淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

伽耶院 多宝塔 (兵庫県三木市)   [763]

2017-07-26 00:48:40 | 淡彩スケッチ
         
   
                 水彩  F4

             毎年秋、山伏姿の修験者が近畿一円より集まり、採燈大護摩を焚き、
          ホラの音が響きわたる。
           
           寺伝では645年の開基。平安時代には隆盛を極めていたが、羽柴
          秀吉の三木城攻めの際に全山消失したという。
           その後の復興により、この多宝塔も1647年に再興された。
           国重文である。

           子供が小学生の頃に来た時には、門前を流れる小川に降りて、川床の
          石を起こすと、サワガニが何匹も現れて、子達は夢中になって、手づ
          かみしていた。
           今は整備されていて、その気配は無くなっている。

           暑をさけて、境内の大樹の元でスケッチした。
           横に立つ立札には、「入山料、草引き10本」とあった。


店頭の賑わい   [762]

2017-07-22 10:46:17 | 油絵
           

                     油絵  F 10

             久しぶりに油絵を。
           ターミナルの商業コーナーの一角。
           コーヒー豆の販売をメインにしていて、時には無料サービスで味見を
          させてくれている。
           ほとんど写真に頼ったけれど、それでも何度か通った。
           その都度、店頭の積み上げは変わり、活気があった。


街の主役   [760]

2017-07-13 20:11:12 | 淡彩スケッチ
          
                  街の主役   水彩 F6

             商店街の入り口にデンと構えているが、今はその役を降りたかに見える。
           隣には屋台倉もあり、周辺での役割は大きかったことだろう。
           街の顔としていつまでも頑張っていてほしいと思う。

あじさい   [759]

2017-07-12 00:14:34 | 水彩画
              
                     あじさい  F6

              古い仲間たちが出展を誘ってくれた作品展に、この半年、例会には一度も
             参加していなかったのに、好意に甘えてノコノコと出しに行ってきた。
              飾り付けに2時間近くかかったが、久しぶりに見る仲間の作品が、広い
             会場によく映えていた。
              会費が余ってきたのでと、幹事が用意してくれていた弁当をみんなで食べた後、
             折角だからと続いて2時間ほどアジサイを囲んで描いた。

              話も盛り上がって、楽しい集いになった。

峠の茶屋   [758]

2017-07-04 14:37:26 | 淡彩スケッチ
            
                峠の茶屋 「一軒家」    
                           水彩  F6
                10年くらい前から、通りがかりに何度か立ち寄っている。
              わらびもちを添えた蕎麦がメインのようだ。
              今回は一年振りだったが、屋根がきれいに葺き替えられていた。

              人家も途絶えた、カーブの多い坂道。
              それも、建物は道路から少し奥まったところに建ち、看板も目立たない。
              知っていても、気を付けなければ通り過ごすこともある。
              元はどなたかの別宅としてでも使われていたのではと思われる。

              建物周辺の傾斜を利用した外部空間は、憩いの場として開放してくれて
             いるから、今までにも何度かスケッチをさせてもらっている。


       
                
             
                 アジサイのこと 
 
               5、6年前に、裏六甲を通っていて、濃いブルーのアジサイ花に気が付いた。
               車を止めて、その家のひとから、挿し木をするためにと貰って帰ったことが
              あった。
               しかし、その後、咲く花の色は期待に沿うものではなかった。


               やはり土が違えば仕方のないことかとあきらめていたが、今年、やっと見事な
              「六甲ブルー」を披露してくれた。