淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

太山寺三重塔 (水彩画)  [396]

2011-11-30 06:00:00 | 淡彩スケッチ
       
         紅葉の太山寺三重塔 水彩画 F6

         本堂は火災焼失を受けて、鎌倉時代に再建されたもので、神戸市内での唯一の
        国宝建造物である。
         市内中心部から少し離れているからか、普段は奈良京都の寺院のような人の訪れは
        ないけれど、流石に紅葉の日曜日、人の流れは途絶えることは無かった。
         イーゼルを立てて描くこの位置は、塔を背に写真を互いに撮り合う人たちも多く、
        シャッターを押しましょうかと声をかけると喜んで並ぶカップルが何組もいた。
         親から離れて、画面をじっと見続けてくれる小学生も居て、話しかけるとニコッと
        笑っていたが、彼もいつかスケッチをすることを楽しんでくれるようになればと思う。


             目を通してくださりありがとうございました

             日記@BlogRanking

白椿  [395]

2011-11-28 10:10:01 | 淡彩スケッチ
            
                 水彩  F4

           通りすがりの店先で、無造作にバケツに放りこまれて売られていた。
           花も面白かったが、葉っぱもつやつやして美しかった。
           ものに触れて、花がポロリと落ちないかと、新聞紙で大きく
          太巻きにして持ち帰った。


                目を通してくださりありがとうございました

                   日記@BlogRanking

ジニア   [394]

2011-11-26 09:57:05 | 淡彩スケッチ
      
             サイズ SM


         昨日はコートを羽織って外出するような天気だったのに、今朝は一転明るい日差しが
        降りかかっている。
         朝一番にしたことは洗濯だった。
         最近は、寒くなってきただけでなく、他に少々気になることも沸いて来て、行動が
        鈍ってしまった。
         描き掛けのものばかり溜って、一気に描き終えることのできないことに苛立っている。



             目を通してくださりありがとうございました

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水彩画 人物   [393]

2011-11-23 18:59:22 | 淡彩スケッチ
         
            水彩画  F10

          最近、着色の人物画を描く機会が続いている。
          きっちりとこういうことの勉強というかトレーニングをしたことが無かったから、
         これも一つのチャンスだと思っている。
          自分にとって一番難しいのは顔を描くことである。
          きれいな顔の色を出している人に、その混色を聞くのだけれども、
         パーマネントイエロー + ローズマダー だとか、カドミュウムイエローライト
          + カドミュウムレッドライト だとか教えてくれるのだが、まだもう一つ
         分からない。
          面倒だなあと思ってしまうのである。



               目を通してくださりありがとうございました

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デッサン会   [392]

2011-11-21 10:09:16 | 淡彩スケッチ
        月一度の人物デッサン会に参加させてもらってきた。
        先月に引き続いてのヌードデッサンであったが、ヌードデッサンそのものがこの会でも
       少ないのに、続くことは大変珍しいことであると聞いた。

        モデルさんが採ってくれたポーズは、台に浅く掛けて横に大きく体を伸ばすもので、
       大胆な姿勢は描くのには難しいが、取りくみ甲斐のあるものであった。

        いつものように、終わっての合評会で色々な発言が有ったが、最後のモデルさんが選ぶ
       「もし貰えるならこの一点」に、彼女は驚いたことに自分の作品を選んでくれた。

        荒れ模様の天候が影響したのか。

      
          水彩画  サイズ F6



          目を通してくださりありがとうございました

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(水彩画)石峯寺三重塔  [391]

2011-11-19 06:00:00 | 水彩画
       

     しぐれる中を京都市美術館へ行って来た。
     ワシントン・ナショナル・ギャラリー展を見るためで、9月の中頃からの会期で
    あったのに、とうとう期末になってのことであった。

     会場は、
      印象派登場まで
      印象派
      紙の上の印象派
      ポスト印象派以降 に仕分けて展示されていて、コロ―、クールベ、マネ、
     バージル、ピサロ、ドガ、モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴーギャン、ゴッホ、
     ロートレックなどのそうそうたる作品を前にして、かなり興奮してしまった。
 
      この催しのポスターにも使われているゴッホの自画像の前ではしばらくは動け
     なかった。

      ルノワールの作品群に接して、この作家の幅広い魅力にも驚いた。
      有名な「踊り子」にも、「皿の上の果物」にも惹きつけられた。

      
      掲載の水彩画は
      石峯寺三重塔である。
      これを描いた時は色付いていなかったけれど、今は見ごろであろう。
         サイズ F4

        
   

            目を通してくださりありがとうございました

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神話の山遠望   [390]

2011-11-17 06:00:00 | 油絵
       
             油絵  サイズ P12

         散歩のコースから見える雄岡山である。
         標高241mの低い山だけれども、田園地帯の周りからは、その美しい姿を
        どこからでも望むことができる。
         その向こうには雌岡山(249m)も控えている。
         瀬戸内からは遮る高い山並みも無く、温暖なこの地は、明石原人の仲間のふる里で
        あっただろう。

         下の絵は、散歩の時に歩みを止めてスケッチしたものである。

         
             鉛筆スケッチ  サイズ SM



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御坂サイフオン  [389]

2011-11-15 00:09:41 | 淡彩スケッチ

              サイズ SM

        三木市の御坂の地で、志染川を跨ぐこのサイフオンは、明治21~24年にわたって
       行われた水利事業の中で造られたものである。
        淡河川からの用水を志染川を経て向かいの山へ水を運んでいるもので、我が国初の
       サイホン(噴水管)工法が用いられている。
        導入口から噴出口までの水平距離は 735.3 メートル。高低差 2.45 メートル。

