淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

吉備 備中国分寺五重塔

2010-03-30 17:51:30 | 淡彩スケッチ
        脇道にそれた農道のような所で描いたが、すぐ横に記念碑のような
       小さな石のモニュメントが有った。
       圃場整備か何かの事業の記念碑かと思ったが、「平山郁夫画伯 平成3年9月
       取材場所 ④」とあった。
        この場所でかと、感慨深かったが、9月なら今日のように寒くはなかった
       だろうとも思った。
        近くの店に、うどんや汁粉で体を温めに入っては2時間ほど描き続けた。
       づっと行きたいと思っていたところだったので、絵はそこそこにして、
       貰った周辺地図を頼りに2時間近く周辺を歩きまわってきた。

        帰りの電車で、小学生3,4年生風の女の子と、いわゆるおばちゃん風の
       お母さん親子と対面して座った。
       私と同じように、遠出をしての帰りのようだった。
        
        しばらくして2人は、手作り風の昼の食残し弁当を広げ出した。
       何のてらいも無かった。
       お母さんは、しっかりと目線を娘におろして、きっちりと話をしていた。
       きっちりと聞いてやっていた。
       そのあいだじゅう、完全に話の中に入り切っていた。

        私にはこれが決定的に出来ていなかった。

                   サイズ F3  [108]

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王子動物園

2010-03-28 20:35:40 | 淡彩スケッチ
        今年の初め、「兵庫百景を描く会」の作品展を見せてもらったことがある。
       楽しそうな絵が揃っていたので、受付をされていた会員さんのお話を伺っている間に、
       どうだ、一緒に出かけて描かないかと誘ってくれた。

        この絵は、この会の「桜の動物園」のスケッチに参加した時のものである。
       残念ながら前夜からの雨は、午前中に止むとの予報に反し、却って寒さが増す
       ことになって、庇の下などで頑張ったが、やむなく3時間で中止、解散となった。
       春休みなのに入園者も少なく、回転展望台、メリーゴーランドなどの遊具も
       稼動していなかった。
                 サイズ F3     [107]


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平城遷都1300年祭

2010-03-26 22:19:46 | 淡彩スケッチ
        奈良駅周辺やその地の乗り物の中で「平城遷都1300年」という文字を
       よく目にする。4月23日より、会場 平城宮跡とある。
       近鉄電車が西大寺駅を過ぎた頃から両側に会場となる宮跡が広がる。
       普段はだだっ広い敷地の中に、人影はあまり見えなかったのに、今日の車窓
       からは朱雀門や仮設らしい建物などの周囲に車や人の動きが目立っていた。

        奈良駅周囲の道路は、ビジネスや生活の為の車だけで恒常的に渋滞して
       いるのに、これからはどうなるのだろうか。

        掲載の絵は、同好会に参加してのものである。
       前にも書いたが、参加費300円の会で、当番制で二人の方が一年間
       お世話をしてくださっている。
       月1回、日曜の午後に5千円近い使用料で部屋を借りている。
       バラやユリ等の高価なお花は買えないので、参加者が手に入れることの
       出来たモチーフを持ち寄ることにしている。
 
             サイズ F6    [106]

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パン と 飲物

2010-03-24 20:31:36 | デッサン
        区民センターデッサン講座(夜間の部)を受け始めて
       早や1年(2期分)になる。
       こんなことをもっと早くから知っておればなあと思う基礎知識も
       沢山仕入れることが出来た。
       なにより、刺激を受けて、物事に集中できる時間をもてたことが大きかった。
       少しはボケ進行緩和にもなっただろう。

               サイズ F6  1.5時間    [105]


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ラッパスイセン

2010-03-22 20:18:15 | 淡彩スケッチ
        華やかな花である。
       これも水仙かと思う。
       喇叭水仙と書くとなおのこと水仙のイメージから離れてしまう。
       貰って帰って、4、5本の水仙を背の高いガラスコップに差し込んでおいたら、
       部屋中を明るくしてくれている。

                      サイズ F3    [ 104 ]


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湊川神社 表門

2010-03-20 21:58:43 | 淡彩スケッチ
      高速神戸駅から地上への出口のひとつを登ると湊川神社の表門の前へ出る。
     先日ここで、同年輩の5,6人のグループがスケッチをされているのに出会い、
     見せてもらったり、話を聞いている間に、こっちもつられてちょっと描いてみた。
      この近くには、神社境内をはじめ、神戸地方裁判所、大倉山中央体育館、
     文化ホールなど、スケッチしたい風景は沢山ある。
                     サイズ F3    [103]


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春蘭

2010-03-18 22:59:55 | 淡彩スケッチ
                  サイズ SM  鉛筆、透明水彩絵の具

          洋ランよりこの花だ好きだ。
         この地に移って来たときは、裏の里山にも沢山自生していた。
         ひと株掘り起こして持ち帰ってから30年近くになる。
         少しづつ横に広がり、鉢植えにして人さんにあげたりしながら、
         今に続いている。

          

                  サイズ F3  マッキー極細 透明水彩絵の具 

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椿

2010-03-17 20:40:24 | 淡彩スケッチ
      訪ねた先で、手の空くのを待っている間に飾られているものを描いた。

      椿は好きな花である。
     開花期間が長いし、その時期もまちまちである。
     色も色々、形も大きさもいろいろである。
     そしてなによりも、その散り方が様々である。

                   サイズ F3 [101]

