淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

苺 (イチゴ)

2010-01-31 14:51:28 | 淡彩スケッチ
       店頭でイチゴを見るたびに描いてみたいとは思っていたが
      難しそうで買うことはなかった。

       しかし、特売150円の値札についに買って帰ることになった。
      失敗しても、食べりゃ済むことと。

       イチゴだけでは絵にはなるまいと、横に並べてあった
      明るい緑のミカンっぽいものも。
      「スイーツ(Sweetie)」 イスラエル産とあった。
      100円ちよっとのものである。

       イチゴには粒々があって、夫々が微妙に光っている。
      どう表現するか、結局分らずじ仕舞である。
      いい匂いがずっとしていた。

                      サイズ F3  [078]

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メタセコイア の館

2010-01-29 19:50:49 | 淡彩スケッチ
      秋に紅葉し、散ったあとには種が垂れ下がっていて、風情がある。
     落ちた種で樹の下は薄っすらと赤茶色になっている。
     今ならその向こうの建物が透かして見える。
 
      園内を散策してきた人に聞くと、今咲いている花は蝋梅ぐらいだそうだ。
 
              神戸市立森林植物園にて  サイズ F3  [077]

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侘び助

2010-01-27 20:19:55 | 淡彩スケッチ
    

     手入れもしないのに毎年咲いてくれる。
    度々描くけれど、画風というのもおこがましいけれど、
    いつもこんな描き方になってしまう。
    羽目を外させない強さがあるのだろうか。
    そういえば、切り取ってガラスコップに差し込んでいても
    長持ちのする花である。

    

                              サイズ F3

     今日、CDとDVDをレンタルショップで借りてきた。
    先日うたた寝をしていたときに、ハットするような歌を
    ラジオから聴いた。
    歌の終わにアナウンサーからしっかりと「アキモトジュンコ」
    と聞いた。
    PCで開いたら、1947年生まれ、昨年、一昨年と紅白出場とある。
    自分もかなり遅れていると思いながら、ここ2~3年の生活を
    思い起してしまう。

     今この人のアルバム「セカンド・ストーリー」が流れている。

     もうひとつのDVDは「千と千尋の神隠し」である。
    先日見た男鹿和雄さんの絵がアニメの画面でどんな風に
    活躍しているのかを見たいのである。
 
    このあとの楽しみである。
                             [076]

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読書

2010-01-27 00:46:38 | 想い
 月に三度、区民センターのデッサン講座に参加していて、
予期していなかったことだけれど、別の面でメリットを受けている。

 このセンターには図書館も入っていて、最初の内は時間調整のために
立ち読みをするだけだったけれど、最近は講座に参加する都度1,2冊の
本を借出すようにし、次回までにほぼ読み終えて返却している。

 今日は津村節子の短編集を返し、片岡鶴太郎「鶴太郎絵日記」
久世光彦「冬の女たち-死のある風景」を借りてきた。

 本を買うとすれば1500円位はするだろうし、他の本を買うことはあっても
これらの本を購入することは無かっただろうと思う。

 借りて読むのは無料だからこんなに気安く持帰るのであるが、そのことが
読む楽しさを身近にしているのだ。
少し前までは、「読む」ということは、事業、仕事に役立てるのが目的で、
くそ面白くも無いものばかりであったから、面白いから読むというのは本当に
久しぶりである。

 今夜のデッサン講座でのテーマは「コップとタオル」。
硬いものと柔らかいものの対比を表現するトレーニングである。
いつもながらに難しい。

  


                              [075]

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男鹿和雄 展

2010-01-25 20:25:51 | 想い
 人から強く薦められていた「男鹿和雄展」へ行ってきた。

 「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」、「千と千尋の髪隠し」、「崖の上の
ポニョ」そして「もののけ姫」など多くのアニメの舞台となる背景画を作成する
だけでなく、そのいくつかの美術監督をも務めた人で、その作品展であった。

 実物を見るまではいわゆる大雑把な看板絵かと思っていたのだけれどそれは
大間違いでほとんどが10号くらいまでの用紙に描かれた、繊細で詩情あふれる
素晴らしい絵画であった。 

 眼前の対象を忠実に写し描くのではなく、かって見たもののスケッチや記憶、
そして湧きあがるイメージから物語に合わせて、自然や建物或いは戦場、空間、
室内を描きだす技は驚きであった。

