急速に膨張している私たちの宇宙
天の川として見える私たちの銀河系の直径は、およそ10万光年。地球と太陽との距離の、ざっと30億倍という長さです。宇宙には、このような銀河が、少なくとも数1,000億という単位で存在しています。これらの銀河を地球から観測した結果、遠い銀河ほど速いスピードで遠ざかっていることが確かめられました。つまり「宇宙が膨張(ぼうちょう)していること」がわかったのです。
「ビッグバン」の大爆発ですべてがはじまった
宇宙が現在も大きくなり続けているということは、何を意味するのでしょうか?そう、将来に向かって「大きくなっている」ということは、過去の時点では「小さかった」ということになるのです。宇宙を過去に向かってながめると、どんどん小さくなり続け、最後は始まりのごく小さな1点になるはずです。その宇宙誕生の瞬間は、「ビッグバン」という大爆発だったといわれ、時間と空間が誕生したとされています。しかし、ビッグバンを引き起こしたものが何だったのか。現在の研究では1/100後ぐらいの状態は理論的に考えられていますが、それ以前のことについては、くわしいことはわかっていません。また、ビッグバンによる誕生のほかにも、さまざまな説がとなえられています。
(JAXA宇宙情報センターHPより)
天の川として見える私たちの銀河系の直径は、およそ10万光年。地球と太陽との距離の、ざっと30億倍という長さです。宇宙には、このような銀河が、少なくとも数1,000億という単位で存在しています。これらの銀河を地球から観測した結果、遠い銀河ほど速いスピードで遠ざかっていることが確かめられました。つまり「宇宙が膨張(ぼうちょう)していること」がわかったのです。
「ビッグバン」の大爆発ですべてがはじまった
宇宙が現在も大きくなり続けているということは、何を意味するのでしょうか?そう、将来に向かって「大きくなっている」ということは、過去の時点では「小さかった」ということになるのです。宇宙を過去に向かってながめると、どんどん小さくなり続け、最後は始まりのごく小さな1点になるはずです。その宇宙誕生の瞬間は、「ビッグバン」という大爆発だったといわれ、時間と空間が誕生したとされています。しかし、ビッグバンを引き起こしたものが何だったのか。現在の研究では1/100後ぐらいの状態は理論的に考えられていますが、それ以前のことについては、くわしいことはわかっていません。また、ビッグバンによる誕生のほかにも、さまざまな説がとなえられています。
(JAXA宇宙情報センターHPより)