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飛び出せ! 北の宇宙基地

北の地である北海道で、人工衛星の開発などを行っている 北海道工業大学 佐鳥研究室の活動日記です。

今日のニュース140811

2014-08-11 04:40:03 | 佐鳥新の教授&社長日記

■折り紙をヒント、自力で立体化する平面ロボット

折り紙をヒントに、平面から自力で立体化するロボットを米ハーバード大などの研究チームなどが開発し、8日付の米科学誌「サイエンス」で発表した。

倒れた建物の下などにすき間から入りこみ、人の捜索や救出を行うロボットへの応用が期待されている。

研究チームは、ロボットの本体に、温度が100度になると形が変わる形状記憶樹脂や、紙などでできたシートを採用した。動力源はバッテリーで、シートを温めて折れ目をちょうつがいで折り、自動的に立体化するロボットを作った。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20140808-OYT1T50059.html?from=ycont_top_txt

動画The Wall Street Journal): http://live.wsj.com/video/scientists-engineer-origami-inspired-transformer/30271225-F3EC-4D81-8D0B-AC8829627F09.html#!30271225-F3EC-4D81-8D0B-AC8829627F09 

 

■IBM、脳の機能まねた半導体を開発

The Wall Street Journal)IBMは、脳にあるニューロン(神経細胞)やシナプス(神経細胞の結合部)の機能や、その他の特徴をまねた演算処理用のマイクロチップ(半導体)を開発したと発表した。IBMは、この新しい半導体は、大半の在来型コンピューターで使われている基本的設計から大きく離れた設計で、パターンの認識やモノの分類といった作業に優れる一方、電力消費量が在来型のハードウェアよりもはるかに少なくて済むと述べている。

http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303570604580078622974657704?mod=JWSJ_EditorsPicks

 

■スーパームーン、流星群…相次ぎ夏の天体ショー

満月が通常より大きく見える「スーパームーン」と、3大流星群の一つの「ペルセウス座流星群」が、11日未明から13日早朝にかけて見頃を迎える。

11日午前3時すぎには今年最大のスーパームーンが見られると予想され、天候が良ければ、大きな月とひときわ明るい月光が楽しめそうだ。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20140809-OYT1T50015.html?from=ycont_top_txt

http://matome.naver.jp/odai/2140512062180108401 

 

■時代を超えた美、月面図の歴史をたどる

(CNN) 人類は太古の昔から、空に輝く月の姿を描き続けてきた。だが月表面の様子を地図に描くようになったのは、望遠鏡が開発された400年ほど前のことだ。

歴史に残る美しい月面図とそれを描いた人びとを紹介する。

ガリレオ・ガリレイ、1610年 ※画像はURL参照(以下、同様)

ジョバンニ・バッティスタ・リッチョーリ、1651年 

ジョン・ラッセル、1797年ごろ 

ウィルヘルム・ベーアとヨハン・ハインリヒ・フォン・メドラー、1834~36年

ウォルター・グッデーカー、1910年

米地質調査所(USGS)、1979年

NASA、1996年

NASA、1999年

NASA、2010年

国立天文台、国土地理院、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、2013年

国立天文台など3団体が共同して作成した月の地形図。赤色の部分は標高が高い。大きなクレーターの底の部分は青く、深いことがわかる。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35051900.html

 

■最新鋭気象衛星「ひまわり」8号、10月7日に打ち上げ 解像度2倍、カラー画像も

気象庁は7日、宇宙から地球の気象を観測している気象衛星「ひまわり」の8号機を10月7日午後に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げると発表した。運用開始は来年7月ごろで、現行機より鮮明な観測データを頻繁に集めることが可能になる。ゲリラ豪雨や竜巻などの予測精度向上が期待され、防災に大きな威力を発揮しそうだ。

今回の大きな改良点は、搭載するカメラの性能を大幅に高めたことだ。現行の7号に比べ解像度が約2倍となり、可視画像は最大1キロ四方から最大0・5キロ四方に、赤外線画像は4キロ四方から2キロ四方にそれぞれ向上。新たに、水と氷を識別して積雪や海氷の範囲を特定できる近赤外線画像の撮影もできるようになる。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/140807/scn14080716510003-n1.htm

 

