淡彩スケッチ ひとりあそび

  へたはへたなりに 楽しんでいます    ( by satoyama )
  

オリンピックの終幕

2014-02-23 20:43:43 | 淡彩スケッチ
     
          「野菜」  F6

       マスコミの流す情報は、種目によって多きな偏りのあるのは、なにも
      オリンピックについてのものだけでは無い。
       予備知識や関心が無い為に、流れる情報さえ見落としていたし、情報量の
      配分を決めるのは送り手が決めることである。

       日の当らない種目に、驚くような訓練を積み重ねていた若者達の、晴れの
      場での活動を伝える記事や画像に、何度も感動させられた。

       次は、サッカーのワールドカップか。

オリンピック寝不足   [607]

2014-02-16 22:00:14 | 淡彩スケッチ
       
            「果物」  F6

        久し振りの好天だったけれど、溜まりにたまった寝不足で、とうとう3時間も昼寝をしてしまった。

        夜になって、[捨ててこそ 空也]を読み始めた。
        書評につられて買っていたものだが、400ページ近いものを手にとって、これは一寸と年明け早々から
       積置いていたものである。

        絵画教室の、今半期が終わりに近づいて、それに合わせての作品展が開かれている。
       人物画を出展した。
        次期も継続して受講しようか、どうしようか迷っている。
        夜間の部を希望しているからだけれど、そのために片道Ⅰ時間かけて通うことが辛くなってきた。
        意欲が減退しているのであろう。

        掲載の絵は、この教室での最新のものである。

鹿児島スケッチ行 (5) 最終回    [606]

2014-02-11 18:34:08 | 淡彩スケッチ
  
             桜島   サイズ F6

        
             桜島フエリーターミナル  サイズ F2

        帰りの便までに桜島を描きたく、朝の9時に鹿児島水族館前まで行ったけれど、
       この日も靄っていて、桜島の位置さえはっきりしなかった。
        仕方なく、晴れるのを待つつもりで、桜島行きのフエリーターミナルを小さな用紙に
       描いたりしながら、桜島のスケッチポイントを探し廻って、その結果、隣接のウオーター
       フロント公園の背後に並ぶドルフインポートの2階開放廊下からと決めて晴れるのを待つた。
        近くのレストランでは、結婚披露宴も始まり、新郎新婦の紹介や、若い仲間の微笑ましい
       祝辞も聞こえてきた。
        これも何かの縁であろうと、二人の多幸を祈る気持ちが湧いてきた。

        ようやく桜島は姿を見せてくれたけれども、期待にはほど遠かった。

        鹿児島市はきれいな、いい街である。
        広い通りを市電が走り、訪れる観光客に便利な定期バスも沢山用意されている。
        せっかく彼の地まで行きながら、スケッチに拘ったがために、西郷ゆかりの地や仙巌園、
       霧島、知覧、知覧の武家屋敷などを廻れなかったことに一抹の悔いも残る。

        今回のスケッチと写真から、1,2枚、油絵を描ければと思っている。


        長々と、5回もお付き合い頂き有難いことでした。

鹿児島スケッチ行 (4)      [605]

2014-02-10 12:26:59 | 淡彩スケッチ
       
             長崎鼻灯台  F6
       薩摩長崎鼻灯台(竜宮伝説の地)
         大隅半島と、この地薩摩半島に囲まれた錦江湾(鹿児島湾)に出入りする船舶や
        東シナ海を航行する船舶の道しるべとしての役割をはたしている。
         水面から灯火までの高さ  約21メートル。
         足元は、海面水位ギリギリに岩礁が広く露出していて、その中を、先端まで歩ける
        ように板敷きの歩道らしいものが設置されているが、岩床までの急勾配の階段を降りる
        気合さえ出なかった。

鹿児島スケッチ行 (3)      [604]

