淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

花水木  [307]

2011-04-30 18:15:18 | 淡彩スケッチ
        
                  ハガキ絵

         街路樹などで白いものはよく見るが、赤いものに初めて出くわしたので、
        枝の先を貰って帰って描いた。

         はなみずきを漢字で書こうと辞書を引いたら、そこには「北米原産の落葉高木。
        赤(白)の四枚の苞(ホウ)が花のように見える」 とあった。

         うぬ、苞とは何ぞや、改めて「苞」を引く。
         「芽や花冠の下部に付く葉身状のもの」 とあった。

         要するに花ではない。

         知らないことはいっぱいある。
         この時に一緒に書いた不思議な格好の「あみがさゆり」 というものも、初めて
        見聞きするものであった。

               
                  ハガキ絵


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古代ギリシャ展 [306]

2011-04-28 19:23:57 | 淡彩スケッチ
          

          作品展初日の開場を12時とし、早朝より全員で設営をした。
          終わった段階で、指導者の保田先生より、出展作全36点に対して、
          懇切な講評があった。
          そのなかでは絵にも品格と云うものが有るということを強調されていた。
          こう云う場で、このような指導を受けられるのも活動の利点であろう。


          解散のあと、近くの神戸市立博物館での「大英博物館 古代ギリシャ展」を観に行った。
          

          西洋文明に影響を残したギリシャの美術の偉大さをかいま見ることが出来た。
          目玉ともいえる作品を2点、転載させてもらう。

          
              円盤投げ (デイスコボロス)  大理石
               後2世紀(前450~前440年頃のギリシャのオリジナル(現存せず)にもとづく
               コピー)イタリア、テイヴオリ、ハドリアヌスの別荘出土)  

          
              アフロデイテ像   大理石
               ローマ時代 (前4世紀のギリシャのオリジナルにもとづくヴアリアント)
               イタリア、オステイア出土

          
          終わって、時間も有ったので博物館周辺でスケッチ。  サイズ F4
          

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桜  [305]

2011-04-26 20:58:09 | 油絵
          
                     油絵  サイズ F6

          現地へ行って水彩絵の具で描いたものをベースにして油絵にした。 
          絵画倶楽部(木彩会)の例会の場でこれを描いている時に、メンバーのひとりから、
          横に置いている見本の水彩画を見て、この方がよほどいいと言われた。
          下絵の方がよほどマシと云われたのだからかなりむかついたけれど、当然といえば
          当然であった。
          水彩の絵の方は、水彩画らしいものになっているけれど、油の方は、油絵の具を
          使っていても、その味が出ていないのである。
          改めて、筆を重ねたが、結果はどうあれ、遠慮なくびしっと言ってくれる人がいて
          良かったと思った。


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らん    [304]

2011-04-24 20:17:52 | 淡彩スケッチ
           
                            サイズ F4

            月に一度集まる絵仲間の会で描いた。
            輪郭線に頼らないものをとチャレンジしたけれど、白い花は難しい。

            街中へ出た機に画廊を2軒回ってきた。
             金光 明子 個展 (ギャラリーほりかわ) 神戸芸術文化会議会員
             市川 京子 展  (サンパル市民ギャラリー)二紀会同人
              
             お二人ともベテランであるけれども、作品は目を見張る様な若若しいものであった。


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午後の診察室前廊下   [303]

2011-04-22 18:02:12 | 淡彩スケッチ
                                       
                サイズ  はがき                       

         お医者さんとも永いお付き合いをしている。
         医院も総合病院から今の個人開業院まで。
         懸命なお世話を受けて、幸いにも生きながらえることができている。

         私よりずっと若かった主治医が、「あんたは長生き出来ないね、あんまり仕事に
        色々と気を遣いすぎている。」と、もっと気楽にせよと云ってくれていたが、
        私より先に逝ってしまった。
         あの人にも、悩みが沢山あったのだろう。

         精神安定剤も配合してくれて、その後、調子はどうですかと尋ねられた時に、
        のんびりし過ぎて大事なことを忘れたままになってしまいそうだと答えたら、
        「そうか、医者だって同じで、仕事にしくじって、命を落とさなければならん
        ことだってあるからなあ・・・」といって、配合を取りやめてくれた主治医も居た。

         「私達医者連中が、あんたを本当の病人にしてしまった。
        最初はそんなに悪くなかったのに、あんたを怖がらせ、いつもいつも心配させてしまって、
        それが余計に悪くさせてしまった。」と主治医でない別の医師が、ぼそっと話してくれた
        こともあった。
    

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我が家の春   [302]

2011-04-20 20:43:28 | 写真
      
      
      しゃくなげ
      いつもより早いのではないかと思うけれども。
      足元にはどこから転がってきたのかチューリップも。

      
      カサブランカ
      1ヶ 350円の球根を2個買ってきて、埋め込んでおいたら、ふたつとも芽が出てきた。
      どちらを上向きに置いたらいいのかわからぬままに。これで元を取れそうだ。
      花が咲くまで楽しめそうである。

      
      ハイビスカス
      昨夏、デッサン講座用に購入し、その後も水彩画のモチーフに使っていたが、秋になっても温室が
      ある訳も無し、そのまま戸外に置いておいたが、冬になりあまりにも侘びしそうで、思いっきり
      刈り込んで室内に取り込んでおいたら、生きながらえて、いっぱい芽をつけてきた。
      この夏も描けそうである。

