淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

中之島中央公会堂 [202]

2010-09-29 18:20:53 | 淡彩スケッチ
             奈良・当麻寺へスケッチへ行った時に出会って、少し話を聞かせて
            貰ったのが縁で、以来その人のHPを見せて貰っているが、その人が
            加入しているグループの作品展の有ることを知って、中之島へ行って来た。
             大企業出身で、現役のころから趣味として研鑚を積んでいた人が多く、
            それぞれが独特の手法の淡彩画を出展されていた。

             この公会堂を何度か描いている。
             最初は中1の夏休みに、小6の時の担任の先生に誘われて仲間5,6人と
            来たのが最初である。

             掲載の油絵(20号)は17、8年前のものである。
             正月の2,3日と、寒い中現地で描いたが、そうでもしないと、
            絵など描ける休みの取れない毎日だった。
                                  スケッチ F3

                
            


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稲田  [201]

2010-09-27 18:58:09 | 水彩画
                野に出たら、すっかり稲刈りが進んでいた。
                この辺は兼業農家が多いから、この土、日は田に出る人も
               多かったのだろう。

                畔の彼岸花もようやく咲きそろっていた。
                                        サイズ F6

                



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人物デッサンの会  [200]

2010-09-25 18:15:22 | デッサン
                参加費1500円の人物デッサンの会(9月度)に参加してきた。
                今回のモデルさんは、これが初めてという学生さんで、本人希望の
               立ち姿で始めたけれども、最初の20分ポーズの段階で顔面蒼白となり、
               膝をついてしまった。
                しばらく休んでいた後、可哀そうなくらい皆に謝って継続しようと
               したけれど、参加者の勧めで今度は楽なように椅子に座ってのポーズで
               残りの5回を務めて貰った。
                ヒールの高いブーツがこたえたのだろうか、それとも緊張が大きかった
               のだろうか。
                          サイズ F10

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奈良国立博物館  [199]

2010-09-24 18:22:41 | 淡彩スケッチ
           「仏像修理100年 展」と「至宝の仏像 展」を観てきた。

           まだまだ会期が有ろうから涼しくなってからとのんびり構えていたけれど、
          そうではないことに気がついて慌てて行ってきた。

           「仏像修理100年」では、明治31年から始まった近代的な仏像修理の
          歴史が実物像だけでなく、写真や貴重な修理記録によって、ビフオアー、アフター
          よろしく展示されていて興味深かった。

           なかでも、宇治平等院鳳凰堂の本尊阿弥陀如来を囲む壁の上部に懸けられていた
          雲中供養菩薩像(国宝)1体が目の前のガラスケースに収めららていたが、
          その横には、最近見つかったという明治38年に修理された時の修理図も展示されていて、
          それには補足および修理個所が色分けされているから、その修理跡も分かり、
          大変な解体修理がされていたことが分かるようになっていた。

           そのほかの展示物からは、現状模倣から復元模倣への遷りも、実物を見比べる
          ことが出来て興味深いものであった。

           「至宝の仏像」では、所狭しと同館が所蔵する仏像、寄託をうけている仏像が
          展示されていた。

           国宝、重要文化財の立ち並ぶなかでの圧巻は東大寺法華堂金剛力士立像であった。
           普段は法華堂(三月堂)に安置されていて、薄暗がりの中、遠く離れてしか
          拝観出来ないが、この度は、お堂の須弥壇の耐震工事にあわせ、諸尊とともに
          保存修理をうけることとなり、この機会に力士像が今回この博物館で公開される
          ことになったそうである。

           金剛力士像は、木彫で半裸像、大門に安置されているのが普段見るタイプであるが、
          この像は、脱活乾漆造、着甲で堂内に安置されているという特徴があって、明るい
          館内ではっきり見える力士像の彫刻美、迫力はまた格別であった。

            
          


東新館     


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坂の町 尾道  [198]