2014-02-08 19:59:18 | 淡彩スケッチ
       

       
             池田湖  サイズ  F6

       
             池田湖  サイズ  F6

      「池田湖」
       周囲15㎞、九州最大のカルデラ湖。
       オオウナギの生息地として知られているそうである。
       体長が10~20メートルもある未確認動物イッシー棲んでいるといわれ、1978年には、
      20人の人が同時に目撃したそうである。
       湖畔にはイッシ―の大きな像というか人形が置かれているが、誰も見向きもして
      いなかった。

       8時前に鹿児島中央駅を出て、指宿駅からのバスで着いたのは10時半で、ここには
      その後3時間近く居た。
       ここまでバスに乗って来たのは自分だけで、車で来ている人もまだ少なかった。
       ブロ友さんが教えてくれたのだが、この日は濃霧注意報が出ていたそうで、着いた時
      には、向かいに見えるはずの開聞岳も全く見えなかった。
       仕方なく、目の前のボート用桟橋を描いたり、菜の花をハガキ絵にして、晴れるのを
      待った。

 

鹿児島スケッチ行 (2)    [603]

2014-02-06 21:41:35 | 淡彩スケッチ
        
             長崎鼻より開聞岳を見る   サイズ F6

         薩摩半島の最先端から開聞岳を描いたが、3時頃になっていても霞んでいた。
         穏やかな天気であったが、少しの風でもあれば、この地なら、ベンチに広げた
        スケッチブックなど、ひとたまりもなく飛んでいったであろう。
         重い荷を肩に架けて歩くには暑かったけれど、今思えば幸運であった。

         大海に突き出た見晴らしのよいこの岬には、浦島太郎伝説に関わる竜宮神社や
        長崎鼻灯台もあって、多くのアジア系観光客も来ていた。

         この絵を描いている場所で、記念写真を交互に写し合うペアーも居て、
        「シャッターを押しましょうか」と声をかけると、喜んで並んでくれた。
         5、6組も居ただろ。
        「モニターを見たら、いいものが写っていました」と、わざわざ礼を言いに戻って
        来てくれた老夫婦も居た。

鹿児島スケッチ行   [602]

2014-02-03 22:30:14 | 淡彩スケッチ
       
            池田湖から見る開聞岳 ハガキサイズ

       神戸空港発着 2泊3日 ビジネスホテル宿泊付き(食事無し)が、新幹線片道料金と
      変わらない費用で手に入る広告を見て、利用してきた。
       スケッチをすることだけが目的のひとり旅だったから、鹿児島料理と云えば、ホテルでの
      地元特産品朝食バイキングのみで、温泉は、指宿駅前での電車待ちに、足湯に浸けただけ
      であった。
       天候には恵まれたが、最低気温 13度、最高気温21度越えでは、厚着の身にはとにか
      く暑かった。

     1日目
       空港よりバスで着いた鹿児島中央駅から、そのまま市内観光スポットを巡るシテイビュー
      バスに乗り、城山や仙巌園などで途中下車を繰り返しながら、桜島のスケッチポイントを
      チェックした。

     2日目
       1時間余りをかけてJRで指宿駅へ。
       ここから再び路線バスで、薩摩半島最先端の長崎鼻、開聞岳麓を巡りながら、1時間ほど
      かけて終点池田湖へ。
       此処で、菜の花の香りにむせりながら、6号を2枚、ハガキサイズを1枚。
       この後、バスでの帰路、長崎鼻で下車して、6号を2枚。
       昼飯を忘れるほどの一日で、ホテルに戻った時は疲れ切っていて、夜の街に出る元気も
      残っていなかった。
        
     3日目(最終日)
       心配していた雨も夜の間に通り過ぎていた。
       桜島は、最終日の、空港に戻るまでの間に描くことを予定していたが、残念ながら
      靄っていて、定番の城山展望台からでは無理と判断して桜島フエリーターミナルへ行くが、
      ここでも桜島の姿はおぼろげなものであった。
       仕方なく、霞みの晴れるのを待ちながら、ウオーターフロントパークを小さな用紙に
      スケッチしながらじっと待つことにしたが、やっと描けるようになった時には、もう1時間
      半しか残っていなかった。

       掲載のものは、池田湖から開聞岳を見た風景である。(ハガキサイズ)
       春霞みにけむっていた。