タイトル:日本が開発、宇宙への無人輸送機「HTV」公開
本文:
国際宇宙ステーション(ISS)に物資を補給するため、日本が開発した無人輸送機「HTV」初号機が25日、宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で報道関係者に公開された。
宇宙機構は年1~2回のペースで輸送する計画で、早ければ来年中の初打ち上げを見込んでいる。
HTVは全長10メートル、直径4・4メートルと、観光バスほどの大きさ。重さは約10・5トンあり、実験装置や船内用物資など計約6トンの物資を運べる。
これまで無人物資輸送の主力だったロシアの「プログレス」の3倍近い搭載能力を誇り、最高7・5トンの輸送能力がある欧州宇宙機関の「ATV」とともに、ISSへの補給手段として期待される。
HTVはH2Bロケットで打ち上げられ、地上からの無線操作などでISSにドッキングする。補給後はISSの不用品を積み、大気圏突入時に発生する熱で燃え尽きる使い捨て型。
(2008年12月25日20時50分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20081225-OYT1T00600.htm?from=navr
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国際宇宙ステーション(ISS)に物資を補給するため、日本が開発した無人輸送機「HTV」初号機が25日、宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で報道関係者に公開された。
宇宙機構は年1~2回のペースで輸送する計画で、早ければ来年中の初打ち上げを見込んでいる。
HTVは全長10メートル、直径4・4メートルと、観光バスほどの大きさ。重さは約10・5トンあり、実験装置や船内用物資など計約6トンの物資を運べる。
これまで無人物資輸送の主力だったロシアの「プログレス」の3倍近い搭載能力を誇り、最高7・5トンの輸送能力がある欧州宇宙機関の「ATV」とともに、ISSへの補給手段として期待される。
HTVはH2Bロケットで打ち上げられ、地上からの無線操作などでISSにドッキングする。補給後はISSの不用品を積み、大気圏突入時に発生する熱で燃え尽きる使い捨て型。
(2008年12月25日20時50分 読売新聞)
URL:http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20081225-OYT1T00600.htm?from=navr