国家鎮護の寺院として建立されていたものが、823年に嵯峨天皇から
弘法大師空海に給預され、真言密教根本道場ともなった。
現存する主要堂塔は
金堂 (国宝)
講堂 (重文)
五重塔 (国宝)
大師堂 (国宝) で、金堂以外はすべて空海の手により建立されている。
これら4堂塔全てが、何度もの戦火等で焼滅し、その都度再建されていて建築
様式は異なっている。
また、再建なのに、全てが国宝、重文に指定されているほどの造りであること
からも、如何にその時代時代において、東寺が為政者、人民に大事にされていた
お寺であったかが偲ばれる。
安置されている国宝の仏像(弘法大師像も含む)は数えきれないほどあった。
時間も時間。体力もへばってきたので、五重塔だけでもと一枚スケッチしたが、
最後に池泉を回遊していたら、百日紅の赤い花の向こう見える塔のシルエットが
きれいだったので、ここでもう一枚、ひとふんばりすることになった。