淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

大輪田橋 または おほわだはし [509]

2013-01-29 19:39:03 | 淡彩スケッチ
     
         「大輪田橋 または おほわだはし」  油彩 P10

      画題は「大輪田橋 または おほわだはし」にした。
      構図の上では船がメインになっているけれども、バックの橋が大輪田橋
     でなかったら、わざわざここで描く気にはなっていなかっただろうから。

      知人がお世話をする絵画グループの作品展を見に行って来た。
      帰途、駅前に通ずる商店街を歩いていて、通りに沿う木造の古びた市場が
     目についた。
      かっては何処にでもあったものである。
      奥を見通してもほんの数軒の明かりが見えるだけで、ほとんどの店がシャッター
     を降ろしたままであった。
      どうなっているのかと、奥へ入って行っても同じ事であった。
      震災の影響を受けて周辺は大きく改造されたし、大型店も出来ている。
      ここには駐車場も無い。
      あちこちで見られるパターンである。

      ひっそりと開けている店で、コロッケを2ヶ買って、ひと通りの無いのを
     よいことに立ち食いをした。


            目を通してくださりありがとうございました

            日記@BlogRanking

人物画   [508]

2013-01-26 18:48:52 | 淡彩スケッチ
      
            水彩画  F10

       人物を描くのに、身にまとう衣服の外形ばかりを追って、後になってから、
      中身の肉体がそうなっているはずが無いと云う事に気づく過ちをいまだに犯している。
       修正の効くデッサンの段階での、ネバリの重要性をコンコンとアドバイスシテくれて
      いた人が居たのに。

       今夜は神戸も寒い。


             目を通してくださりありがとうございました

             日記@BlogRanking

太山寺   [507]

2013-01-23 22:15:19 | 淡彩スケッチ
     
             三重塔  F2

     
             本堂   F6

     
             三重塔  F6

     訪れた日は追儺式の日だった。
     普段と違って人出の多いこの日は書き入れ時だろう思ったけれど、そうではなく
    この日だから入門料は無料だった。
     このお寺が好きなのは、こんなことにも表れている。
     車で15分くらいと云うこともあって、年に3,4度は門をくぐっている。
     散策とスケッチである。

     本堂は国宝で、兵庫県で4カ所の内の一つ。
     神戸市内では唯一のものである。
     13世紀末頃の再建。

     本堂の中を内陣(仏の空間)と外陣(人の空間)を厳密に隔てる典型的な密教仏堂の
    はしりであることや、その時代までの和様建設様式を基調としながらも、新しく入ってきた
    禅宗様式(東大寺南大門など)の特徴をも取り入れ、その後の主流となる折衷様式の
    初期の遺構であることが国宝とされる所以であるらしい。

     その時の鉛筆スケッチと数年前の水彩画と


         目を通してくださりありがとうございました

         日記@BlogRanking



南千里   [506]

2013-01-21 22:47:57 | 淡彩スケッチ
     
          芋と大根  サイズ  F4

     久しぶりに訪れたこの街は、所謂新興住宅団地であるが、歴史も古く街路樹にも風格を
    思わせるものが有る。
     車道の分離帯に植えられた低木の百日紅は、暑い盛りにその色どりで楽しませてくれるし、
    落葉する頃のイチョウの並木も見事である。

     今日は時間が有って少し歩いたが、その時目にした町名街区案内図を見て、街中を走る
    幹線道路に面白い名前の付いていることに気が付いた。
 
     風の子通り   けやき通り  こもれび通り
     ぎんなん通り  さくら通り  竹の子通り

     しかし、この団地のすぐ外側に生まれ住む知人に問うたら、覚えてられんと不興であった。
     そうかも知れん。


     風変わりな大根を「道の駅」で見つけて描いてみた。


           目を通してくださりありがとうございました

           日記@BlogRanking

清盛隊   [505]

2013-01-14 21:36:34 | 淡彩スケッチ
      
      透明水彩絵の具  サイズ F10


      

      

     清盛ゆかりの大輪田橋をバックにした船の絵を描いているが、どうもしっくり
    しないので、もう一度確認しようと現場へ行った。
     近くには、NHK大河ドラマに便乗して観光客を呼ぶための歴史館がある。
     その広場に、元旦の10時というのに、PRキャラバン隊の「清盛隊」が
    踊ったり唄ったりするショウに沢山の若い人達が集まっていて、華やいでいた。
     とび跳ねる7人のグループは夫々に平清盛とか平敦盛の役がついていたが、
    驚いたことに只ひとりの女性、GION役であったが、片腕を白布で首から吊って
    いながら跳び跳ねていたのである。
     けなげにと言いうか、役者根性というのか、責任感というのか。
     どんなきっかけでそうなったのかしらないが、その姿の異和感がかえって
    ユーモラスでもあった。
     1月14日が終幕だと言っていた。

     掲載の絵は、いつもの絵の集まりのものである。
    

          目を通してくださりありがとうございました

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あちこちぶらぶら(2)  [504]

2013-01-11 22:54:28 | 淡彩スケッチ
       
          「山裾の旧家」  サイズ F3

       毎月送付されてくる雑誌を読んでいたら面白いことが。

        ありがとうの反対はなんでしょうか。
        英語で「ノーサンキュー」と言ってはダメです。

        ありがとうの反対とは。
        それは「あたりまえ」だといわれます。
        ・・・・・・・・・・
        今あるものに「あたりまえ」と思うか「ありがとう」と思うか、
        これは大きな違いです。


       これならよく分かると思った。
       俺には何が足りないのか。
 

             目を通してくださりありがとうございました

             日記@BlogRanking

あちこち ぶらぶら [503]

2013-01-08 23:08:58 | 淡彩スケッチ
      
          途中で出会った茅葺民家  サイズ F4

      
          途中で立ち寄った六條八幡神社  サイズ B5

       この正月は近くの田舎道をあちこち歩き回った。
       油絵で、30か50号位のキャンバスに風景画を描きたくて、その為のロケハン気取り
      だったのである。
       民家や社寺それに冬枯れの山野など、面白そうな風景があちこちに現れ、何枚か
      立ちスケッチもした。

       1軒の茅葺民家前では、気づかれた家の方から、マアマア寒かろうと椅子まで持ち
      出して来て下さるご厚意を受けることもあり、暖かくなれば改めて出直して来て
      描かせて頂く事の了解も頂けた。
  
       夜に読んだ 芥川喜好著「時の余白に」は評判通りのものであった。


           目を通してくださりありがとうございました

           日記@BlogRanking