 若い人達の観覧が多く、会場は熱かった。



 話は変るが、
 先日、ブログ「ひまわりのひとり言2」の中の[バフイオが咲きました]を見せて
もらっていて、その形の不思議さと鮮やかな色に目をひきつけられた。
 
 この蘭(?)についてはかすかな記憶があって、古いスケッチブックを繰ってみたら
1996年の3月に描いたものが出てきた。
14年前である。二人の子供はまだ学生だったし、妻も元気だった。
この花は当然のこと家に有ったものだろうが、仕事に追いまくられていて、絵筆を
ほとんど持つことも無かった頃に、どういう気持ちで描いたのか記憶にない。
 
 ブログの写真に比すべくもないが、懐かしさにつられて掲載することにした。
 


                                [074]

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有馬富士 遠望

2010-01-23 21:17:46 | 淡彩スケッチ
      三田のそれほど高くもないこの山が、
     有馬温泉から見えるのかどうかしらないけれど、
     有馬富士と呼ばれて親しまれている。
     特徴のある山容はあちこちから見えて、
     背景に入れてちょっと描いてみたくなる。

               サイズ F3    [073]

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観葉植物

2010-01-21 21:14:37 | デッサン
 年末に亡くなられた恩人のお悔やみに行って来た。
自分が、20代の終わり頃に初めてチーフとして手がけた仕事の
オーナーの夫人である。

 お元気で100歳を越されていた。
「早く独立しなさい。応援してあげる」と言ってくれていたご主人が
亡くなられた後も、跡を継がれたご子息たちの事業拠点の仕事を、
転職、独立した自分に幾度もさせて下さったのである。

 ここ3年ほど遠のいていて欠礼したお詫びの気持ちは重い。
いい人達にめぐり合えたとあらためて今ありがたく思う。
                              [072]

 
      最近のデッサン教室での作品である。
      葉と葉の明暗の差、
      一枚の葉の中での明暗の差  共に不足との指摘を講師より受けている。
      
      
      
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椎茸

2010-01-19 23:06:33 | 淡彩スケッチ
     加入しているグループの月報を受け取る為に、 
    観葉植物を育てる仕事をしている古い知人宅を
    月に一度お訪ねしている。

     この季節にはきまって椎茸をくれる。
    この日も直径14,5センチもある大きいものを10枚ほどを。

     その夜は鉄板で焼いて、そのアツアツをポン酢で食べる。

              サイズ F3   [ 071]
 
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最後の柿

2010-01-16 19:28:21 | 淡彩スケッチ
     スーパーにまだ柿が出ていた。
    もう終わりだろう。

     小学生の頃、遠足のオヤツに母が柔らかく熟した柿を持たせてくれた。
    早くから歯を悪くしていた母にとっては好物であったが、柿とはいえ、
    そう簡単には買えない暮らしは子供にも分かっていた。

     母に食べてもらおうと、柿に手を付けずに持ち帰ったけれど、
    それを見て、「食べてきたらええのに」とポツリ云っただけだった。

     浅知恵が親を悲しませたことを、今でも思い出す。

                  サイズ F3  [069]
        
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冬枯れの里山

2010-01-14 20:49:03 | 淡彩スケッチ
     成人式の日、この日も結構寒かった。
    訪ねて来ていた絵トモと、描いてもよし、描かずともよしの
    気分で車を走らせていた。
    昨夏、走り描きした雄岡山の近くを通って、今ならどんな感じ
    なのかとその場へ寄ってみたら、思いのほか面白そうで、
    結局この場で描くことにした。  (サイズ F3)

     いつもの様に後半は車内からの色付けとなった。
    仕上げは夜、自宅で。

     夏に描いた絵を出してきて眺めてみたが、今回いじくりまわして
    ゴテゴテと描いたものより、味がある。

    昨夏の絵 (サイズ SM)


                                [068]
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長尾 和 展

2010-01-12 21:53:21 | 淡彩スケッチ
 週末に『長尾 和 展』 を神戸ゆかりの美術館で観てきた。

 「風土、働く人々への賛歌」と副題が付けられていたが、生活に根ざした
人の姿が力強く、美しく描かれていた。

 或る作品にご自身のコメントが掲げられていて、それには
「夏の海水浴などの賑わいより、スケッチの旅は寒い季節を選んだ。
防寒服に身を包み、顔を少々覗かせて自然とかかわる人達に惹かれて・・・・」
と書かれていて、それらは、ポスターに掲載されている「渚の女たち(大毛島)」や
「潮を待つ(瀬戸内)」、「渚の人たち」に表れていた。

