飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

宇宙関連情報: 望遠カメラ画像、実用水準=東大の超小型衛星

2009-06-26 07:12:40 | 北海道衛星
望遠カメラ画像、実用水準=東大の超小型衛星

 東京大大学院工学系研究科の中須賀真一教授の研究室は22日、種子島から1月23日にH2Aロケットで打ち上げた超小型衛星「ひとみ」の搭載望遠カメラが、地上の30メートル四方の物体を識別できる画像撮影に成功し、目標を達成したと発表した。気象・地球観測などの実用に使える水準であり、大型衛星に比べると性能は低いが、安く画像撮影できるメリットを生かし、新たな利用法を開拓したいという。
 ひとみの打ち上げ時の大きさは、縦横各19センチ、突起部を含む高さ37センチで、重さが8.5キロ。H2Aで高度約650キロの地球周回軌道に投入され、2月25日に伸展式の望遠レンズを展開し、姿勢も安定させた。4月17日に撮影したメキシコ太平洋岸の画像には、幅20メートル程度の道路や川が写っていた。(2009/06/22-18:22)


http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009062200719