淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

志賀直哉 旧居

2009-09-30 21:15:14 | 淡彩スケッチ
昨夜、[006]で書いた志賀直哉の旧居のスケッチである。
大正14年、43歳のときに奈良、幸町の借家に引越ししてきて、昭和4年に
この地、高畑大道町に自身の設計でこの家を建てて移り住み、昭和13年、
56歳までに暗夜行路を書き上げて鎌倉へ転出したという。[007]

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奈良の町

2009-09-29 23:39:22 | 想い
 今日、所用を済ませて近鉄奈良駅まで戻ってきたのが丁度3時だった。
相変わらず、このまま帰るのでは惜しいとの思いで、目の前に現れた
循環バスに乗り込み、それから行先を考えて、高畑近くで降りることにした。
ここには志賀直哉旧居、白毫寺そして国宝の本堂に国宝の仏像を祭る
有名寺院がある。

 最初に志賀直哉旧居を訪れ、中はちょっと覗くだけにして、外部から
門のスケッチをした。周辺にはコーヒーをのんで休憩をしたくなる小粋な
店も点在し、平日なのに瀟洒な周辺家並みを楽しむグループも見受けられた。

 次に某有名寺院へ行った。
仏像を拝観してから境内での萩などを入れたスケッチをしようと思って
いたのだが、調子を狂わせてしまった。
 本堂に入ったが、札所めぐりの団体さん相手に、この寺の人がマイクを
使って長々と説明をしているのに出くわしたのにはまいった。
しかも、自分たちがお守りする信仰の対象を「作品」呼ばわりをしていた。
コーナーで売っている国宝仏像写真にも「ばら売り」、「品切れ」という
言葉遣いの添え書きをしている・・・・。ただの物売りかと思う。
情けない思いで外に出ると、訪問者が門のところまで来たものの、高額の
拝観料に、道中の散策だけで入門を諦めて引き返す人も居るのか、
「・・・・せっかく来られたのですから是非拝観されることをおすすめ
します」と書かれた看板が出ていた。見世物小屋の呼び込みでもあるまい
しと思う。
 沢山の人の訪れる寺だから、境内の洗面所のたたずまいにも、せめて
もう少しなんとかされてはと、ご婦人方を気の毒に思う。

 スケッチをする気も失せて、寺を後にしたが、思いがけず面白い風景に
出くわすことが出来て、そこで早速スケッチブックを広げることが出来た。

 2枚のスケッチを終えたとき、もう日も暮れていて白毫寺までは行け
なかった。

 3時間をかけて家の近くまで帰ってきたときに、暗がりを一歩一歩足を
引きずるようにして散歩をする年配の人を追い越した。
何処の誰かは知らなかったが、「こんばんは」と声を掛けたら、大きな声で
返事が返ってきた。
瞬間、お互いの心の通じる対話が成立した。 [006]


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街の一角

2009-09-29 22:08:06 | 淡彩スケッチ
バスターミナルへ出る手前で、前を見ると
一つの額のように見えて、急に描き留めたくなり、
バスを一台パスするつもりでスケッチをした。
ターミナルを走っているとか、止まっている車を
ちよっと描き入れておけばと、悔やんでいる。
           [005]
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神戸港風景 (1)

2009-09-27 22:30:19 | 淡彩スケッチ
神戸港風景(2)と同じく、ドッグの風景です。
このあたりは油絵の題材になることが多いようです。
スケッチブックを支える所がなく、立ったままの作図で、
ふらふらした線になってしまいました。 [004]


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茅葺民家 (北僧尾)

2009-09-27 22:04:27 | 淡彩スケッチ
神戸市北区淡河町北僧尾にある民家です。
棚田のスケッチに行った時に描いたものです。
ちょっと欲ばって、あれもこれもと一日で3枚のスケッチをしたので
かなり疲れました。[002]


この民家の近くに、北僧尾農村歌舞伎舞台の建物が残っています。
1777年の墨書が残っているそうで、この種の建物では日本最古のものだそうです。
神社の境内にあり、神事として使われる長床と奉納芸能の舞台と併用した形に
作られています。


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おわび

2009-09-27 21:49:41 | 想い
お詫び
 2009年 1月 18日にブログ「淡彩スケッチひとりあそび」を開設して
以来、86回に渡り私の雑文、スケッチにお目通しいただいた上に、
暖かいコメントを書込んでいただきましたことにお礼を申し上げます。
 しかしながら、不慣れとはいえこの間に種々の不具合が発生してまいり
ましたので、切り替えの為、勝手ではございますが、本日をもって従前の
掲載内容を一切消去いたします。
 このため、折角戴きましたコメントも残念ながらこのブログからは消滅
致しますことをお許し下さるようお願いいたします。
 今後はより心をこめたブログ作りを目指そうと考えておりますので、今
まで通りにお目通し下さるようお願いいたします。 [ 001]

                             satoyama