淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

ブラシの木 [336]

2011-06-29 10:00:43 | 淡彩スケッチ
          
                                    サイズ F4

           絵仲間の集まりには、費用のかからぬようにと、手に入る花を持ち寄る
          ことになっている。
           この日は、所用で遅刻したこともあって、描く人の少ないブラシの木を描いた。
           前のテーブルが空いていたことと、その花の姿に興味を覚えたのである。
           もちろん、この花の名前を知ったのはこの時が初めてだったが、名は体を 
          表すというか、覚えやすい名である。



               目を通してくださりありがとうございました

               日記@BlogRanking

ガクアジサイ   [335]

2011-06-27 10:00:47 | 淡彩スケッチ
           
                     ハガキ絵

           日曜の午後、訪れた先で、野球やゴルフのテレビ観戦に興じながら、
          テーブルに生けてあるものを描かせてもらった。
           この花は、一般的に植えられている球状に咲く紫陽花といわれるものの
          原種だということをその時初めて知った。
           紫陽花の方が、日本古来からのものだろうと思っていたのだでれど、
          改良されたものだったらしい。

           バックの赤色は抑え気味にしたのだけれど、画像にすると派手なものに
          なってしまった。
           サングラスが必要かも。



                 目を通してくださりありがとうございました

                 日記@BlogRanking





ほたるぶくろ   [334]

2011-06-25 10:00:19 | 淡彩スケッチ
              
                             サイズ  F4

               この花を知ったのは、ここ数年ほど前のことである。
               時間に追われて、きりきり舞いの、それこそその日暮らしと言っていいほどの
              暮らしの時は、たとえ身近に見ていても眼中にもはいっていなかったのであろう。
               形も面白い。色も人工的に改良を重ねられたようなけばけばしさは無い。
               手元に紙と鉛筆さえあればすぐにも描きたくなるような親しみのもてる花である。


                   目を通してくださりありがとうございました

                   日記@BlogRanking


あじさい  [333]

2011-06-23 10:00:36 | 油絵
           
                       サイズ  F6

            6月の絵仲間の集まりで、自分は形の面白さに釣られてブラッシュの木を描いた。
            他にも色々な花が持ち寄られていて、その中には色とりどりの紫陽花もあった。
            帰る時、ひとりの人が、家で描きませんかと白とピンクの紫陽花の花ふた玉を
           新聞紙で巻いて持たせてくれた。
            内心、アジサイ程度のものを、大事そうに持って電車に乗るのは気のすすまない
           ことであった。
            しかし、帰宅して花瓶に生けて眺めてみるとなかなかのもので、早速油で描き
           始めることになった。
            水切りがうまくいったのか、その後1週間も元気に持ちこたえてくれた。


                 目を通してくださりありがとうございました

                     日記@BlogRanking


梅雨時の公園  [332]

2011-06-21 10:00:38 | 淡彩スケッチ
           
                              サイズ  F4

           梅雨の晴れ間と云うのではない、雨と雨の間と云うような時に公園へ行った。
           紫陽花のシーズンということで、人出も多かった。
           長いレンズを装填したカメラを2台も首に掛け、椅子かと思う三脚を背負う熱心な
          人達もあちこちで見かけた。
           周りは新緑ばかりで、絵になりそうにも無かったが、来た以上は元をとらねばと、
           がめつく描き始めたものの、自分には手におえなかった。


                  目を通してくださりありがとうございました

                  日記@BlogRanking

花菖蒲   [331]

2011-06-18 10:00:43 | 淡彩スケッチ
         
                                   サイズ F6
          
            今年は菖蒲園など、この花の咲いている所へ行く機会が無かった。
            近くでは、「しあわせの村」ででもその盛りに合わせて夜間のライトアップも
           していたようだが、なんだかんだとゴソゴソしている間にタイミングをはずしてしまった。
            代わりに、ブログ友達の写真でたっぷりと楽しませてもらった。

            絵の花は、いつもの道の駅で手に入れたものである。
            最初は硬く締まっていた蕾も、4,5日たつ頃から見事に膨らんでくれた。



                  目を通してくださりありがとうございました

                  日記@BlogRanking

観葉植物? [330]

