花屋さんの店頭にも、目だって春らしい軽やかな色合いの花が
並ぶようになった。
菜の花の、バケツに放り込まれたままの元気なのにお目にかかりたいが
まだちょっと早いのか。
三宮には、おそらく市内で売り場面積が最も広いと思われる古書店がある。
ときどき利用するが、先日寄ったら、近日閉店の予定で、値引き販売をしていると
店内のあちこちに貼られていた。高価なものは6割引きとも。
その中で、朝日新聞昭和47年発行、日本古典全書のうち「更科日記」を
30円で、集英社昭和53年発行「日本の美 国東紀行」 発行時 4300円、
店内通常1000円を100円で買うことが出来た。
欲しいものは他にも色々あったけれど、重くなるので次回にした。
どちらも愛書家(?)の棚で眠っていたのかきれいなものであった。
後者は石元泰博撮影の石仏を主にした豪華な写真集である。
4回生になった春休みに2週間をかけて九州を貧乏旅行したことがある。
この旅で最も印象強く残った地は国東であった。
建築史の講義を聞いて、この地の富貴寺に関心を持っていたので国東半島の
先へはいって行ったのだけれど、寺だけでなくあちこちに点在する石仏に
大いに引かれたし、心細やかな人達に会えたことを思い出す。
サイズ F3 [084]
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並ぶようになった。
菜の花の、バケツに放り込まれたままの元気なのにお目にかかりたいが
まだちょっと早いのか。
三宮には、おそらく市内で売り場面積が最も広いと思われる古書店がある。
ときどき利用するが、先日寄ったら、近日閉店の予定で、値引き販売をしていると
店内のあちこちに貼られていた。高価なものは6割引きとも。
その中で、朝日新聞昭和47年発行、日本古典全書のうち「更科日記」を
30円で、集英社昭和53年発行「日本の美 国東紀行」 発行時 4300円、
店内通常1000円を100円で買うことが出来た。
欲しいものは他にも色々あったけれど、重くなるので次回にした。
どちらも愛書家(?)の棚で眠っていたのかきれいなものであった。
後者は石元泰博撮影の石仏を主にした豪華な写真集である。
4回生になった春休みに2週間をかけて九州を貧乏旅行したことがある。
この旅で最も印象強く残った地は国東であった。
建築史の講義を聞いて、この地の富貴寺に関心を持っていたので国東半島の
先へはいって行ったのだけれど、寺だけでなくあちこちに点在する石仏に
大いに引かれたし、心細やかな人達に会えたことを思い出す。
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先週の日曜は、みぞれの舞う前日の寒空と違って明るい日であった。
時たま利用するバスの窓から見ていて気になっていたバス停 「滝山町」 で
降りてみた。
すぐ近くに小高い山があって、眺めが良さそうなので、近くのコンビニで
尋ねると「ひよどり展望公園」だという。
公園とは云うものの結構な登りで、丸太を寝かした階段が続いていて
着ていたジャンバーを脱いでも汗びっしょりとなった。
頂上からは市街の先のポートアイランドや神戸空港までが見渡せて、
絶好のスケッチポイントであった。
樹の葉が落ちているから見通せていたが、葉の繁る時期ではだめだったであろう。
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時たま利用するバスの窓から見ていて気になっていたバス停 「滝山町」 で
降りてみた。
すぐ近くに小高い山があって、眺めが良さそうなので、近くのコンビニで
尋ねると「ひよどり展望公園」だという。
公園とは云うものの結構な登りで、丸太を寝かした階段が続いていて
着ていたジャンバーを脱いでも汗びっしょりとなった。
頂上からは市街の先のポートアイランドや神戸空港までが見渡せて、
絶好のスケッチポイントであった。
樹の葉が落ちているから見通せていたが、葉の繁る時期ではだめだったであろう。
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所用をすませ、近鉄奈良駅まで戻って来たとき、まだ日の暮れまで時間が有ったので
「奈良町」へ歩きに行った。
しばらく行くと、y-mie さんのブログ 思いつくまま に出ていた厄除けのお猿さんの
ぶら下がるお店があって、ああこれこれと、少々寒かったけれど立ったままちょっと
描いて帰った。
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「奈良町」へ歩きに行った。
しばらく行くと、y-mie さんのブログ 思いつくまま に出ていた厄除けのお猿さんの
ぶら下がるお店があって、ああこれこれと、少々寒かったけれど立ったままちょっと
描いて帰った。
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「ひょうごゆかりの美術家展」を見に行った帰りに、新神戸駅前の神戸芸術
センターでの[森本憲司展」も観た。2度目である。
芸術センターが行った第2回絵画公募展での受賞作家の個展である。
バスの窓から見える神戸芸術センターと書かれたこの建物がどういう意味を持つ
建物かということをずっと疑問に思っていたのでこの近くへ所用で行った時に寄った
ときに、この個展に出会ったのである。
この人は北海道中川郡(帯広の近く、冬季オリンピックに中学生で参加出場する
スケート選手の高木さんの出身地とか)に在住。
自営の傍ら5年ほど前から趣味で始めたという。特別に指導をうけることもなく、
団体に所属することもなく、公募展に機会があれば応募して入選、入賞し、個展も
3回開いているそうである。
開催に合わせて神戸に来ていた時に、会場で会う事ができて、長時間色々と話を
聞くことが出来て、個々の作品についての説明も受けることが出来た。
