■今年の10大科学業績、首位に「がん免疫療法」-サイエンス誌選出
米科学誌サイエンスは2013年の重要な科学業績「ブレークスルー・オブ・ザ・イヤー」の首位に「がん免疫療法」を選んだ。免疫T細胞の働きにブレーキをかける経路を薬剤で阻害しT細胞を活性化することなどで、極めて有望な臨床成果が上がっているのが理由。同分野では京都大学の本庶佑名誉教授らの貢献も大きい。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720131220eaae.html
■iPS細胞、京大が新たに特許 「作製法ほぼカバー」
iPS細胞は、皮膚などの細胞に数種類の遺伝子を導入して作るため、これまでの特許はこれらの遺伝子を特定した上で取得していた。今回は特定の遺伝子を決めずにiPS細胞の作製工程に特許が認められており、広範囲で強固な特許権という。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/131220/scn13122018340001-n1.htm
■iPS治療「高リスク」…再生医療に3段階基準
治療内容によってリスクを3段階に分け、がん化の恐れがあるiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使う治療は最も高リスクに分類し、高度な審査ができる国の認定委員会と厚生科学審議会による二重の審査を受ける形とする。また、使用した細胞の保管を医療機関に義務づける。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20131220-OYT1T01019.htm?from=ylist