淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

石峯寺 (しゃくぶじ)     [233]

2010-11-29 20:28:10 | 淡彩スケッチ
                 友人宅を訪問するのに、約束時間より小一時間早く家を出て、途中、石峯寺に
                寄ってスケッチをした。
                 山里の、周辺に民家も少ないお寺であるけれども、寺伝では651年開山の
                由緒あるお寺である。
                 今ある薬師堂と三重塔は室町時代の建造、重要文化財であり、その他に、本堂、
                鐘楼、鼓楼や仁王門などもある。在、 神戸市北区淡河町神影。

                 この日は、境内に入りもしないで、鐘楼と遠くの本堂を描いて終わりにしたが、
                それでも約束の時間に少々遅刻してしまった。
                 遅れた云い訳をしなかったけれど、このコメントを読むであろう訪問先の人、
                ごめんなさい。
                                         サイズ F3



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平城遷都1300年祭    [232]

2010-11-27 19:15:29 | 淡彩スケッチ
                   近鉄奈良駅前
                
                                             サイズ F3
                所用で奈良へ行ったら、平城宮跡会場での催しが閉幕したからか、
               それとも正倉院展が終わったからか、晴天の日曜、心なしか奈良駅前の
               人の流れは穏やかだった。

                平城宮跡の真ん中を通り抜ける近鉄電車の車窓に向かって、「198日間
               ありがとうございました」と大きく書かれた横幕の掲げられているのが見え、
               場内のあちこちにススキの白い穂が目立っていた。

                暑かった奈良の夏を思い出す。
             


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箱 と 紙飛行機    [ 231]

2010-11-25 18:04:07 | デッサン
 
                夜のデッサン講座で、「輪郭線は人間の重要な発明ですが、
               一度その束縛から脱し、(もの) と (もの) の関係を (明度) によって
               捉え直しなさい」と何度も言われている。
                普段、輪郭線を生かす、またはその力を借りる淡彩画に馴染んで
               いる自分にとって、難しい問題である。
                                     サイズ F6

                気がついたら、庭のさざんかが、もう開いていた。
                
               
  
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元町通  [230]

2010-11-23 17:33:08 | 淡彩スケッチ

                前回に書いた南京町のスケッチで、大丸前に集合することになっていたが、
               思いのほか早く着きすぎて、時間つぶしに目の前の元町通りの入口を描いた。

                開店前だったから人の通りも少なく、この場所にしてはひっそりとしていた。
               南京町のスケッチをすませたあと、日本水彩画会展を見に行く前に、この商店街を
               久しぶりに歩いてみたが、やはり元町というか、落ち着いた雰囲気であった。

                海文堂書店にも寄ったが、本の選び、並べはさすがに良く出来ていた。
 
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南京町 (神戸)   [229]

2010-11-21 21:01:54 | 淡彩スケッチ

                   この日は、仲間に誘われて南京町でスケッチをし、その後ひとりで
                  アートホールでの日本水彩画会「兵庫県支部秋季展」を見に行った。

                   仲間は8号、10号のものをイーゼルを据えて性根を入れて描いていたが、
                  自分は3号のショボイ淡彩でお茶を濁した。
                   いつものことであるが、訪れる人も多く、賑わっていた。
                   修学旅行生のグループがブタ曼などを店頭で立ち食いする風景は微笑ましい
                  ものであった。

                   日本水彩画会の方は、名前だけながら、もう馴染みになっている方々を
                  含めて55名の出展であった。
                   見せて貰って思うのは、上手いなあということである。
                   達者な絵だと思う。
                   やはり、これは水彩画の進む道なのだろうか。

                                         サイズ F3

 

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公園の紅葉  [228]

2010-11-19 18:56:31 | 淡彩スケッチ

                  この前の日曜日、絵仲間の集まりで、例会場近くの公園へ皆んなでスケッチに行った。
                  適当に温かく、夫々が紅葉をねらって散っていった。
                  自分も雑草の中に腰をおろして描き始めていたら、仲間の二人も目の前で描き始めた。
                  ふと見ると、後ろ姿が面白い絵になりそうで、小さな画用紙を横に並べて、同時に描き
                 進めていくことにした。
                  結局、どっち付かずの2枚になってしまったけれど、気の休まるひとときであった。
                 
