淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

尾道   [471]

2012-07-10 09:41:54 | 淡彩スケッチ
    ある全国紙の日曜版が、林芙美子が「放浪記」の中で、自分のふる里、尾道について書いている
   ことを取り上げて、「名言巡礼」していた。
    海の写真も大きく掲げていた。

    この巡礼記の中の、「人生足別離」を井伏鱒二が「サヨナラダケガ人生ダ」と訳したのは、
   芙美子のつぶやきがヒントになったというくだりは面白いし、「何かをなくした人は幸せだ。
   海へ出る船のように、しがらみに縛られることばない。ただ前を向いて生きていくしかないのだから。」
   と云う記述には、なるほどそんなものかとも思った。

    掲載されている写真は、自分にとって、今までにスケッチをする目的だけで3度訪れ、その都度
   いろんな思い出がある地だけに、懐かしい眺めのものであった。


     この絵は、何の関係も無い、散歩途中に目についたものである。
     鉛筆、水彩絵の具  B5サイズ

     


           目を通してくださりありがとうございました

           日記@BlogRanking