バラライカを手にする ひと [685] 2015-07-31 10:41:16 | 油絵 バラライカを手にする人 油彩 F10 普段、寝るときにベッドに入って、しばらくは耳元のラジオで 「ラジオ深夜便」を聞いている。 時々、消すことも無くそのまま寝入ってしまうことがある。 先日、深夜に、懐かしい気持ちがしてすんなりと目が覚めた。 ラジオからは、なるほどこれかと思う演歌が次々と流れていた。 精一杯生きていた頃の歌である。 体に浸み込んでいて、小さな音にも反応したのだろうか。 絵の教室で、ロシア民族衣装を着たモデルさんを描いた。 スカートの赤が、実に鮮やかだった。
カサブランカ [684] 2015-07-26 13:59:56 | 淡彩スケッチ カサブランカ 水彩 F6 子育て中の ツバメ親鳥 気まぐれに、ホームセンターでカサブランカの球根を2個買って帰り、どの辺に 埋めたかも忘れたころに、芽を出してきた。 水や肥料が足りなかったのだろう、ひょろひょろしながらも添え木にそって 育っていき、それぞれが四つの大輪を咲かせてくれた。 数日そのままにして眺めていたが、しおれる気配がしてきて、花瓶に活けて 描くことにした。 燕の2番子は襲われて消えてしまった。 昼過ぎに家を出るときには、5匹の雛が顔を突き出していたけれど、夕刻帰宅した時には もう静かになっていた。 親鳥は、毎朝早く、巣の前の電線に留まって羽繕いをしていた。 子育ての忙しい一日が始まる前のひとときを、自分たち二人だけの時間を楽しむように、 いたわりあうように。(掲載写真) 子たちの居なくなったその夜から、この親たちも巣には戻らなくなった。
ひまわり [683] 2015-07-22 22:11:49 | 淡彩スケッチ ひまわり 水彩 F6 台風12号が、またまた気になる動きをしている。 台風11号の動きにはかなり心配させられた。 風害を恐れることは毎年何度かあることだけれど、豪雨の影響を恐れたのは 今回が初めてで、現に普段利用しているバスの運行経路も未だに通行止めとなって、 迂回して乗客を運んでいる。 災害のスケールが、なぜかだんだんと大きくなってきているように思える。 通りがかりの店で、直径12,3センチもあるひまわりが無造作にバケツに いれて売り出されていた。 お遊びのつもりで買って帰って描いた。 6本、400円だった。
ツバメ 2番子 誕生 [682] 2015-07-18 21:58:02 | 淡彩スケッチ 初めて顔を見せた子つばめたち 3羽 八重咲トルコギキョウ F6 花ひと筆 6月12日に掲載した「子ツバメの巣立ち」に書いたツバメたちの巣で 2番子が孵化した。 まだ3羽しか顔を見せていないが、この前の孵化から52日目である。 前回は、カラスや他の動物に襲われることも無く、時には勢い余って巣から 転がり落ちたりしながら、孵化した6羽とも元気に巣立つことが出来たけれど これでまた、しばらくは気がかりなことである。 無事に飛び立ってほしい。