                                             サイズ F3


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赤いユリ   [227]

2010-11-17 18:28:17 | 油絵

                        今年の春に描いていたものだけれど、バタバタすることが出来て
                       中断している間に花は萎れてしまった。
                        気持ちも切れてそのままにしてあったものを、今回、少しばかり
                       手入れをして終わりにした。
                                            油絵 F8 


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紅葉を求めて   「226」

2010-11-15 18:31:02 | 淡彩スケッチ
                 今までに紅葉を観るがためだけに出歩くことなどなかったけれど、
                最近の新聞に、光明寺の紅葉を紹介するカラー写真が掲載され、
                兵庫県観光100選にもなっているというのを見て、近くでもある
                ので訪れてみた。

                 さすがに鄙びた山門と、それを覆うような真っ赤な紅葉の取り合わせは
                趣のあるもので、絵心を呼び起こされた。

                 周辺の山を開発して造られた、お寺が経営主体となる大きな墓地が隣接
                しており、山里から敷地への道は、まるでゴルフ場への専用道路を思わせる
                ような立派なものであった。
                 歴史の古いお寺だけれども、一度荒廃し、今では庫裏も無いけれど、
                再建を目指しておられるのであろう。  (所在地、神戸市北区道場町生野)
                             サイズ F3



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バスターミナル  「225」

2010-11-13 18:33:47 | 淡彩スケッチ

                池田晶子氏の本が欲しくて西神中央の紀伊国屋書店へ行ったけれども、
               思っているものが無く、小一時間ほどなんだかんだと立ち読みさせてもらって
                      帰って来た。

                敬老優待を受けて、ここまでのバスも片道100円で済むし、三宮へ出る
               ときも、610円のところを同じ100円で乗せてもらえるので大いに助かっている。

                帰りのバスに待ち時間が15分あったので、バスの到着を気にしながら鉛筆を
               走らせた。


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ばら    「224」

2010-11-11 18:09:01 | 油絵

                 古い油絵のキャンバスの片づけをした。
                 若い頃に描いたもの、初心者油絵講座に参加して描いていたもの、そして
                仕事の合間に思いついたように描いていたものなどである。
                 そこそこ貯まっていて、狭い物置の中で邪魔な存在になっていた。
                 あとに残る者が始末に困るだろうから、古いアルバムの雑多な写真を整理するように、
                どうにもならないものを選別して廃棄することにした。
                 6号から15号くらいまで30枚くらいになっただろう。
                 懐かしいものを改めてじっと眺めることもあった。
                 残すことにしたものの内から一枚をここに掲載する。サイズ P10


                 目ざわりになるかもしれないけれど、HPにこの絵を掲載した時のコメントも添付する。

                 この正月(2005年)休みに、以前から一度、油絵の具で描いてみたいと思っていた
                薔薇の花に挑戦しました。
                 多くの大家が、この花の素晴らしい絵を多く残しています。
                 それらの印象があまりにも大きく、それらが私の体の中に巣食っていて、知らず知らずの
                間に影響されて、気が付けば結局はそれらを真似たようなものになってしまうのではないかと、
                今までに一度も描いたことが無かったのです。

                 暮れの31日に、深紅の大きな蕾のバラを花屋で買って来て、半日眺めていたのですが、
                その内どんどんと花びらが動き出し、もう迷ってる訳にも行かず、キャンバスの前に座る事になりました。
                 一つ一つの花がめいめいに歌い出したようで、夫々を追い掛け回すようなことになって、
                心残りな所はいっぱい有りましたが、三日の夜で終える事にしました。
                 やはり薔薇はむつかしかった。薔薇の気品を表現するのは大変な事だ。これが実感です。
                 なんども挑戦して、いつかは自分らしいものが描けたらと思います。


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空中茶室   「223」

2010-11-09 18:01:09 | 想い
                 庭に咲いていた白い秋明菊である。
                 長い間咲いていたが、ここ2,3日で散り落ちた。