2011-06-16 10:00:30 | 淡彩スケッチ
         
                         サイズ  F6
 
         今回のデッサン講座のテーマーは観葉植物であった。
         モチーフは各人持ち寄りであったから、駅前のフラワーショップで購入した。
         名前など気にもとめないで、色、大きさそして価格と、今回の講座の為だけを
        考慮して適当に決めた。
         植木鉢は赤い色のプラステイク製で、みずみずしい緑の葉とマッチしてなかなか
        粋なものである。
         講座のあと持ち帰ってテーブルに置いていたが、このまま育てようかと水を
        やろうとして、鉢に水抜き穴が無いことに気がついた。
        「穴があいていないけれと、散水はどうするんだ」と間抜けな問合せをショップに
        入れたら、要するに水槽であって、時々引揚げて水替えをしてやってくれという
        ことだった。
         水中植物と言うことなのか。
         知らんことがいっぱいある。



                  目を通してくださりありがとうございました

                  日記@BlogRanking


カラー   [329]

2011-06-14 10:00:50 | 淡彩スケッチ
        
                          サイズ SM

        新聞休刊日の今日(註 この文は昨日にかいている)、手持無沙汰で昨日の新聞の束を
       引き寄せたら、折込チラシの間から某紙付録の日曜版が出てきた。
        大きく掲げられている渓谷の写真に、映画作家 かわせ・なおみ さんのエッセーが
       載っていて、そのタイトル「望郷湧き立たせる奥明日香」につられて読んだ。

        奈良県明日香村の柏森という集落での出会いを書いていた。
        美しい文章であった。

        『せせらぎの音を聞いて1300年も前にも聞いていたであろう人々に思いをはせて、
         めぐる時間の中の、その一部に生きる自分を思う

         山道はしんと静まりかえって、自分が今どの時代を生きているのか一瞬わからなくなる。

         電灯のない棚田のあぜを歩くと相手を探すほたるがそっとわたしの肩をかすめるように
         飛び交った
 
         月夜には自身の影が出るほど、ここには闇がある』

        ここには、知らず知らずのうちに失ってしまいそうなこころが散らばっていた。
        休刊日で無ければ見逃すところであった。


               目を通してくださりありがとうございました

               日記@BlogRanking

山ぼうし  [328]

2011-06-12 10:00:05 | 淡彩スケッチ
       
                    サイズ はがき

        以前に、このブログの [313]で、そのさんと云う人のブログ『ブレンド日記』
       紹介したことがある。
        これを書いていた人も予期していなかった急病で、突然亡くなられたことを。
        このブログは、自分と同じように、Blog Ranking (ブログランキング)60代~日記に
       参加されていたから、その後も書き手の無いまま宙に浮いたままになっている。
        しかし、沢山のフアンがおられたようで、コメントの書き込みも投票もいまだに続いていて、
       上位ランクをキープしている。
        そして最後をランク1位にして飾ろうという動きがあるようである。
        多くの人に好かれていたのだと思う。




                目を通してくださりありがとうございました

                日記@BlogRanking



つばめ   [327]

2011-06-10 10:00:48 | 想い
        玄関軒下で孵った4羽の一番子たちも、やっと飛べるようになった。
        親鳥が餌を運んできて与えるさまを写そうと、右目でフアインダ―を覗きながら、
       左目で親鳥の接近を探ってシャッタ―を切るが間に合わない。
        相手も用心しているからその動きは素早く、遅れてしまう。

        親の接近を感知し、期待に口を大きくあける
        
        口移しに餌を与える瞬間、すぐ飛び去る
        
        

        話かわって
        今までにも朝日、毎日、読売、産経、日経そして神戸と、少ない時でも2紙の新聞は購読してきた。
        最近、手にして真っ先に目を通すのは読売の1面、「編集手帳」欄である。
        ここに掲げるものは 6月8日付のものである。

        【 この短い手紙を毎日書いていると、取り上げた出来事や書き留めた言葉をすべて記憶していては
       身がもたない。
        忘れ去るのが仕事のようなところがある。
        それでも胸に刻まれて、そらで言える言葉が幾つかある。
        ◆たとえば、3年前の北京パラリンピック・車いすで2種目目を制した伊藤智也選手が、金メダルの
       喜びを語った言葉。
        「生きてきた人生のなかで5番目にうれしい。子供が4人いるので」
        ◆たとえば両親を津波にさらわれた昆愛海(まなみ)ちゃん(5)が母親にあてた手紙。
       「ままへ。いきてるといいね。おげんきですか」
        ◆殺傷事件のあと、大阪教育大附属池田小学校を訪ねたことがある。
        祭壇の設けられた正門に手紙が供えてあった。
        近所に住む子供だろうか、5歳の男の子のたどたどしい字である。
        「8人のおにいちゃん おねえちゃんへ つよくなってわるいひととたたかいます」。
        心を凍らせた朝から、きょうで10年になる。 