■中東で圧倒的な評価を受ける東洋紡「海水を真水にする膜」技術…繊維技術生かした「海水淡水化膜」、サウジでシェア85パーセントの強さ

海水を濾過して真水にする東洋紡の「膜」の存在感が中東で際立っている。塩類は通さず、水の分子だけを通す特殊な構造のため海水淡水化施設に使われているが、塩分濃度が高く、微生物が多くて膜も目詰まりしやすい中東の海水に対応して洗浄が簡単なのが人気の理由だ。シェアは中東全体で5割に上り、とくにサウジアラビアでは85%と圧倒的。100億円程度(同社推定)の中東市場は今後5年で倍増が見込まれ、同社は旺盛な需要の取り込みを進める。

http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140810/wec14081018000004-n1.htm

 


書籍紹介:宇宙機の熱設計

2014-08-11 04:10:51 | 佐鳥新の教授&社長日記

書 名:宇宙機の熱設計

著者名:大西晃 他編 

出版社:名古屋大学出版会

ISBN 978-4-8158-0758-0

C3053

 

【書籍の内容】

過酷な宇宙環境において、人工衛星や惑星探査機は温度制御が必須である。本書は、宇宙の熱環境や伝熱過程などの基礎的事項から、熱真空試験、熱制御材料の評価、そして実際の設計例まで、最新情報を含め宇宙機の熱設計の全てをまとめた初の成書。宇宙開発に関わる研究者・技術者必携。

 

【執筆者一覧】

(五十音順)
 阿部純子   (3、5章)
 石澤淳一郎  (2、8章、付録)
 岩田  稔   (2、7、8章、付録)
 大西  晃   (1、4、5、6、9、10、11章)
 岡本  篤   (9章)
 岡本  章   (6、10、11章)
 川崎春夫   (4、7、9章)
 小林明秀   (4、5章)
 篠崎慶亮   (9章)
 杉田寛之   (1、2、4、5、9、10、11章)
 田川雅人   (2、8章)
 太刀川純孝  (2、3、4、6、7、9章、付録)
 田中好和   (6、10章)
 豊田和弘   (2章)
 長野方星   (2、3、4、7、9章、付録)
 原田竜善   (5章)
 間瀬一郎   (11章)
 宮崎  慈   (6、10章)
 森  一之   (8章、付録)
 山田哲哉   (10章)
 山中理代   (8章)

 

 

目次

 

第Ⅰ部 基礎編

第1章 宇宙機の熱設計とは
  1.1 宇宙機
  1.2 搭載機器の機能と搭載例
  1.3 軌道と熱設計
  1.4 熱設計に求められること

第2章 熱環境と宇宙環境
  2.1 惑星近傍の熱環境
  2.2 中性ガス環境
  2.3 放射線
  2.4 紫外線
  2.5 空力加熱とリエントリ
  2.6 宇宙プラズマと帯電放電現象

第3章 宇宙における伝熱現象
  3.1 ふく射伝熱
  3.2 伝導伝熱
  3.3 対流伝熱

第4章 熱制御技術の基礎
  4.1 ふく射制御
  4.2 熱伝導制御
  4.3 流体制御
  4.4 断熱制御
  4.5 ヒータ制御

第5章 熱設計の解析と進め方
  5.1 熱設計の基本的な考え方
  5.2 システムの熱設計
  5.3 サブシステムの熱設計
  5.4 サブシステムのインタフェース
  5.5 熱解析ソフトウェア

第6章 熱真空試験と熱設計の検証
  6.1 熱真空試験の準備
  6.2 軌道熱入力
  6.3 サブシステムの熱真空試験
  6.4 システムの熱真空試験

第7章 熱物性の測定技術と推算
  7.1 太陽光吸収率の入射角依存性
  7.2 全半球放射率の温度依存性
  7.3 固体の熱伝導率
  7.4 多層断熱材の実効放射率
  7.5 太陽光吸収率および全半球放射率の推算
  7.6 宇宙機を利用した熱物性測定

第8章 宇宙環境における劣化とその評価
  8.1 地上試験における劣化とその評価
  8.2 原子状酸素
  8.3 放射線
  8.4 紫外線
  8.5 実宇宙環境における劣化とその評価
  8.6 アウトガス・パーティクルとその影響

  第Ⅱ部 応用編

第9章 熱制御技術の展開
  9.1 吸収・ふく射制御
  9.2 多孔質多層断熱材
  9.3 ヒートスイッチ
  9.4 相変化物質
  9.5 流体制御
  9.6 冷凍機

