淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

浮見堂(奈良公園)

2014-05-30 23:39:14 | 淡彩スケッチ
     
          「浮見堂」  F6

      先生もご一緒されるので、奈良へスケッチに行きませんかというお誘いを
     受けて行って来た。
      近鉄奈良駅に集合したのは20人ほど。
      あちこちで指導されている先生だから、自分には初対面の人達ばかりで
     あった。
      
      行った先は、春日大社の近く浮御堂の見える鷺池の畔であった。
      眺めがいいからか、客を乗せた人力車も次々と来た。
      結婚式の前撮りの一行も来た。
      相変わらず外人さんも多かった。
      他人(ひと)さんのブログで見たが、目を離したすきに、スケッチしている用紙を
     かぶられたという草食動物の鹿も寄って来た。
      撮影の課外実習で来たという何処かの短大生グループが、一時我られを狙い撃ち
     するかの様にカメラをむけてもいた。
      京都から遠足で来たという小学生のひとりが、暫らく後ろで黙って見ていたが、
     立ち去る時に「ありがとうございました」と声をかけて行った。

 
      描き終って、誰かの提案で、近くの奈良ホテルでお茶でも飲んで帰ろうと
     いうことなったが、ホテルの人達は、場違いの格好の我々を、快く迎えてくれて、
     お陰で見晴らしの良いラウンジで美味しいコーヒーを飲むことができた。
      こんな事でもなければ、覗くことも出来ないホテルであった。

グランドゴルフ    [625]

2014-05-25 17:21:16 | 淡彩スケッチ
      
          「お面」  油彩 F10

        お絵描きの会で描いてきた。
        気楽にのびのびと描けた。出来栄えには関係なく。

      誘われて、地区の老人会の人達で運営されているグランドゴルフの会にレビュウーしてきた。
      経験も無ければ、ルールも知らない自分に、用具まで用意してくれていて、いきなりプレイさせて
     くれる歓待であった。

      ただ一度の顔出しでは失礼で有ろうと、次の開催日にも参加したが、だんだんと面白くなってきて、
     これからも時間の取れる日には参加しようかと思っている。

      ゴルフのスタートホールのテイ―グラウンドに立った時の感動には程遠いものであるけれど、短い
     時間の中で、適度の運動や人との出会いのあるのは貴重なものだと思う。


武家のみやこ 鎌倉の仏像展

2014-05-19 07:35:23 | 淡彩スケッチ
       サブタイトルの「迫真とエキゾチシズム」を付けて、武家の都・鎌倉に花咲いた
      仏教彫刻の数々を展観する仏像展を見てきた。(奈良国立博物館)
  
       「迫真」というのは、鎌倉時代の初め、奈良の地に、康慶・運慶・快慶ら慶派仏師の
      手によって生まれた新しい仏像様式が、鎌倉幕府の要人たちに好まれ、登用されることで、
      ますますその様式の特徴が際立っていくその様子を言い表していた。

       また「エキゾチシズム」とは、その時代、鎌倉の地に最先端の禅宗文化が花開き、
      日宗間の貿易や、中国僧の渡来を通じてもたらされた宗代の仏像や仏画の模倣などにより、
      在来の仏像様式が受けた影響を表現していた。

       異国的風貌の伽藍神像
       土文
       浄妙寺・阿弥陀如来座像のシャープな彫り
       北條時頼座像・上杉重房座像 の革新的リアリズム
       明岩正因座像 頂相彫刻の超写実

      などなど見るものは多く、観終わってから、高畑に廻って、志賀直哉旧居や白豪寺
      あたりでスケッチをするつもりだったけれど、もうその体力は残っておらず、博物館前
      での簡単なものしか描けなかった。

        
           観音菩薩座像 浄光明寺蔵 重要文化財
           なで肩、右に傾けた顔、なまめいた表情、高く装飾的なもとどりは宗風の
          極地を示す。

        
           水月観音菩薩遊戯座像 東慶寺蔵
           彫刻でありながら絵画から抜け出た様な姿の像で、遊戯坐像の代表作と
          云われている。
           整った顔、優美な姿。水に映る月を見ている様子を表しているとか。

           

        
              博物館前   サイズ サムホール

        
              博物館前   サイズ F2






















神戸・元町 風景  [623]

2014-05-13 00:02:24 | 淡彩スケッチ
        連休明けの8日からのグループ展は、いよいよ明日までとなった。
        元町商店街に位置する会館だから、友人、知人だけでなく、主要日刊紙に
       出ていたからとか、買い物の途中、玄関の立て看板を見て入って来たと云われる
       人たちも多く、有難いことであった。

        飾りつけや、受付け当番などで出向いた都度、折角の機会だからと、その行き
       帰りに何枚か周辺を早描きをした。

                                  
           絵画作品展会場 神戸街づくり会館 周辺
 
           
           会場最寄駅 JR元町駅 駅前交番 
 
           
           元町商店街からの露地 
 
                  
           南京町東側ゲート

           
           南京町内の飲食店街

         サイズは全て サムホール

大山・御机  スケッチ   [622]

2014-05-06 18:45:12 | 淡彩スケッチ
     
             F3

     
             F6

     
             F6

     
             F6

         大山へは前にも描きに行ったことがある。
         もう昔と云ってもいいほどの、20年も前のことだけれど。
         業界の懇親会で、初日は蒜山(ひるぜん)高原の観光のあと、夜は近くの温泉旅館で
        宴会をして、翌日はゴルフコンペと云う時に、バスの車窓から見ていた大山の姿をもう一度
        近くで見たくて、ゴルフには参加しないで一人で描きに行ったことがあった。
         ブナの原生林の紅葉は格別であった。

         参加している絵画グループの人達と、連休前にバスをチャーターして、大山(標高1729m)の
        中腹にある御机へスケッチに行ってきた。
         大山周遊道路の道沿い、小集落の外れに立つ茅葺小屋の、大山を背にして立つ姿の
        面白さは、スケッチや撮影をする者の間では評判になっていて、写真集やHPでもよく
        目にするほどのものである。
         売店があるわけでもなく、看板の一つも立っていないが、ある種のメッカのような所である。

         神戸から3時間、バスを停めたその場が、どこもかしこもスケッチのベストポジション
        であった。
         夫々が、まるで憑かれたかのように、場所を変え、角度を変えて何枚も描いていた。
         初夏の快晴の空をバックに大山は美しかった。

牛窓   [621]

2014-05-02 22:08:31 | 淡彩スケッチ
     
        牛窓  F30

      先月の末に、今年2度目の牛窓へ行ってきた。
      前回は、青春キップを利用してのものだったけれど、今回は30号の油絵キャンバスの他に、
     重い絵具箱やイーゼルも必要だったので車を使った。
      走行、約2時間半。

      前回のスケッチや写真からキャンバスに起して、6割程進んだ段階で確認と修正を
     したかったのである。
      いざ描き始めてみると、手直しがいっぱい出てきたが、これはもうしかたのないことであった。

      描き始めると同時に、近くのホテルに一泊して写生に来ている大阪からのグループも
     やってきたが、危ない所で望みの場所を先占めされるところであった。