2009-06-11 韓国羅老宇宙センター、きょう竣工式
来月にはロケット打ち上げ
大韓民国の宇宙開発の「総本山」となる羅老宇宙センターが、8年間の工事を終え、11日に竣工式を迎える。来月、科学技術衛星2号を積んだ韓国初の宇宙ロケット「羅老(KSLV1)」がここから成功裏に打ち上げられれば、韓国は自力で衛星を打ち上げた世界10番目の国として「宇宙クラブ」入りすることになる。
教育科学技術部が10日に明らかにしたところによると、11日に全羅南道高興郡蓬莱面外羅老島で政界・官界の要人や地域住民らが参加する中、韓国初の宇宙ロケット発射場、羅老宇宙センターの竣工式が行われるという。
現在、世界12カ国・26カ所の宇宙ロケット発射場がある。羅老宇宙センターは、国家単位では世界で13番目の宇宙ロケット発射場になる。総面積 507万平方メートルの敷地に作られた同センターは、発射台や発射統制棟、総合組立棟、気象観測所、追跡レーダー、光学追跡装置などの先端施設を備えている。来月末にはここからロケット「羅老」が打ち上げられ、続いて来年4月には「羅老」の第2次打ち上げが予定されている。
韓国政府は、「羅老」の後に続く後継ロケットの韓国型発射体(KSLV2)を、韓国独自の技術で2018年までに開発する計画だ。2段型宇宙ロケットの「羅老」は、1段目の液体ロケットがロシアから導入された。(朝鮮日報 李永完(イ・ヨンワン)記者)
出典: http://www.spaceref.co.jp/
来月にはロケット打ち上げ
大韓民国の宇宙開発の「総本山」となる羅老宇宙センターが、8年間の工事を終え、11日に竣工式を迎える。来月、科学技術衛星2号を積んだ韓国初の宇宙ロケット「羅老(KSLV1)」がここから成功裏に打ち上げられれば、韓国は自力で衛星を打ち上げた世界10番目の国として「宇宙クラブ」入りすることになる。
教育科学技術部が10日に明らかにしたところによると、11日に全羅南道高興郡蓬莱面外羅老島で政界・官界の要人や地域住民らが参加する中、韓国初の宇宙ロケット発射場、羅老宇宙センターの竣工式が行われるという。
現在、世界12カ国・26カ所の宇宙ロケット発射場がある。羅老宇宙センターは、国家単位では世界で13番目の宇宙ロケット発射場になる。総面積 507万平方メートルの敷地に作られた同センターは、発射台や発射統制棟、総合組立棟、気象観測所、追跡レーダー、光学追跡装置などの先端施設を備えている。来月末にはここからロケット「羅老」が打ち上げられ、続いて来年4月には「羅老」の第2次打ち上げが予定されている。
韓国政府は、「羅老」の後に続く後継ロケットの韓国型発射体(KSLV2)を、韓国独自の技術で2018年までに開発する計画だ。2段型宇宙ロケットの「羅老」は、1段目の液体ロケットがロシアから導入された。(朝鮮日報 李永完(イ・ヨンワン)記者)
出典: http://www.spaceref.co.jp/