淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

奥びわ湖 長浜(2)     [613]

2014-03-30 14:36:44 | 淡彩スケッチ
     
              黒壁スクエアの一角  F6

     
              黒壁スクエアの一角  F6
   
     
              長浜から見た伊吹山 (油絵) P6

      この日は、春分の日を含む3連休の中日だったからか、街の中心地、黒壁スクエアの
     通りは、人通りが絶えることは無かった。
      腰を下ろしてのスケッチなど、とても無理なことだったけれど、絵心をそそられる
     眺めはいっぱい有った。
      仕方なく、人の出入りの無い軒下に立って素早く描くことになったけれど、その分、
     覗きこまれることは無かった。

      ダーマトグラフを使ったけれど、もっと目の細かい画紙を持ってくればと悔むこと
     であった。

      この地は、姉川古戦場や小谷城跡にも近い。
      昨秋訪れた十一面観音の里、石道寺や渡岸寺にも近い。
      親しむことになりそうである。

奥びわこ 長浜  [612]

2014-03-27 17:49:43 | 淡彩スケッチ
       
           長浜町並み  F6
 
       
           長浜から見た伊吹山

        青春キップを利用して長浜の町をのんびり歩いてきた。
        思っていた以上に観光化されていて、人通りの多いのに驚いた。

        秀吉が長浜に城を造り、城下町として整えたものの、廃城後は大通寺の門前町として
       栄え、北国街道、琵琶湖水運の要衝となったけれど、大都市化されなかったので、今も
       街のいたるところに興味深い景色が残っている。

        4時間ほど歩き廻って、ラフスケッチを3枚描いたが、思いがけず日赤病院の3階建
       立体駐車場の屋上から伊吹山をしっかりと眺めることが出来た。
        いずれこの伊吹山の写真を生かして、油絵を描こうと思う。

        今回掲載のもの(F6)は、繁華街を少し離れた、観光客の少ない所で描いたものである。
        写真は長浜から見た伊吹山である。

牛窓  [611]

2014-03-23 12:55:57 | 淡彩スケッチ
      
             造り酒屋 遺構   P5 クロッキー紙

      
             牛窓展望   P5  クロッキー紙

       牛窓へ行って来た。
       古くから開けていた港町である。
       竹下夢二の生家の近く、今は、東洋のエーゲ海として売り出し中。
       マリーナもある。
       瀬戸内の温暖な陽光を受けて、背後の穏やかな山並みは、小豆島と並ぶ二大オリーブの
      産地でもある。

       眼の前の前島へは、5分で到着するカーフエリーが運行している。
       かってこの島には、或る団体の研修センターがあり、40歳代の頃に、5泊の研修を3度受講
      したことがある。
       今の自分の姿からは、とうていその貴重な体験を生かせたとはいえないが、懐かしく思い
      出す。

       車でなら2時間半の処であるが、この度は、バス、JRを2度の乗り換え、そしてもう一度
      バスという行程を採ったので、片道4時間もかかってしまった。

       スケッチポイントの宝庫であった。
       神社への階段から見下ろした風景(掲載のスケッチ)を、30号の絵にしようと思う。

坂越の町

2014-03-20 09:59:25 | 淡彩スケッチ
   
       坂越湊(兵庫県相生) F6
   
       坂越の町並み  F3
   
       坂越の甍

    スケッチをしたくて相生の坂越へ行って来た。
    15年ぶりくらいだろうか。

    坂越の港は、坂越湾の地の利を生かした潮待ち、風待ちの港として、また
    相生の塩の出荷港として、あるいは背後を流れる千種川の高瀬舟を生かしての
   陸奥地の佐用等との流通で、近世まで栄えていた所である。
    この町には、今もその頃の面影を残すものが沢山残されていた。
    土産物を売る店も、飲食店も目立たず、客寄せのための偽物のアンテイークを装う
   いやらしさの無い町であった。

    スケッチをしていて、町中で気になるのぼり旗を見かけた。
    「いえでたら いつも心に いかのおすし」というもので、赤穂市生活安全推進
   連絡協議会の手になるものであった。
    なんのことかと観光案内施設の人に聞いても分からないというから、帰宅して
   からNETで検索してみたら、防犯標語で、最優秀賞を受賞した市内小学校2年生の
   ものであることが分かった。
    もっとも「いかのおすし」というのは、既に防犯の約束として子供達に教え
   込まれているものらしい。
    らしいというのは自分だけのことで、広く他の地の大人にも知られていること
   なのかも知れないのだが。

     「いか」 知らない人にはついていかない
     「の」  知らない人の車に乗らない
     「お」  「たすけて」と大声で叫ぶか防犯ブザーをならす
     「す」  大人のいる方へすぐ逃げる
     「し」  どんな人が何をしたか、家のひとにしらせる
   おおざっぱに言うと、こういうことらしい。

    子供たちが、本来守ってくれる大人を、こういう目で用心しなければならなく
   なっていることは、大人として情けないというか、恥ずかしいことである。

    この日、道で出会った小学生の女の子が、「こんにちは」と挨拶をしてくれた
   ことは、他の観光地ででもよく経験することだが、この日は、心なしか元気の無い
   子供だなと思った。
    しかし、標語の意味の分った時、あれは、見知らぬ大人を探る目だったのかと
   思ったことであった。
    思い過しであろうか。

クラス会  [609]

2014-03-09 21:59:52 | 淡彩スケッチ
      
            人形  F6

     小学6年生の時のクラス会を16年振りにするからと誘われて、行って来た。

     その時の小学校へは、周辺4っつの集落()の子供たちが通っていて、集落の
    周辺は、いわゆる大和平野と云われる田圃に囲まれていた。

     集合時間より1時間早く着くようにして周辺を歩き回ったが、元の集落と隣の集落の
    間は、集合住宅と建売住宅で埋め尽くされ、集落であった所は、、軽四でなければ通れ
    ない元の細い道のままで残っていた。
     泳いだり、魚釣りをしていた沼の面影は消えてしまっていた。

     クラス会の会場は、女生徒だった人の娘さんが経営するカラオケスナックを借り
    切ってのものだった。
     地元での集まりだったからか、卒業以来初めて顔を合わせる者も数名来ていた。

     自分も、雰囲気につられて、ど演歌を3曲歌ってきた。