2010-09-22 18:16:01 | 淡彩スケッチ
             千光寺公園下には天寧寺坂のほか千光寺道、新千光寺道と名付けられた坂道がある。
             これらには古刹や志賀直哉、中村憲吉などの旧居とか、小粋な店舗が並んでいる
            そうである。
             しかし、とてもそこまで訪れる体力も無いので、せめて評判の坂道の一端でも
            見て帰ろうと、ばてかかった体に鞭打った。

             石畳みの坂道を一枚スケッチして降りてくると、面白い土塀が目について、
            時間もありそうなのでこれも描かせてもらうことにした。

                            (今回で尾道シリーズは終わり)

             天寧寺坂  サイズ F3
                         

             千光寺道  サイズ F3
            


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尾道大橋    [197]

2010-09-20 18:00:37 | 淡彩スケッチ
               千光寺でのスケッチの最終仕上げは帰ってからのこととして、ロープウエイで
              山麓駅まで降りた後、近くで「坂の町尾道」をスケッチしようとした。
               
               今度は徒歩での登りになったけれど、地図の読み間違えだったのか、
              曲がりくねった迷路のような一人しか通れない狭い石段が続いた。

               汗びっしょりになった頃、見晴らしの好い処に出たので、堪らず腰を
              下ろしたが、ただ単に休憩をしているだけではもったいないと、
              そこにへたり込んだままスケッチしたものが今回掲載のものである。
              着彩は帰宅してからした。 

               寺の多い町である。                サイズ F3

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尾道   [196]

2010-09-18 18:30:15 | 水彩画
               尾道水道と大橋を望む風景を描きたくて千光寺公園へ上がったが、
              見通しの利く日陰は見つからなかった。
               仕方なくロープウエイ山頂駅の近くで、直射日光を頭上からまともに
              受けながら描くことにした。

               観光客の絶好の記念撮影場でもあったから、若い二人連れや小さい子供を
              連れたフアミリ―のシャッターも頼まれたりして押してあげた。

               此処から見る壮大な風景は、油絵で描く方が合っているのではと思う。
                   
                                   サイズ F6

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尾道 千光寺公園より [195]

2010-09-16 18:15:39 | 淡彩スケッチ
               貰っていた青春18キップの最終回分を使って、利用可能最終日の9月10日に
              尾道へ行ってきた。
               三宮を8時20に出発して、乗継を繰り返して片道3時間半の旅程。
              帰着は夜の10時前。家へは11時であった。尾道での滞在は約6時間。
               暑い一日であった。
               
               予め決めていた千光寺へロープウエイで上がり、山頂駅周辺で6号の水彩画と、
              展望台近くや、戻りの山麓駅近くの坂道で数枚の簡単なスケッチをした。

               掲載のスケッチは山頂展望台からのもので、尾道水道や周辺島々を
              望むことが出来た。

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デッサン 水差し  [194]

2010-09-14 20:12:51 | デッサン
               絵は描いている年数だけ、それなりに上手くはなれますとデッサン講座の講師は
              云ってくれるけれど、それだけではない、味、魅力を出さなければと云う。
               これはむつかしい。センスの問題か。
               確かに人さんの絵を見ていても、上手下手を抜きにした絵の魅力と
              云うもののあることは分かる。

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阪神タイガース  [ 193]

2010-09-12 20:11:11 | 淡彩スケッチ
                先日、タイガースの試合を見に行ってきた。
                球場がスカイマーク スタジアムだったからか、入場券が手に入ったと
               息子が持ち帰ってきて、娘夫婦と4人で観戦した。
                30年ぶりでもあり、中日相手に 10対1の完敗だったけれど、
               それなりに興味深いことの多い夜だった。

                3塁側の席なのに、廻りはほとんどタイガースフアンで、最後の最後まで
               ヤジひとつ飛ばさずにメガホンなどをたたいて応援するサマは
               いじらしいほどであった。

                入場する前に、スタンド周辺でスケッチをしたが、もう高揚した雰囲気が
               ただよっていた。   サイズ F3

                 

                 

                 


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真鍋島にて  [192]