        三つの言葉を結ぶひとつの糸があるとすれば<命>だろう。
        大人たちも、あの坊やにならって誓うしかない。
        命を脅かす天災にも、凶悪な犯罪にも、「つよくなってたたかいます」と。 】 

        腹が立って、購読契約を破棄しようかと何度も思う読売新聞であるけれど。


                  目を通してくださりありがとうございました

                  日記@BlogRanking


大和郡山(3)  [326]

2011-06-08 10:01:01 | 淡彩スケッチ
             
                              サイズ F4
             郡山へ遊郭跡を探訪しに行ったわけでは無い。

             JR郡山駅から、外堀緑地を通って、前回紹介した箱本館紺屋を経て郡山城址へ行く途中、
            案内地図にも載っている源九郎稲荷神社(義経にゆかり)やその隣の洞泉寺(豊臣秀長が再興)
            に寄って行こうとして、その周辺にそびえるようにして建つ6、7棟の特徴のある造りの
            3階建の巨大な木造建築に出くわしたのである。
             いずれも格子や欄間の美しいもので、玄関には個人名の表札が掛っているだけで、飲食店や
            スナックなど水商売の風情は全く無く、看板一つ揚っておらず、ひっそりと静まりかえっていた。

             興味深かったけれど、腰をおろしてスケッチをというのも失礼かと、そそくさと簡単な立ち
            スケッチのデッサンだけをして、あとは写真を参考に、帰宅してから描いた。


                    目を通してくださりありがとうございました

                    日記@BlogRanking

郡山・箱本館 紺屋 [325]

2011-06-06 10:00:00 | 淡彩スケッチ
        
                                サイズ F4

        郡山 箱本館 紺屋
        箱本とは、郡山城外堀の内側にある13の町で始まった(江戸時代)自治組織で、その会所を
       「箱本」といったそうである。
        後には外側の町をも含めて27町にまで拡大したとある。
        「箱本館 紺屋」とはここ紺屋町の箱本会所ということなのであろう。
        現在は観光案内所として建物を見学させてくれる(有料)ほか、この町は、藍染めの職人町だった
       ことから、その資料展示や染物の販売、藍染体験ができるようになっている。
        建物の前の道の中央を水路が流れ、この周辺、ちょっとした雰囲気が立ち込めている。
        この絵の奥の方が玄関口になっていて、その前あたりから逆向きに描きたかったけれど、
       恰好の日陰が無かった。

        


            目を通してくださりありがとうございました

            日記@BlogRanking


大和郡山 [324]

2011-06-04 12:32:43 | 淡彩スケッチ
         前から思っていた大和郡山へ行ってきた。
         梅雨に入る前にと電車を乗り継いでの訪問で有ったが、天気が良すぎて暑かった。
         しかも欲張って絵の道具を詰めたから、バッグが肩にこたえた。
         見どころも多くて、しかも簡単なものといえども 描きかけスケッチを4,5枚したので、
        地図案内コースの半分も廻れなかった。

         城址やその名残を残す街並み、外堀、名物和菓子店、神社仏閣と軒を並べる旧有楽街の
        名残を残す3階建ての豪壮(?)な建物など興味を引く所がいたるところにあった。
         疲れて、郡山金魚資料館等関連の池や施設へは回れなかった。 
  
         掲載のものは、ハガキサイズに描いたもの。

         

         

         先日、[322] で書いた精密検査の件は、血液検査での数値が標準範囲を超えて上昇を
         続けているため、細胞採取による生検の前に MRI 検査を受けたのですが、
         3年前の生検時とさしたる変化も無いそうで、再度入院しての生検は今秋以降に様子を
         見てと言うことになりました。
          ご心配をおかけしました。


目を通してくださりありがとうございました

日記@BlogRanking


鉛筆デッサン  [323]

2011-06-02 18:08:21 | デッサン
           
                          サイズ  F10

            人物デッサン会の5月例会に参加して描かせてもらってきた。
            参加者は、いつものように若い画学生から各年代層の男女。
            ビジネスの現役、主婦らしき人そして自分より高齢の元気な人。
            前にも書いたけれど、いつものように合評会の後、モデルさんに、「もし貰えるのなら
           どれを欲しいか?」と云う質問に、ここ4回ほど、同じ女性の作品が選ばれている。
            技量的にはもっと上の人が何人も居るのにである。
            モデルさん達は異口同音に「私のことを、内面的にも、一番分かってくれている」と
           選定理由を話している。


               目を通してくださりありがとうございました

               日記@BlogRanking