淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

里    [529]

2013-04-27 00:11:29 | 淡彩スケッチ
       
            「里」  油絵  P30号


       

         書店で立ち読みしていた時に、なんとなく手にした川柳の本の、見開いたページに
        出でいた一句。  (川柳でも句と云うのかどうか知らないけれど)

         日帰りで 行ってみたいな 天国へ  (70歳 女性)

         元ギャルが、もう既にあっちこっちに行ってしまったので、目新しい穴場を探して
        いるのだろうか。
         それとも、まだ浮世に未練があるから、いずれは行けるであろう天国に、まだどっぷり
        と浸かりたくはにけれど、ちょっと覗いてみたいのであろうか。
         幸せそうなご婦人を思って、ニッコリしてしまった。

         油絵 P30号
         小高い山の中腹、禅寺の前から。
         並べて掲載のものは、事前鉛筆スケッチのもの(再掲)

              目を通してくださりありがとうございました

              日記@BlogRanking
               ブログランキング 投票窓口

伊吹山の町   [528]

2013-04-23 20:44:01 | 淡彩スケッチ
         
            おにゆり  ハガキ

         >
            「伊吹山の町」  油絵  P10

 
          届いた絵ハガキを見て最初ははてなと戸惑った。
          最近俳句を始められたという恩師が、2年前にプレゼントしていた私の絵ハガキに
         新作を載せて送ってくれたのものであった。
          歩行が不自由になっておられたので、その上での挑戦なのであろう。
          早速、出来あがったばかりの伊吹山を描いた油絵をハガキにプリントして礼状に使った。

          2月の末に、伊吹山をスケッチした4枚の内から一枚を選んで10号サイズの油絵とした。
          夕日を浴びて輝く雪の伊吹山を目の前にして、感動しながら描いた水彩スケッチの味を、
         家でチマチマ描く油絵では出せなかった。



             目を通してくださりありがとうございました

             日記@BlogRanking
             ランキング投票入口

春の花    [527]

2013-04-16 01:25:04 | 淡彩スケッチ
      
           水彩  F6


      
        この時期に、三宮、元町へ行くことが有れば、覗いて下さい。

      夜の水彩画教室で、久しぶりに描いて来た。
      いかにも春の花らしい、軽やかな、淡い色合いのものであった。
      ここしばらく、知人への手助けをすることが有って、折角のスケッチシーズン到来なのに、
     家にこもる日が続いていたので、気持ちの華やぐひと時であった。
      別掲のとおり、参加グループの作品展が、この連休中に開催予定なので、この方の出展準備も
     重なって、生活のリズムが少々狂っているが、気持ちの上では充実している。

電話相談       [526]

2013-04-10 20:59:17 | 淡彩スケッチ
      
        地下鉄 プラットホーム風景

      
       夕暮れの散歩スケッチ

      
       夕暮れの散歩スケッチ (2)
     
     この前 (3月27日) に書いた、地下鉄プラットホーム円柱に貼られていたメッセージの別バージョンである。

    『 ああ今日は何曜日やったっけウッソまだ今週こんなあんの? うわー会社行くんめちゃ嫌やな
      部長に昇進したんはええんやけど その分急に仕事の量が増えてなんぼやっても片付かへんし 
      家に帰んのが遅いからなんか嫁とすぐケンカになるし
      小学校に上がった子供は遊び疲れて寝顔しか見れんし
      住宅ローンもあるし節約せなあかんのやけどそりゃしんどいわ
      飲まなやってられんて話しやでホンマ!
      そない言うたら有給休暇ぎょうさん残っとるから今度家族旅行に行こうかな

       というAさん(35才会社員)がストレスが原因で精神的不調をきたす確率は
       約80%と考えられます 』

     若い娘さんふたりが、立ち止まって読んでいたが、読み終わるなり顔を合わせて笑っていた。
     カメラを向けている人も居た。

     よく見ると
           神戸市こころの健康センター
         (自殺予防とこころの健康電話相談)
           078-371-1855 
     とあった。
     なるほど、そういうことかと合点がいった。
  

木蓮   [525]

2013-04-06 22:19:38 | 淡彩スケッチ
      
            木蓮  水彩、鉛筆   F6

        生まれ育った村の豪邸に大きな木蓮と木犀の樹が育っていて、子供の頃から
       これらの樹に憧れのような気持ちをいだいていた。
        まるで、裕福な家のステータスかのように。
        小学生の頃に、縁日の植木市で木犀の苗木を買って帰り、親に隠れるようにして
       植えたけれど育ちはしなかった。

        バス停留書所の向かいの屋敷の木蓮が、この時期になると、大振りの花を見事に
       咲かせて楽しませてくれる。
        重みを感じさせる肉厚の花弁は、表側は濃い紫色なのに、内側は、表の色を透しも
       せずに純白なのである。

        昨日、朝のバス待ちの時に急に描きたくなって、帰宅する時に、断りを入れて、
       花の三つ付く小枝を貰って帰り描いた。
        盛りを過ぎていて、内側の白に色が混ざって来ていた。