淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

そば畑と茅葺きの家   [570]

2013-10-30 19:18:01 | 淡彩スケッチ
       
             サイズ F3

        そば畑の似合う茅葺きの家の有ることを聞いて行って来た。
        なるほど、この一角は別世界の風情をかもしだしていた。
        少し前まではどこででも見られた風景であっただろうけれど、何時までも残る
       ものではないだろう。

       (上記とは別の話)
        神戸市北区の区民センターへ所用で寄ったら、小、中学生が写生した茅葺の家の絵の
       作品展がロビーで開かれていた。

        この地域には、全国的に見ても、多くの茅葺民家が残っているが、そう云う風土を
       大事にしようと呼び掛けてのものであろう。

        いずれも力作であったが、その中に、描かれている家そのものの形に興味を引くものが
       有って、自分もこの民家を見てみたいと思い、その所在地を教えてもらいたいと、その絵を
       描いた学生に、在学する小学校所在地宛てで、返信用封筒を同封の上で手紙を送ったら、
       その民家の所在地を丁寧にメモしたものが送り返されてきた。

        いきなりのことで、この小学生を驚かせたことであろうけれど、ほんとうに有難いことだった。
        それほど遠い処でもなく、是非訪ねたいと思っている。

台風     [569]

2013-10-25 18:05:59 | 淡彩スケッチ
     
            「モーニングセット」  F6

     
            「秋の収穫」   F5

        台風27号が、穏やかに去って行ってほしい。
        子供の頃に、家業を台無しにされてしまった時の恐ろしさは、今もトラウマとなっている。
        仕事の上ででも、怖い思いもし、損失も受けた。
        今も、かって手がけた物件や、まかせてくれた人たちのことが気にかかる。
        なんの役にも立てないことであるけれど。
 

帝釈峡    [568]

2013-10-14 15:20:40 | 淡彩スケッチ
     
          雄橋  F4

      

        絵仲間と帝釈峡へ行って来た。
        初めての所で、名前さえ知らなかった。
        広島県北東部(中国自動車道 東城ICから車で20分)にある渓谷。
        石灰岩台地が流水に抉られ出来たものである。

        流れに沿う道を、何度も歓声を挙げながら30分ほども歩いた頃、トンネル様のもの
       を潜る所に出た。
        「雄橋」であった。
        渓水で出来た天然橋で、長さ90m 巾19m 水面からの高さ40m と掲示板に
       あった。

        もうこの辺でハイキングも終わりにしようと、川床に降りて弁当の後、夫々に散って
       スケッチに入った。
        自分は数人の仲間と、とりあえずこの橋を見上げて描いた。

旧遷喬(せんきょう)尋常小学校   [567]

2013-10-12 10:41:05 | 淡彩スケッチ
       
                  サイズ F4

       
                  サイズ F4

       地区老人クラブの日帰りバスツアーで蒜山高原へ行って来た。
       この会には、ボランテイアで行う地区内公園の清掃活動に参加したい為に入会して
      いて、今までにこのような催しにも、総会、例会それからスポーツ、趣味、演芸の会
      にも参加はしていなかったが、今回のツアー案内に、旧遷喬(せんきょう)尋常小学校
      訪問が含まれていて、この様な機会にと思い参加した。
 
       所在地 岡山県真庭市久世 (出雲街道沿い、米子自動車道 久世ICの近く)
       喬遷尋常小学校として 開校  明治40年 (1907)
       小学校としての用途を変更   平成2年 (1990)
       真庭市立遷喬小学校として新築移転  平成2年 (1990)

       国指定重要文化財
       現在は資料室、文庫部屋として利用するほか、講堂、教員室なども一般に開放されて
       いる。
       校庭は駐車場とし、観光バスでの訪問も受け入れており、ボランテイアガイドが案内も
       してくれる。

       外観は昔の小学校というイメージとはほど遠く、明治洋風建築とかルネッサンス風
       といわれるとおり、シンメトリ-に、両手を広げたような姿は圧巻である。
       林業の盛んだった地だったそうで、杉、松、檜材をふんだんに使い、無節の柾板の
       贅沢な使われ方もしている。
 
       それにしても、山あいの小さな町に、これほどの小学校を建設するのは大変なことで
      あっただろう。
       教育に対する先人の意識の高さが偲ばれる。

       ツアーにはゆとりが十分に有って、案内の説明を聞くのはそこそこにしてスケッチを
      したが、帰宅後かなり修正をしなければならなかった。


湖北 夏   [566]

2013-10-03 21:42:52 | 淡彩スケッチ
      
            「湖北 夏」  油彩 F 10

  
           暑い日に、木陰の大きな石に腰を下ろして描いた。
           足元の水を気にしなくてもいいように靴も脱いで。
           今回掲載したものは、この時の水彩画を基にしたものである。