第10章 熱設計の実際例
  10.1 地球周回の人工衛星
  10.2 静止軌道の人工衛星
  10.3 惑星探査の宇宙機
  10.4 大型展開アンテナ
  10.5 太陽電池パドル
  10.6 搭載電子機器
  10.7 宇宙空間露出機器
  10.8 バッテリ
  10.9 冷却システム
  10.10 高温装置の熱防御~再突入飛翔体

第11章 熱設計に関わる注意事項と今後の課題
  11.1 地上環境および打上げ時の熱環境
  11.2 熱真空試験における注意事項と予備処置
  11.3 熱設計のマージン要素
  11.4 熱設計のリスクと対策
  11.5 熱設計に関わる今後の課題

付 録 熱物性データベース
  付.1 利用可能な材料データベース
  付.2 宇宙用材料の熱光学特性値
  付.3 原子状酸素との反応効率
  付.4 太陽光吸収率の入射角依存性
  付.5 全半球放射率の温度依存性
  付.6 太陽光吸収率の劣化
  付.7 熱制御材料の熱伝導率
  付.8 多層断熱材の実効放射率

 


今日のニュース140809

2014-08-09 10:21:19 | 佐鳥新の教授&社長日記

■ナウシカ登場の「メーヴェ」がモデル M-02J 北海道で試験飛行

宮崎駿監督の映画「風の谷のナウシカ」に登場する飛行装置「メーヴェ」をモデルにした小型飛行機が、北海道滝川市で試験飛行を重ねている。パイロットは開発者でメディアアーティストの八谷和彦さん(48)。世界にただ一つだけの、カモメのような白い機体は、平和への願いを乗せ、空に舞い上がる。

http://photo.sankei.jp.msn.com/essay/data/2014/08/09m02j/

 

■電気自動車の「世界記録」を打ち破ったのは、オーストラリアの学生チーム

オーストラリアの大学チームが製作したソーラーEVが、EVとして記録に挑戦。長距離平均速度の世界記録を達成し、「Tesla Model S」の最大航続距離も超えた。

http://sankei.jp.msn.com/wired/news/140808/wir14080814070001-n1.htm

 

■無人潜水艦を日米で共同開発(読売新聞)

中国海軍の潜水艦技術の近代化に伴い、中国海軍の情報収集のため、日本の防衛省と米軍は、無人潜水艦を共同開発する方針を固めた。無人潜水艦は武器を搭載せず、設定された航路を約30日間ソナーなどで探査し、帰還すると想定されている。長時間運航するために必要な、水素と酸素を用いる高性能な燃料電池の開発をまず行う。

⇒中国が、初の国産空母「遼寧」を実際に外洋で運用するためには、潜水艦の護衛が欠かせない。中国軍事専門家の平松茂雄氏によると、中国は日本周辺の海域を科学調査と称してくまなく探査しており、潜水艦を運用するための海図をすでに準備しているという。無人潜水艦を始めとして、日本は、海洋上の国防を強化する必要がある。

http://the-liberty.com/article.php?item_id=8252

 

■電通大、視覚に頼らず物体つかめる近接覚センサー組込型アナログ回路を開発-ロボハンド制御

近接覚センサーで物体の表面を検出し、つかむ面に沿うように指を制御できるアナログ回路を開発した。指先に近接覚センサーを対称に配置し、応答量が均等になるように指の角度や距離を調整すると、つかみたい面に沿うように指が追従する。カメラで物体の大まかな位置や形状を測るだけで、指が物体の形状に合わせて動く。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140808eaac.html

 

■住友電工、ウエアラブル向けワイヤレス給電モジュールを開発-柔軟性高め薄型化実現

住友電気工業は7日、身につけて使うウエアラブル端末向けで、柔軟性のあるフレキシブルプリント基板(FPC)を使った小型で薄いワイヤレス給電モジュール(写真)を開発したと発表した。

受信・送信モジュールの各アンテナはFPC活用で、面積をワイヤレス給電の「Qi(チー)」規格品比で84%小さい10ミリ×30ミリメートルに小型化し、厚みは同75%薄い0・25ミリメートルにした。
 制御部も受信側は同60%小型化の10ミリ×12・5ミリ×0・95ミリメートル、送信側は同40%小型の32ミリ×50ミリ×4・2ミリメートル。非接触電力伝送の方式は電磁誘導方式。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320140808bjbc.html

 