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100 号

2010-03-15 21:24:11 | 想い
 南木佳士さん(作家・内科医)のエッセイを朝刊で読んだ。
子供の頃、祖母が話して聞かせてくれていた話を、まともに聞き残して置かなかった
愚かさを反省するが、すべてはもう遅いと、清水哲男の言葉「おしなべて本質的に
鋭いものの照り返す光は鈍いのである」を引き合いに出して語っている。
 このエッセイを、もう後悔している時間の余裕はないと結んでいる。


 今日、日頃からお世話になっている人の処へ行った。
ご夫婦そろって、温かく迎えてくれて、帰るとき、収穫したばかりの
分葱と釘煮ひとパックをくれた。
湯がいて味噌で和えて食べたら飛び切り美味かった。
釘煮は軟らかく、熱い飯にかき混ぜて食べても、ご飯の硬さに馴染んでいて
何の違和感も無いほどであった。
 うれしい事である。

 今夜はまだ早い。
まだまだいっぱいやりたいことが出来る。

 今日のブログが100号である。 
                             [100]

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高野卯港 展

2010-03-14 22:08:46 | 淡彩スケッチ
   先日、画文帖「夢の道」出版記念 河野卯港展 を観るために、北野(異人館街)へ
  向うハンター坂の途中にあるギャラリー島田へ行った。

   神戸にも縁が深く、個展を何度か開いていたそうだが、2008年、59歳で慢性
  白血病で亡くなっている。
  今回は画集を発行したこの画廊での出版記念展であった。

   この本のページを開いた真っ先のところに本人の写真とともに画人のひと言が掲げ
  られている。
    「ぼくの使命は、この世にヒューマンな人々に、弱いながらの愛を
     もとめて生きる人間を描くためにある。
     現代に生きる哀しみの人々を歌うことである。
     その使命を終えて、あの世に行くだけの人生で、神がどれだけ生かして
     くれるかだ。」

   画廊に入ってしばらくするとどの絵からも語りかけてくるものを感じた。
  寂しい人間に注ぐ、同じレベルの悲しい人間の目である。
  なるほど、この個展を伝える新聞の書き出し「弱い人間への共感描く」とはこのことか。

   この人は、中央画壇にあがれることもなく、目だった受賞も無く旅立った。
  画面を横切る原色の赤、黄、青のなんと冷たいことか。

   自分には割高な画集だったけれど、迷わず手に入れて外に出た。

   ハンター坂を三宮へ下るときに、一枚スケッチをした。
  下り坂は難しい。

             

     
                    サイズ F3   [099]

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金魚草 と ストック

2010-03-12 19:19:42 | 淡彩スケッチ
              合わせて240円の花が、けなげにやさしく語りかけてくれる。
              寒い一日。
                      サイズ F3    [098]

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二月堂へ

2010-03-10 18:59:12 | 淡彩スケッチ
                 ゆるい登りの階段両側の黄土色の壁面はお水取り期間の
                参拝者用の竹で組んだ防護柵である

       奈良へ行ったのはこの八日(ようか)。
       寒波の訪れの一日前であったが、やはり寒かった。 
       用事を済ませて奈良駅まで戻ってきたときは1時だった。
       昼飯でも食べようかと誘われたけれど、断りを入れて
       ひとり東大寺へ向った。

        大仏殿は素通りし、二月堂へ廻った。
       お水取りの修二会に入っているので、お参りの人達
       だけでなく、お寺の関係者の動きも目に付いた。
       行事は夜に入ってからだけれど、多くのカメラマンが、
       早くも場所取りのための準備に入っているようだった。

        お参りをすませて隣の法華堂(三月堂)へも行った。
       日光・月光両菩薩を拝観するのは10年振りくらいだろう。
       ほんとうに懐かしい。
       この10年、いろいろと有ったなあと思う。

                    サイズ F3  [097]

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綾部山梅林

2010-03-08 22:49:43 | 水彩画
       室津港の近く、綾部山梅林へ行って来た。
      梅林なら平坦かと思い込んでいたのは間違いで、綾部山の通り山であった。
      スケッチのポイントを探して、梅林を巡りながら上へ上へと登って行き、
      結局は中ほど迄戻って描くことになった。

       汗びっしょりのヘロヘロとなったが、「ひと目2万本、海の見える梅林」の
      宣伝に嘘はなかった。

       どのコーナーにも望遠レンズを装填したカメラマンは多かった。

                 サイズ F6     [096]
 
        園内遠望
      

        絵を描いた場所
      

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1500円の デッサン

2010-03-07 00:38:56 | デッサン
      1500円の参加費(学生は無料)で描いてきたデッサンである。
     月に一度、半日、参加した者にめいめいが勝手に描けるように
     してくれている。今回が2度目である。

      やはり人物デッサンは難しい。
     バランスの取れていない処があちこちに出て、未熟さを思い知る。

      うまい人はいっぱい居て、その作品を目の当たりにして刺激を
     受けることが出来る。いい機会である。
                          [095]

 
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新開地交差点

2010-03-05 20:11:02 | デッサン
       確定申告書を提出する為に兵庫税務署へ行ってきた。
      新開地交差点から3分ほどの水木通である。なんともきれいな町名である。
      計算ソフトをダウンロードして、提出書まで打出してあったから、
      あっけなく用件は済み、次の予定まで余裕が出来たので街路のスケッチをした。
       終わって片付けようかとしたら、驚いたことにハトに取り囲まれていた。
                サイズ F3    [094]

          

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