淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

ケイトウ [187]

2010-08-31 19:27:43 | 淡彩スケッチ
                暑い中、高知中村市から遊びに来ていた娘の同級生とその連れが家に2泊した。
                客の希望で、その一日を三田のアウトレットモールへ娘夫婦が案内し、
               色々と楽しんできたと、その話の賑やかなこと。
                日曜の夜11時に出る夜行バスで6,7時間かけて帰って行ったが、
               到着したその朝から職場に出るそうな。
                あの元気は、自分にも有ったものである。

                道の駅で、鉄砲ユリ、夏菊やトルコキキョウなどに押しやられて隅の方の
               バケツに入れられていたケイトウを持ち帰り、冷房の効いた部屋で描いた。     
                                   サイズ F4

                やっと庭の秋明菊が一輪開いた。
 
                


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金子みすゞ   [186]

2010-08-29 18:34:53 | 淡彩スケッチ
               蝉のおべべ
                母さま、
                裏の方のかげに、
                蝉のおべべが
                ありました。
                蝉の暑くて
                脱いだのよ、
                脱いで、忘れて
                行ったのよ。
                晩になったら
                さむかろに、
                どこへ届けて
                やりましょか。

               曼珠紗華
                地面(ちべた)のしたに
                棲むひとが、
                線香(せんこ)花火を
                たきました。
                あかい
                あかい
                曼珠紗華(ひがんばな)。
                                 金子みすゞ

             最近、図書館で
            「金子みすゞ 生誕100年」 矢崎節夫 監修 別冊太陽 を借りて読んだ。

             今までの自分には縁の無かったものだったけれど、ついのめりこんでしまって、
            一気に読み続けてしまった。

             みすゞの詩集を手に入れて、手元に置きたいと思う。


             湖北・海津
             遠くに見えるのは竹生島である

             
                             サイズ F3

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太山寺三重塔   [185]

2010-08-27 18:00:00 | 水彩画
                足を気遣わずともよくなると、もう外へ出たくなって太山寺へ行った。
               ここは、住まいに近い、車を止めるところがある、拝観料が安い、
               観光化していなくて人が少ない、水がある。便所もある、木陰もある。
               そしてなにより第一級の古建築がある。

                そう云えば、グループで絵を描きに行くときの必須条件が全て揃って
               いるのである。急に雨が降ってきても、続けて描ける庇もあちこちにある。

                2時間ほど居て、3人のひとにしか会わなかった。
               木蔭を流れる風は涼しく、受付の女性は丁寧に対応してくれた。
                        サイズ F6

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読書  [184]

2010-08-25 21:32:56 | 想い
                 足のトラブルから外出を控えていたら、たちまち体調がおかしくなった。
               
                 その間、書棚から取り出して『つげ義春とぼく』 つげ義春著 (新潮文庫)
                『そうか、もう君はいないのか』 城山三郎 (新潮文庫)を読んだ。

                 前者の中の「夢日記」にはどこまでが真ともで、どこまでが夢なのか、
                惹きこまれている内に分からなくなる不思議を味わった。
                「旅の絵本」に掲載されている鄙びた温泉宿の絵からは、独特の描き味の
                すごさを堪能した。

                 後者にはいろいろ思い当たる個所もあって、改めて辛い思いをしたが、
                忘れてはいかんことの念押しにもなった。

                 最近ハイビスカスを描いたが、珍しく3輪が大きく開花したので、
                もう一度描いてみる気になった。
                                サイズ F6


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人物デッサン   [183]

2010-08-23 20:00:21 | デッサン
                今月の「1500円デッサン」会では和服の人を描くことが出来た。
                このモデルさんとは、此処で今までに何度かご一緒させてもらっていた。
                絵を描く側の人として。
                きれいな人とは思っていたが、一般の参加者としか思っていなかった。
                今回、時間がきて控え室から着物を来て出てきたのを見て驚いた。
                モデルさんででもあったらしい。

                着物姿は余計に難しい。
                とにかく襞というか皺がいっぱいあるし、体の線の出かたが
               洋服と微妙に違う。

                頭をすり減らした分、トレーニングにはなっただろう。
                               サイズ F10


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椿の実  [182]

2010-08-21 20:59:35 | 淡彩スケッチ
                こんなに大きな実のなる椿は木も花も大きいのだろう。
                
                人物デッサンの会に参加するために街中へ出た。
                相変わらず暑かったけれど、車中は若い人やお母さんと一緒のこども達で
               華やいでいた。
                熱中症で人知れず亡くなった人のことを伝える記事が、その部屋の
               クーラーの有無に触れるくだりを読むのはつらい。

                        サイズ  F3
     


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イチジク と 桃  [181]

2010-08-19 18:21:33 | 想い
               デッサン講座で描いたもの。
               桃が桃になってっくれなかった。
                           サイズ F6

               忘れることと忘れぬことのいったいどちらが
              大切なのだろうかと・・・・・

               生まれついて体の丈夫な人と弱い人がいるように、
              きっと愛情の量もまちまちなのだろう

                 最近読み終えた本の中に出てきたフレーズである。

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ハイビスカス  [180]