今日のニュース140807

2014-08-07 06:49:34 | 佐鳥新の教授&社長日記

■日本溶接協会、溶接・接合関連の若手研究者向け助成制度創設-人材不足に対応

日本溶接協会は溶接・接合関連の若手研究者向けに研究開発費の助成制度を創設した。地方大学に籍を置く研究者が主な対象。高難易度技術から基礎的内容まで幅広く研究テーマを募り、1件100万円を上限に助成する。年内に10件程度を採択し、来春に助成を開始する計画。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120140807baam.html

 

■世界最高の防空システム「アイアンドーム」を破った主犯は…暗躍する中国軍のハッキング部隊

イスラエルの防空システム「アイアンドーム」の技術データが、中国人民解放軍によりハッキングされていた疑いがあると報道されている。

問題のハッキングは、アイアンドームの運用開始から約6カ月後の2011年10月に始まり、12年8月まで続いたという。盗まれたのはアイアンドームに関するデータだが、ハッカーはそのほかに、イスラエルの弾道弾迎撃ミサイル「アロー3」や無人機、弾道ロケットの技術などにも狙いをつけていたようだ。

http://sankei.jp.msn.com/wired/news/140802/wir14080217110001-n1.htm

 

■3Dの臓器模型、手術室で活躍 医師「次の手が見える」

大きさも質感も、本物とうり二つ。切れば赤い液体が滴り、縫い合わせることも可能――。3Dプリンターで作った臓器の模型が活躍の場を広げている。

http://www.asahi.com/articles/ASG823QTRG82PLBJ003.html?iref=comtop_list_sci_n05

 

■雪の結晶の形をした水上ホテル、16年に開業 ノルウェー

(CNN) 海に浮かぶ雪の結晶の形をした高級ホテルがノルウェー北部トロムソ沖に、2016年12月に開業する5つ星ホテルの「クリスタル」は、オランダのダッチ・ドックランズ社が設計した。ガラスの天井を通してオーロラが観察でき、窓からは海岸の雪景色を楽しめる。

http://www.cnn.co.jp/travel/35051965.html?tag=top;subStory 

 

■探査機ロゼッタがチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着

打ち上げから10年の時を経て、欧州の探査機「ロゼッタ」が探査目標のチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着した。太陽最接近に向けて活発になっていく彗星の姿を、これから1年にわたって間近から伝えてくれる。

ロゼッタは、2015年8月の近日点通過まで活発化していく彗星の活動のようすを、すぐそばからつぶさに観測する。今年11月には子機「フィラエ」を彗星の表面に投下して、初の彗星着陸探査も行う予定だ。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/06rosetta/index-j.shtml

 

■土星の巨大な渦の「目」、NASA探査機が撮影

【AFP=時事】米航空宇宙局(NASA)は5日、土星探査機カッシーニ(Cassini)が捉えた土星の北極にある巨大な渦の写真を公開した。

写真には、秒速150メートルのスピードで回転する雲の中心に形成された直径2000キロほどの「目」が捉えられている。カッシーニに搭載された狭角カメラに、波長748ナノメートルを中心とした近赤外光を透過する分光フィルターの組み合わせを装着して、土星の地表から220万キロ離れた位置で撮影。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140806-00000050-jij_afp-sctch

 

 

 

 

 


今日のニュース140805

2014-08-05 11:23:42 | 佐鳥新の教授&社長日記

■NEC、民間用無人飛行ロボ参入-インフラ点検・災害調査に応用

NECは民間向け無人飛行ロボットの事業化に乗り出す。防衛省向けに開発・納入実績があり、培ってきた技術を民間向けに応用する。老朽化対策が課題のインフラ点検、災害調査、農業、プラントメンテナンスなどの分野で需要が見込めると判断。開発を加速する。インフラ点検用は2019年までに試作機を完成し、早期の事業化を目指す。

津波など大規模災害後の現地調査に活用するため、千葉大学が開発したマルチローターヘリコプターと同社のカメラや赤外線センサーを組み合わせ、調査システムとして構築した。現在は同システムを改良したインフラ点検用と、情報のリアルタイム伝送が可能な災害調査用を開発中。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320140805aaap.html

 

■旭酒造と富士通、「山田錦」安定調達へ農業支援クラウドで栽培情報を蓄積・分析

4月から旭酒造と契約する農家2戸に富士通の作業実績情報を蓄積するクラウドサービスと環境情報を蓄積する機器を導入した。10月頃の収穫後に蓄積した情報を分析し、栽培ノウハウとして整理する。この情報は農家の了承を得ながら、旭酒造が全国で開催する勉強会などを通じて共有する。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0220140805bjah.html

