淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

柿   [742]

2016-11-30 20:04:35 | 淡彩スケッチ
           
       
                「柿」  F6

              てっとり早く、手元にある柿を描いた。

           柿にまつわる母との思い出があって、このブログにも書いたことがある。
           店頭の柿をみても思い出す。
           描いていても思い出す。

           柿とは関係のないことだけれど、小学3年のころ、戦後3年目の時のこと。
           母の言いつけで、村の郵便局へ家の預金から100円を下ろしに行った。
           帰途、気になって袋の中の一円札を数えてみたら束には99枚しかない。
           何度数え直してみても一枚足りなかった。
           仕方なく、持っていた自分の小使いから1円を足して、そのまま母に渡しておいた。

           しばらくして母に呼ばれて、白状したら、ただひとこと「心配せんでもええのに」と
          言って、1円を返してくれた。

           この母は、大学への入学で、下宿先へ家を出るとき、「タダで遊んだらあかんで」と、
          こともなげに言ってくれた。

市街地公園の紅葉   [ 741 ]

2016-11-25 00:40:54 | 淡彩スケッチ
     
              公園の紅葉  水彩  F6

               油彩で紅葉の風景を描こうと思って、事前に仲間と近くの
            公園へ下見に行った。
             是非ここでと思うほどの眺めもないままに、適当な所に腰を下ろして一枚、
            水彩で描いて帰ってきた。
             少々厚着だったのが裏目で、なぜ木陰を選ばなかったかと悔やむほど、
            この日は好天だった。


農村歌舞伎舞台  (3) [740]

2016-11-22 00:51:43 | 淡彩スケッチ
         
             下谷上農村歌舞伎舞台 全景  F6

         
             下谷上農村歌舞伎舞台  上演時  F 6


         下谷上農村歌舞伎舞台 

         住んでいる北神にも、今も農村歌舞伎舞台が17棟も残っているそうであるが、その内の
        代表的なもの5棟を巡ろうと計画していたが、今回が3棟目となった。

         10月16日に上演のあることが分かっていたので、それに合わせて行ってきた。
         山裾にある天彦根神社の境内に建ち、隣には山田中学校があり、近辺は新興の住宅街
        でもあり、農村地帯の面影は全く無くなっている。

         狭い神社境内は開演前から多くの人が集まっていて、スケッチは人の背越しか、離れ
        た山裾高台からしかできなかったので、後日改めて出直して、全景のスケッチをした。

         この舞台のことについてはいろいろ調べて行ったけれど、現地の掲示板に書かれている
        ものがよくまとめられていた。


         掲示板より転記
         この舞台は、江戸時代末の天保11年(1840)に建てられた村芝居の舞台である。
         江戸時代には原則として農民が芝居を観たり演じたりすることは禁じられていたが、
        実際にはこのような歌舞伎舞台が各地に建てられ農民たちは歌舞伎を楽しんでいた。
         現存する舞台は、全国で2000棟、兵庫県下で約170棟ばかりある。

         この舞台の特色は次のような点にあり、全国屈指の歌舞伎舞台として国指定の重要
        有形民俗文化財に指定されている。

        1 江戸時代の建立で、舞台建築としては古いこと
        2 規模が雄大であること(間口12メートル、奥行8メートル)
        3 花道・太夫座・回り舞台・二重台・大迫(せ)り・ぶどう棚など多種の舞台機構を
          そなえていること
        4 花道の一部が回転して、反り橋が出る特殊機構があること(全国唯一)
        5 神社境内の付属建造物である長床(宮座行事の建物)の利用舞台としての典型で
          あること

        なお、この舞台は昭和52年(1977)1月に不審火で焼損したが、同54年
        (1979)9月に修復された。

                                      神戸市教育委員会


下津井(倉敷市)

2016-11-11 00:27:49 | 油絵
           
          
              「下津井」  油絵 8号
               老人クラブ 趣味の集い 出展作

           居住している団地の老人クラブに加入している。
         きっかけは、この団体の行うボランテイア活動に仲間入りしたかったためである。
         この会の中には趣味、手芸、文芸、カラオケ、輪投げ、グランドゴルフなどの
        サークルがあり、これらにも誘われて時間の許すときには顔出ししている。

         その他に、月一度の例会日には、セミナ―や、近隣クラブからのセミプロ級の芸達者
        の来演もあって、楽しみも多い。

         先日開催された、毎年近隣数クラブが集まってのグランドゴルフ大会には自分も参加
        して、結果は、参加54名中、7位の入賞であった。
         又、神戸市西区内の109のクラブにより組織化されている   神戸市西区老連の、
        第33回趣味の集いには、押し付けられて8号の油絵を出展した。(既出のもの)

         我々のクラブ会員は、幼馴染という間柄の者は皆無で、縁あって、たまたま同じ団地に
        住むようになっていて、リタイアした後の、これら男女シニアの新しい馴染が生まれて
        いるのである。
             

通りすがりに     [738]

2016-11-05 19:05:53 | 淡彩スケッチ
          
              水彩  サイズ  380×280

              通りがかった所で車を止めて描いたものの、そのまま仕上げもせずに。
            とっくに彼岸花のきせつは通り過ぎたというのに。