2010-08-17 22:07:56 | 淡彩スケッチ
               この花を買ったのは6月の上旬であった。
               受講しているデッサン講座の課題が「鉢植え」であった時に、
              店先で300円ほどで手に入れたのである。
               しかし、購入したときには大きく開いていたのに、描こうと
              する時には花は早や萎れていて残念ながら使えなかった。
               その後、庭の木蔭に置いておいたら今もなお次から次へと花を
              咲かせてくれている。
             
               ここしばらく外出を控えていたら、とうとうブログ掲載のネタも
              底をついてきて、家の中に持ち込んで描いてみた。
                             サイズ  F3

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ひまわり  [179]

2010-08-15 19:58:44 | 淡彩スケッチ
            月にやっと二日の休みしか取れなかったときは、見向きもしなかった所へも、
           幸いなことに行けるようになった。
            暑い中、軽四をあやしながらはるばる訪れたところは想像を超えたスケールであった。
            何をどう描くというものではなかった。
            ただただ黄色一色であった。

            それにしても、これほどの花にどれほどの生産性があるのだろうか。
            油に姿を変えるのだろうか。   サイズ F3

             
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鉛筆デッサン  [178]

2010-08-13 20:54:48 | デッサン
             デッサン講座で描いたものである。
             モデルさんだから我々と口をきくわけではない。
            しかし、位置につくとき、解くとき、部屋への出入り、
            そんな時のちょっとした仕草、表情で、その人の
            ひととなりが分かるように思える。
            少なくとも、それでその人の人柄を読もうとする。
             見られる仕事はむつかしそうだ。  
                              サイズ F8

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湖北・海津  [177]

2010-08-10 23:51:18 | 水彩画
          暑くても、水辺はやはり涼しい。
          この春、近江八幡、木之本へ描きに行ったけれども、琵琶湖には描きたくなる
         風景がいっぱい有る。
          マキノ駅から5キロほどらしいが、在原集落へも是非行きたいと思う。             
                     サイズ  F3

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太山寺 三重塔  [176]

2010-08-06 18:52:10 | 淡彩スケッチ
         この日も暑かった。
         強い日差しの午後は人の訪れも少なく、あくまで境内は明るく静かであった。
         咲いている花は、小さな池の睡蓮と白い芙蓉だけであった。             サイズ F3
         
         

         
 

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終わらざる夏  [175]

2010-08-04 20:20:44 | 淡彩スケッチ
         グラジオラス。この花を入念に自分は描けない。
         おおざっぱにしか描けない。
         荒っぽい絵だからノンビリゆっくりとは描けない。
         鼻歌交じりに楽しく描いている。   サイズ F4
 




         木陰を歩いていて、秋の訪れかと思わせるものが目に着いたので持ち帰って来た。
         今、「終わらざる夏」 (浅田次郎)を読んでいる。
         上、下巻合わせて925ページの小説だから、読み終える自信が無くて、取りあえず
        上巻のみを手に入れたのだけれど、惹きつけられて今は下巻に入っている。
         時々訪問するブログ「ブレンド日記」での薦めに乗ったのである。
         他の本の読書感、読書評の時とは違う熱の入ったお勧めであった。
         今はもうあちこちの新聞の書評欄ででも取り上げられていて、一定の評価を受けて
        いるけれども、その前だったのである。
         このブログの書き手は、読書人としてもレベルの高い人だと思う。


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奈良県庁 展望室  [174]

2010-08-02 18:20:35 | 淡彩スケッチ
      勉強会を終え、近鉄奈良駅まで戻ってきたがまだ一時過ぎ。
      と言っても、この暑さでは街歩きなどとてもとても。
      そういうことで、人から聞いていた奈良県庁屋上展望室へ行ってきた。
      6階建ての主棟の屋上にエレベーターで上がってみたら、そこは屋上広場に
     なっていて、周辺素晴らしい眺めであった。
      係の女性の勧めで、その塔屋3階の回廊にも出てみると、これまた声を上げて
     しまうような見晴らしであった。
      松の木立からそそり立つ東大寺大仏殿、少し離れて二月堂、若草山。
      目を転じれば興福寺五重塔。
      流れる風も涼しく、さっそくスケッチブックを取りだした。
      奈良を訪れる人への、県の大きなもてなしである。
      
        奈良県庁屋上広場 へのリンク


      
      
             サイズ F3

      話は変わるけれど、このとき、業務で県庁を訪れる人にも玄関ホールで
     沢山出会ったが、この暑い中、ネクタイを締め、きっちり黒いスーツを着込んで
     いる人を何人も目にした。
      庁内もそれほど冷房を効かしているわけではない。
      今どき、対応する県職員の中に、そのことが自分への敬意の表れと、機嫌を
     良くする人が居るとは思えないのだが。
      ペコペコ頭を下げて名刺を配って回っていたかっての自分を思い出した。


        目を通してくださりありがとうございました

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