100号を含む多くの作品からは大自然の中の空気が伺い知れて、展示タイトルの
~心の癒し~そのものであった。
一期一会を感じ、礼状を送ったらすぐさま几帳面に書かれた書状が送られてきて、
最終日には神戸に来て会場に詰めているので会いたいとも書かれていた。
ところで、原田の森ギャラリー(兵庫県立美術館王子分館)での「ひょうごゆかりの
美術家展」であるが、洋画、日本画、写真、書道、彫刻、陶芸など150人ほどの作家の
作品が各人1点づつ展示されていた。
出展作品は作家の代表作品ばかりではないけれども、個人、企業、公民団体の
収蔵品で、そのため普段目にすることの出来ないものも観れるという格好のものであった。
自分としては、山本萬司、尾田龍、川端謹次 各氏の初めて見る作品に接することが
出来て幸いであった。
絵画部門を見終わって休憩しているときに会場で配られていた作品目録を見ていて
納 健(幻の宴)の記入があるのに気がついたが、果して会場で見た覚えがない。
ぜひ見たいので、見落としたかと再び戻ったけれどもやはり展示されていない。
事務所へ行って問い合わせると、こともなげにそれは彫刻の部に出ているという。
幾らなんでも納健は画家であろう。画家として兵庫にゆかりが出来ているのでは
ないのだろか。
[081]
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センターでの[森本憲司展」も観た。2度目である。
芸術センターが行った第2回絵画公募展での受賞作家の個展である。
バスの窓から見える神戸芸術センターと書かれたこの建物がどういう意味を持つ
建物かということをずっと疑問に思っていたのでこの近くへ所用で行った時に寄った
ときに、この個展に出会ったのである。
この人は北海道中川郡(帯広の近く、冬季オリンピックに中学生で参加出場する
スケート選手の高木さんの出身地とか)に在住。
自営の傍ら5年ほど前から趣味で始めたという。特別に指導をうけることもなく、
団体に所属することもなく、公募展に機会があれば応募して入選、入賞し、個展も
3回開いているそうである。
開催に合わせて神戸に来ていた時に、会場で会う事ができて、長時間色々と話を
聞くことが出来て、個々の作品についての説明も受けることが出来た。
100号を含む多くの作品からは大自然の中の空気が伺い知れて、展示タイトルの
~心の癒し~そのものであった。
一期一会を感じ、礼状を送ったらすぐさま几帳面に書かれた書状が送られてきて、
最終日には神戸に来て会場に詰めているので会いたいとも書かれていた。
ところで、原田の森ギャラリー(兵庫県立美術館王子分館)での「ひょうごゆかりの
美術家展」であるが、洋画、日本画、写真、書道、彫刻、陶芸など150人ほどの作家の
作品が各人1点づつ展示されていた。
出展作品は作家の代表作品ばかりではないけれども、個人、企業、公民団体の
収蔵品で、そのため普段目にすることの出来ないものも観れるという格好のものであった。
自分としては、山本萬司、尾田龍、川端謹次 各氏の初めて見る作品に接することが
出来て幸いであった。
絵画部門を見終わって休憩しているときに会場で配られていた作品目録を見ていて
納 健(幻の宴)の記入があるのに気がついたが、果して会場で見た覚えがない。
ぜひ見たいので、見落としたかと再び戻ったけれどもやはり展示されていない。
事務所へ行って問い合わせると、こともなげにそれは彫刻の部に出ているという。
幾らなんでも納健は画家であろう。画家として兵庫にゆかりが出来ているのでは
ないのだろか。
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市民 デッサン講座の受講を始めて1年近く経つ。
当初は、果してコンスタントに時間を取れるか、気持ちが切れないかと
危惧していたが月に3回、夜2時間をここまで継続することが出来て
ラッキーであった。
受講者のその参加意図は3パターンに分けられそうである。
A, 絵を描き始めたい、そのとっかかりとして。
B, 既に何らかの絵を描いているが、そのレベルアップのために。
C, 将来美術系大学入学のための受験対策として。
のようである。
若い人も、自分のように70越えも、総じて意気高く、刺激を受けている。
今回の講座テーマーは 「手」 である。
指1本、1本を最初から追うのではなく、手全体を一つの塊としてとらえ、
陰影を押えながら細部に入っていくと言うのが趣旨である。
そう簡単にいけば苦労は無いのだが。
二人がペアーを組み、10分交代で互いの手を描いていき、各人合計
45分の持ち時間であった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/6a/e487290d749d8b27829690f8be7310cb.jpg)
当初は、果してコンスタントに時間を取れるか、気持ちが切れないかと
危惧していたが月に3回、夜2時間をここまで継続することが出来て
ラッキーであった。
受講者のその参加意図は3パターンに分けられそうである。
A, 絵を描き始めたい、そのとっかかりとして。
B, 既に何らかの絵を描いているが、そのレベルアップのために。
C, 将来美術系大学入学のための受験対策として。
のようである。
若い人も、自分のように70越えも、総じて意気高く、刺激を受けている。
今回の講座テーマーは 「手」 である。
指1本、1本を最初から追うのではなく、手全体を一つの塊としてとらえ、
陰影を押えながら細部に入っていくと言うのが趣旨である。
そう簡単にいけば苦労は無いのだが。
二人がペアーを組み、10分交代で互いの手を描いていき、各人合計
45分の持ち時間であった。
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