      
      
      つばめ
      今年も帰って来た。
      まだ卵を抱いていないから、明るいうちは巣にもどることも無く、遊びまわっている。
      玄関軒下の巣から落とされる糞の掃除が始まる。

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アネモネ   [301]

2011-04-18 20:43:56 | 淡彩スケッチ
           
                           サイズ  F 3

            加入しているグループの作品展に出展する予定で、茅葺農家の住まいを
           30号の油絵にして描いているが、最後の仕上げの段階でどうもしっくりこないので、
           晴天の昨日、現地へ行き、高台の畦に腰をおろしてぼんやりと眺めてきた。
            気がつくと、足元にはわらびがあちこちににょきにょき伸びていた。
            近くの農家には、ま新しい鯉が元気に泳いでいた。

            この絵のサイズに合う額縁の手持は、仮縁の粗末なものしか無いし、馬子にも
           衣装というから、この際購入しようと考えていたけれど、購入を控えてその費用を
           義援金に回すことにした。
            わざわざ新品を買うほどの絵でも無し。

           
            男の子の幸せを祈って
               



           
           

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遊園地   [300]

2011-04-16 18:26:18 | 淡彩スケッチ
        
          描いた時はまだ少々寒く、そそくさと立ったままスケッチをしたが、
          今は花のまっただ中であろう。
          子供連れでにぎわっているだろう。

          今日、溜まった新聞の切り抜きを整理してスクラップをしたが、
          こんなにいいものも入っている。
          永 六輔 さんの言葉だそうだ。

            生きていることは
            誰かに借りをつくること

            生きてゆくということは
            その借りを返してゆくこと



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桜  [299]

2011-04-14 19:28:26 | 水彩画
          
                       サイズ  6F

            この土地に咲くこの桜のことは前から知っていた。
            数年前までは仕事場への行き帰りにいつも車窓から見ていたから。
            桜を描いて見ようかと思いついて、迷うことなくこの地へ行ったら、
           待っていてくれたとは思えないけれど、盛りであった。


            40の頃に住んでいた伊丹の家の裏には、その頃にはもう埋め立てられて
           池の姿は消えていたけれど、堤防跡と思われる処に見事な桜の並木があった。
            夜、その下を歩いていて、まさしく桜は生きていると思った。
            人の霊がやどっているとも思った。
            ぞくっとする不気味さも感じていた。


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クリスマスローズ [298]

2011-04-12 21:31:22 | 淡彩スケッチ
       行った先で、コップに生けてあったものを貰って帰った。
       あっちこっちに移されたからか、描く頃にはなんとなく
       やつれて見えた。
       かわいそうなことをした。
       
       
       
                サイズ  はがき

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椿   [297]

2011-04-10 20:37:45 | 淡彩スケッチ
           
                         サイズ  はがき

            面白い椿が手に入ったので描いて見た。
            大きな蕾がほくれて、次々に一枚一枚が大きく開いていって、まるで円盤のように
           平たく広がるのである。
            多分花弁は全部で100枚近くになるであろう。
            この花を呉れた人も、その名を知らないという。
            左側の花は開花の途中。
            右側のものは開ききったもの。

            不思議な椿である。

春   [296]

2011-04-08 21:10:20 | 淡彩スケッチ
              開花の進み具合がまるで目に見えるような陽気であった。(4月6日)
              県庁近くの交差点で信号待ちしていて、ふと前に立つ建物が気になって、
             近くのビルの壁にもたれて描いた。
              せいぜい10分ほどか。色は夜、家で付けた。
              地図で調べたら神戸聖ミカエル大聖堂とあった。

              
                   サイズ SM


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展覧会   [295]

2011-04-06 19:38:52 | 淡彩スケッチ
            県庁の近くへ行った帰りに、近くの県民会館に寄って日本水彩画会兵庫県支部展お
           よび一般公募展を観てきた。
            毎回感じる、別次元の様な上手さはあるけれど、昨年、一昨年に比べても何の変化も
           進展をも見出せなかった。

            最近シルバー間に、絵画、特に水彩画の愛好家が増えていて、他の展覧会に比して、
           水彩画展へのそういう年代層の観覧者の多いのが顕著であるが、今回の展覧会も同じ
           であった。
            皆さん熱心に観ておられるのだが、その表情が硬く、素晴らしいものに触れた時の感嘆、
           憧れのような、ニンマリとする表情は出ていなかった。
            不思議に思う。
            
           
                ハガキ サイズ     夕刻、散歩コースで


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人物デッサン  [294]

2011-04-04 23:22:05 | 淡彩スケッチ
              
                         サイズ F10

                 月一度の、参加料1500円のデッサン会に参加して描いてきた。
              終わっての合評会では、ケチョンケチョンにやられたけれど、
              どれもこれも云われた通りで、いい刺激を受けた。
        
              ここに掲載するについては、帰宅後少々手直しをした。
                 


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カンパニユラ   [293]

2011-04-02 19:45:40 | 淡彩スケッチ
            
                      サイズ ハガキ

                通りかかった道の駅で目についた。
             春になって、100円、200円の値札の付いたいろんな花の束が
            バケツに入れられて並んでいる。
             近隣農家の人が出荷されているらしく、生産者名もつけられている。
          



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