 現場主義を大事にされる人らしいスケッチも沢山出展されていて興味深かった。

 この人の作品をまとめて見ることが出来たのはのは、
昨秋の 旅する洋画家 『長尾 和 展』 素描・水彩・油彩~地中海・中国・瀬戸内~
(こうべまちづくり会館)に続くものであった。

 観終って、最寄の駅から六甲の山並みを鉛筆スケッチした。
       

                      サイズ F3 [067]

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ベゴニア

2010-01-10 20:32:50 | 油絵
    淡彩スケッチ同好会の1月例会に参加してベゴニアの絵を描いてきた。

    今日はいつも以上にモチーフに切花、アレンジメント、果物、野菜
   それから鉢物と沢山揃っていて、色紙サイズのものを4枚も描く人や、
   はがき絵も合わせて描く人も居た。

    会員の中には、日本水彩の会員も居るし、この会だけでは飽き足りずに
   所謂カルチャーセンター風のものや、プロの主催するグループ参加して
   腕を磨いている人もいる。
    しかし、多くはこの会が絵を描くことのきっかけとなり、続けることが
   出来ていると云う人達である。

    昨日ここで書いたことだけれども、シクラメンは10人ほどの人が
   買い上げの手を挙げてくれて、結局ジャンケンで決めていた。

                   サイズ F6    [066]

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シクラメン (2)

2010-01-09 22:24:33 | 淡彩スケッチ
     シクラメンを再び描いた。
    年末に手に入れて、前回は年賀状用に描いて、NO 059 に掲載をした。

     明日、仲間に入れてもらっている水彩画の同好会への参加を予定していて、
    その時にモチーフとして使ってもらおうと持って行くつもりである。
    その折、もし誰かが私の意向に賛同して、500円ででも買って
    くれるのなら、その金を会の運営費の足しに提供しようと思っている。

     そんな訳で、大げさだけれども、最後の夜と言うことで慌てて描いたのである。
    花は購入したときより、もっともっと華やかになってきている。
    独り占めはもったいないくらいである。

     この会は、出席したときだけ参加料として300円を受け入れることで、
    月に一度、日曜の午後、ターミナルの近くの貸室を借りて開催している。
    運営は、一年ごとの順番の二人組のお世話でなされている。
                          
                          サイズ SM [066]

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紅い花

2010-01-07 22:44:43 | 油絵
     油絵を描くのは5年ぶりだろうか。
    絵の具のキャップが固まって廻らぬものもあって、その都度
    マッチの火で焙って溶かさなければならなかった。
    2年ほど前には、もう描く事も有るまいと溶き油や小道具などを
    きっぱりと処分していたから少々不自由なこともあったけれど
    どうということも無く描き上げることができた。

     強い色を出せる気持ちの良さを思い出した。

            油絵 サイズ F8   [065]

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冬枯れの里東本庄 酒蔵

2010-01-05 19:57:35 | 淡彩スケッチ
 正月明けに三田へドライブしてきた。
絵仲間が、東本庄に格好のスケッチポイントが有るということを
聞き込んで来たからである。
 
 三田の奥、少し行けばもう篠山市という所であった。
付近は山沿いに民家が点々とするだけの穏やかな風景が続いていた。
家々の屋根の勾配は緩く、幾つもの棟を重ねる大きな屋敷は見事な造りである。

 車道をはづれたはるか先の山裾に建つ5、6軒の民家の中でひときわ目立つ
建物が見えて、あれに間違いなしと近づいていって正解であった。
その気で探さなければ見落とすような小さい表示版に安井酒造とあった。

 今は醸造には使っていそうにはないけれど、その分、往時をしのばせて
懐かしさを感じる味のある建物である。
遮るものの何にも無い田圃の畦に腰を据えて描いたが、天気は良くとも
じっとしているとやはり寒く、昼弁当を車内で食べた後は不自由ながら
そのままの席で彩色もした。

 終わって、店舗というより大きな田舎家の入り口土間で土産に「冬の妖精」と
名づけられたあまざけを土産に買った。
応対してくれた婦人は、当然とはいえ農家の主婦と言うより、旧家を守る
雰囲気の人だった。
               サイズ F3   [064]

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