        地元では眼鏡橋と呼ばれて親しまれ、絵や写真によく取り上げられている。


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人物スケッチ  [388]

2011-11-13 20:20:40 | 淡彩スケッチ
       
        水彩  サイズ F8

          昨日、県庁近くでの用件が済んだ後、展覧会廻りをしてきた。
          県公館の庭のベンチでサンドイッチと牛乳で昼飯にし、近くの県民会館で
         「新協神戸展」を、続いて垂水駅前で「金陽会作品展」を見せて貰って来た。

          いずれもかって少しばかり関わりのあった人が出展されていて、案内を受け
         ていたのである。

          その後の研鑚のあとが見られて、感慨深いものであった。
          大きく差をつけられたと思う。

          掲載の絵は、最近の絵仲間の、2時間ほどの集まりでのものである。 


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読書   [387]

2011-11-11 15:02:47 | 淡彩スケッチ
      
            菊  サイズ F3

        最近読んだ本のこと。
        「急な青空」(南木佳士著)
        「芸術の理解のために」(古林太市郎著)
 
        前者は図書館で借りて、2度目である。
        後者は自宅の棚から引っ張り出してきて読んだのだが、独身の頃に不便な地の
       現場宿舎で読んだのが最初で、その後何度も読んでいるが、その中の「子猷訪戴」の 
       故事を引用しての話に興味を持ったのがきっかけである。
        ある意味では、自分の深奥に染みついているかもしれない。

        その頃に読んだ読書を薦める本の中に、本を読んで一旦感動してしまうと、元の
       自分には戻れないというのがあった。
        そういう事柄の波調に合う素養がもともと体の中に有って、眠っていたものが目を
       覚ましてしまうのだというような意であった。
        このことも面白いと思っていた。
        読書だけのことでは無い、絵画、音楽の鑑賞にも通ずることではないかと。



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美山の里  [386]

2011-11-09 14:48:44 | 淡彩スケッチ
    
         サイズ  F6

    
         サイズ  SM

    
         サイズ  F4

      絵仲間の集まりで、小型のバスをチャーターして美山へ描きに行って来た。
      
      現地滞在4時間のもので、色まで着けたから小さいもの(SM)を入れて3枚しか
     描けなかったのは、時間配分の失敗であった。
      もっともっと絵にして面白い風景もあったのに、せめて写真だけでも撮って帰ればと
     悔やまれる。
 
      もうかれこれ10年前にもなろうか、同窓会を京都鴨川の桟敷で楽しんだ翌日に、
     この地へ皆で足を伸ばしたことが有ったが、その時はあまりいい所とは思わなかった。
      何だか箱庭のような作り物風が鼻についたことを思い出す。
      しかし今回は、地にしっかり根をはやした集落の良さがにじんでいた。

      バスの車窓からの眺めも、周辺に近かづくにつれ素晴らしく、どこで留めてもスケッチ
     ポイントはいっぱいあると思えるほどであった。

      昼飯を食べている余裕は無かったけれど、それを忘れるほど楽しいひと時であった。

  
            目を通してくださりありがとうございました

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源氏物語 ゆかりの地   [385]

2011-11-06 14:44:43 | 淡彩スケッチ
     
                明石浦漁港    サイズ F3

        明石市立天文科学館を後にして、一旦明石駅まで戻り、近くの魚の棚で遅い昼飯に明石焼きを
       食べた。

        次に向かったのは寺町だった。
        もっとも、寺町と言うのはガイド本の上でのことなのか、お寺の沢山集まっている地区の
       呼び名だったようで、その方面と思われる処で道行く人や郵便配達の人に聞いても、そんな
       地名は無いと云われた。

        それでも先へ進むと、大きな甍が現れ、とりあえずと寄ったのが「善楽寺」と「無量光寺」
       であった。

        「善楽寺」で立て札の説明を読むと、昭和の戦災を含め三度の焼滅に遭っているが、明石では
       最も古くからの由緒ある寺で、源氏物語明石の上の父、明石入道の住居跡とあった。

        隣の「無量光寺」には、光源氏と明石の上のロマンの地、月見寺とあり、門前の細い道には
       通い道「蔦の細道」との立て札が建っていた。
        ほんの少しの思いつきで来たのだけれど、史実とノベルが渾然とする不思議な感覚に襲われた
       ひと時であった。

        この後、少し海を見て帰ろうとしたが、すぐ近くは明石浦漁港であった。
        もう夕暮れで、後片付けをする人もまばらであった。絵はその場でのスケッチである。 


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明石市立天文科学館  [384]

2011-11-04 10:57:32 | 淡彩スケッチ
           
            サイズ  F3

        JRの車窓から見えるこの建物の姿に興味が有って、一度行ってみたいと思っていた。
        東経135度線上にあって、ここが日本の標準時の基点となっている。
        神戸淡路の大震災で大きな災害を受け、看板の時計も永らく止まっていた。

        明石駅で降りて、屋根越しに見える姿をスケッチしながら近づいて行ったが、掲載の
       ものは結局一番近くから描いたものにした。

        建物の裏に隣接する小高い繁みは、柿本人麻呂ゆかりの人丸山柿本神社のものであった。
        次々と来る子供連れのお参りの人で賑わっていた。


        写真は柿本神社からの眺めである。

        




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野菜   [383]

2011-11-02 09:38:50 | 淡彩スケッチ
       
             サイズ  F6

          夜の集まりで描いて来た。
          「秋の野菜」と書こうかと思ったが、別に秋に限ったものでもない。
          時間内に仕上げようと思って、ラフに描いたら、どれをとっても何を書いたのか
         分から無い絵になってしまった。
          楽しめたのだから、まあ、いいか。


              目を通してくださりありがとうございました

              日記@BlogRanking