                 先日、新聞各紙で、京都・石清水八幡宮で、江戸初期に小堀遠州が手掛けた茶室跡が
                見つかったと報じられた。
                
                 この茶室は、清水寺の本堂舞台と同じように空中にはね出した構造で大変珍しいものであるが、
                その後焼失して詳しいことが分かっていなかったそうである。

                 自分としては、この記事の終わり掲載されていた中村昌生○○大学名誉教授(建築史学)の
                談話を懐かしく読んだ。
                 先生は、茶室、数寄屋建築、京町家研究の大家として著作、設計の他集成集の編集、
                監修などで活躍され、その名前は印刷物などで常に目にすることが出来ていた。

                 先生は○○大学藤原義一教授のもと助手として研鑚を積まれている時代に学生であった
                自分達は指導を受けたり、一般公開されていないような茶室の見学に引率してもらい、
                解説をしてもらっていた。

                 ますますご活躍の様子、図らずも懐かしく読ませてもらえることが出来た。





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牛舎  [222]

2010-11-07 18:28:36 | 淡彩スケッチ
               近所の川沿いで描いていたら、「文化の日に、いいご趣味ですな」と通りかかった散歩の人が声をかけてくれた。
              「天気も良いし、と云って出歩く金もありませんので」といったら、お互いにと笑っていた。
               冬枯れ前の好日であった。

                                      サイズ F4


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人形  [221]

2010-11-05 19:14:45 | 淡彩スケッチ
               身近なコミュニテイセンターに月に2度集まって絵を描くグループの有ることが分かって、
              入会させてもらった。
               油絵を描いている人も沢山居て、この機会に自分も少しは油絵を描いて見ようかと思う。
               初参加で様子が分からず、控え室の棚に無造作に積み重ねられていた人形のひとつをとりだして描いてみた。

                                               サイズ F6



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画廊めぐり  [220]

2010-11-03 15:46:15 | 想い
                   溝川典子 展                         山本倫子 デッサン教室展

                 雨の日曜日、三宮へ出て5軒の画廊を回って来た。
                 
                 お目当てはギャラリーほりかわの「溝川典子展」とダイヤモンドギャラリーの
                「山本倫子 デッサン教室展」であった。

                 前者の溝川典子さんは、大学卒業後5年間、中学で美術教師を務めた後フランスへ
                渡り、研鑚を積み、そのまま向こうで本格的に活動されているそうである。
                 ヌードの輪郭を油性パステルでクロッキー風の線で引き、その上にまるで墨か水彩絵の具
                のように油絵の具の黒や茶色を刷毛やナイフで趣くままに引き延ばしている。
                 白いキャンバスの大きな余白は余韻となっていた。
                 白髪一雄さんの厳しさとは別のものではあるが、ふと思わせるものがあった。

                 後者の山本倫子さんは地元三宮で教室をお持ちの方だそうである。団体無所属。
                 人物、静物のデッサン、パステル画など。
                 本人の作品も数点出ていたが、生徒の作品もデッサンを通り越した優れた絵画作品
                になっていた。

                 雨滴と人通りを避けながら町並みを一枚描いて帰った。

                 



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薬師寺 (3) 三重塔 遠望  [219]

2010-11-01 18:53:15 | 水彩画
                 西の京、大池に道路を挟んで接する奈良医療センタ―敷地内の、桜の並木の
                下から描かせてもらった。
                 患者さん達の散策、憩いの場であるから、本来は認められることではなかった
                のだろうが、道路から観るより少しばかり高い位置からの眺望を得たし、自動車
                や人目を気にせずに描くことが出来て助かった。

                 ここなら若草山の山焼きもよく見えることだろう。
                 霞んでいない日には東大寺大仏殿も見えますと通りかかった人が言っていた。

                 昔、白鳳時代の頃のこと、此のあたりに住んでいた人たちはどんな暮らしを
                していたのだろうか。
                 朝な夕なにどんな思いを持って並び建つ塔を眺めていたのだろうか。
         
                                             サイズ F6

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