2010-09-10 17:36:08 | 淡彩スケッチ
               人口300人ほどの漁村に色々な史跡が残っているそうである。
               小さな島であるけれども、平安時代末期に藤原氏一族が水軍の根拠地を置き、
              付近の島々をことごとく支配下に置いていたという。
               源平合戦では平家方に属していたそうだから、そのための辛い歴史も
              引き継いでいたことだろう。

               島内には自動車の使える道は無く、2、3軒も行けばすぐに曲がり角に
              出くわす細い道が入り組んでいる。

              

               5時20分の最終便を待つ間に1枚スケッチをした。
               さすがの夏の陽も、西側の山並みにさえぎられて、港には夕暮れが早くも訪れていた。

              
  
               帰りに乗った船は高速船だったから、後ろへ掻きだす波も豪快だった。
               船客は島への通勤者、多分小、中学校の先生方ではなかろうか。
     
               過ぎ去る島影をぼんやりと見送りながら過ごした。

               


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真鍋島   [191]

2010-09-08 19:17:53 | 淡彩スケッチ
               真鍋島へ渡る定期船の時間待ちに入った喫茶店のママさんが、
              島のお寺(円福寺)の裏の墓地に登ると港一帯が見渡せるよ、
              うちの墓もそこに在るのと教えてくれた。
               お寺は港からはすぐ近くで、教えてもらった通り港も小さな集落もよく見えた。
               「瀬戸内少年野球団」のロケ地として知られる真鍋小学校もすぐに分かった。
               残念ながら、目の前には周辺に似つかわしくない大きな洋瓦の屋根がひろがっていて、
              もう少し上へ昇って行けば視界も少しは変わったかもしれないが、炎天の中、
              足元のふらつく思いがして、石段を転がり落ちるのを恐れてそれ以上はあきらめた。

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真鍋島港    [190]

2010-09-06 18:36:17 | 淡彩スケッチ
               港の浮桟橋。
               船客の乗降をここで行う。
               作業をしている人は、キップの販売を含めて女性一人しか見かけなかった。
               真鍋島は、笠岡諸島を巡る航路の最終寄港の島である。
               山陽本線笠岡駅最寄りの笠岡港から約1時間。
                                サイズ F3

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笠岡諸島へ  [189]

2010-09-04 20:16:05 | 淡彩スケッチ
              瀬戸内、笠岡諸島へ行ってきた。島々への船乗り場の最寄り駅は、山陽線福山の手前の
             「笠岡」で、JRの新快速や鈍行で、三宮より3度の乗り換えを経て3時間かかった。
              貰った青春18きっぷを利用したのだが、往復6520円のところを、単純計算の
             1回分2300円の運賃で往復出来たことになる。

              乗船前に少し時間を取っておいて、スケッチポイントとして周辺の神島(こうのしま)
             大橋やカブトガニ博物館をもう一度来ようかとチェックしたけれども、期待していた程の
             ことも無く、わざわざそのためにもう一度来るほどの所でもなかった。

              笠岡港からの白石島、北木島そして目的地の真鍋島への1時間余りの船旅は
             海面も穏やかで快適なものであり、ほとんど座ることも無くシャッターを切り続けた。

              真鍋島の人たちは、どの路地で出会っても、こころやさしい挨拶を返してくれた。
              日差しを避けられるところを選んで数か所のスケッチをしたが、絵となるには
             まだかなり手を加えなければならないが、これはこれで楽しみである。
              夕刻、島を離れるときに、心配そうな人達に囲われながら寝台車風の車に
             乗せられて運ばれてきた人が、小さな船に乗せられて港を出て行った。
              島の暮らしを見る思いで、無事を祈った。
      
              掲載スケッチは、乗船場を望む通りである。サイズ F3


             笠岡港から乗った船
             総トン数 19t
             席数 60余り

                      



             笠岡諸島 
             目的地真鍋島までに寄港5か所
             
                      



             真鍋島の家並み
             円福寺裏の墓地からの眺め

                  
      


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雄岡山  [188]

2010-09-02 20:48:07 | 淡彩スケッチ
            日の傾く頃になると、さすがに吹く風も心もち爽やかに感じられて外へ出た。
            気が付かなかったけれど、山裾の田も色づいていた。
                   
                             サイズ F4


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