タイトル:宇宙実験、本格始動/香川大のKUKAI
本文:
香川大の超小型衛星「KUKAI(空海)」の打ち上げ成功から
一夜明けた24日、香川県高松市林町の香川大工学部で宇宙実験が
始まった。開発者の能見公博准教授と研究室の学生らは、
実験の本格展開を意味する親子2機の分離こそ見送ったが、
KUKAIからのモールス信号を受信、衛星の軌道を分析するなどした。
KUKAIは、親子2機で構成し、
2機をつなぐテザーと呼ばれるひもの伸縮で子機の姿勢を制御できるか
を検証する。テザーによる姿勢制御技術が確立すると、
宇宙に浮かぶごみの回収やスペースシャトルの外観損傷の確認などに
応用できるという。
能見准教授らは、実験期間を3カ月間としており、
その間にテザーによる姿勢制御をはじめ、さまざまな応用実験を
展開する予定。実験期間終了後も学生らが運用し、
搭載するカメラでの画像を公開する。
この日は、実験直前に子機からの信号を受信しきれなかったことなど
から、予定していた親子2機の分離、
テザーによる姿勢制御実験を見送った。
学生らは、工学部の屋上に設置した可動式アンテナの動きや
受信のための周波数の設定など問題点を話し合った。
能見准教授は「人工衛星運用の難しさを思い知った。
まだまだ経験が足りず、今後も練習を重ねながら実験に臨みたい」
と話していた。
URL:http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20090125000049
本文:
香川大の超小型衛星「KUKAI(空海)」の打ち上げ成功から
一夜明けた24日、香川県高松市林町の香川大工学部で宇宙実験が
始まった。開発者の能見公博准教授と研究室の学生らは、
実験の本格展開を意味する親子2機の分離こそ見送ったが、
KUKAIからのモールス信号を受信、衛星の軌道を分析するなどした。
KUKAIは、親子2機で構成し、
2機をつなぐテザーと呼ばれるひもの伸縮で子機の姿勢を制御できるか
を検証する。テザーによる姿勢制御技術が確立すると、
宇宙に浮かぶごみの回収やスペースシャトルの外観損傷の確認などに
応用できるという。
能見准教授らは、実験期間を3カ月間としており、
その間にテザーによる姿勢制御をはじめ、さまざまな応用実験を
展開する予定。実験期間終了後も学生らが運用し、
搭載するカメラでの画像を公開する。
この日は、実験直前に子機からの信号を受信しきれなかったことなど
から、予定していた親子2機の分離、
テザーによる姿勢制御実験を見送った。
学生らは、工学部の屋上に設置した可動式アンテナの動きや
受信のための周波数の設定など問題点を話し合った。
能見准教授は「人工衛星運用の難しさを思い知った。
まだまだ経験が足りず、今後も練習を重ねながら実験に臨みたい」
と話していた。
URL:http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20090125000049