 

■探査機「ロゼッタ」が彗星に接近、初の着陸へ

ロンドン(CNN) 欧州宇宙機関(ESA)の彗星(すいせい)探査機「ロゼッタ」が、観測対象となるチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)に接近している。約120キロ圏内まで接近して写真を撮影し、11月には彗星の表面に着陸機「フィラエ」を降ろす計画だ。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35051879.html?tag=cbox;fringe

 

■ロボットが「ヒッチハイク」 カナダ横断に挑戦中

(CNN) バケツの胴体に人工知能や音声認識などの機能を詰め込んだロボットが、単独でヒッチハイクしながらカナダの約6400キロを横断する旅に挑んでいる。

このロボット「ヒッチBOT」は7月28日に同国南東部ノバスコシア州ハリファックス郊外の道路に置かれ、8月1日にはトロント西部に到達。大陸を横断して西部ブリティッシュコロンビア州のビクトリアを目指す。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35051837.html?tag=cbox;fringe

 

 


今日のニュース140804

2014-08-04 22:49:23 | 佐鳥新の教授&社長日記

■京大とシャープ、リチウム電池の寿命を6倍以上に延ばす新材料を開発

京都大学大学院工学研究科の田中功教授と田中勝久教授、藤田晃司准教授、シャープ研究開発本部の西島主明主任研究員らの研究グループは、リチウム電池の寿命を6倍以上に延ばす新材料を開発した。物質の原子構造をコンピューターで網羅的に計算することで新材料を探索する研究手法を確立し、実証した。電池以外の材料開発も100倍以上に効率化できる。
 リン酸化鉄系リチウム電池の寿命を充放電サイクル2万5000回以上に延ばした。1日1回充電した場合、70年以上使える計算になる。設置型の大容量蓄電池の材料として応用できる。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140804eaae.html

 

■京大など、超新星表面でガンマ線放出を観測

京都大学大学院理学研究科の前田啓一准教授らの研究グループは独マックス・プランク研究所と共同で、欧州宇宙機関(ESA)の宇宙望遠鏡を使い、超新星の放出物質表面近くからガンマ線が放出されていることを観測した。従来考えられていた星の奥深くでの核反応ではなく、表面付近で先に核反応して星全体の核爆発の引き金になっているとみている。
 研究グループは銀河M82で発生したIa型超新星、SN2014Jからガンマ線を検出した。超新星爆発時、大量に生成される不安定な原子核が放射性崩壊する際のシグナルになるため、爆発的核反応の痕跡を探る観測手段になるという。

 http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720140804eaag.html

 

■30メートル望遠鏡、10月建設開始 米ハワイ山頂、5カ国協力

国立天文台は29日、米ハワイ島で建設を目指す世界最大の口径30メートルの超大型望遠鏡(TMT)について、土地の使用許可がハワイ州から下り、建設開始が正式に決まったと発表した。10月に起工式をする。2021年度の完成を目指す。

http://sankei.jp.msn.com/life/news/140729/trd14072920350015-n1.htm

 

■世界最高の防空システム「アイアンドーム」を破った主犯は…暗躍する中国軍のハッキング部隊

イスラエルの防空システム「アイアンドーム」の技術データが、中国人民解放軍によりハッキングされていた疑いがあると報道されている。

http://sankei.jp.msn.com/wired/news/140802/wir14080217110001-n1.htm

 

■ロボットが「ヒッチハイク」 カナダ横断に挑戦中

(CNN) バケツの胴体に人工知能や音声認識などの機能を詰め込んだロボットが、単独でヒッチハイクしながらカナダの約6400キロを横断する旅に挑んでいる。

このロボット「ヒッチBOT」は7月28日に同国南東部ノバスコシア州ハリファックス郊外の道路に置かれ、8月1日にはトロント西部に到達。大陸を横断して西部ブリティッシュコロンビア州のビクトリアを目指す。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35051837.html?tag=top;subStory

 

 

 


宇宙関連ユース140803

2014-08-03 09:13:25 | 佐鳥新の教授&社長日記

■アポロ計画では何回月に着陸できたの?

1961年、アメリカのジョン・F・ケネディ大統領は「10年以内に人類を月に着陸させ、安全に帰還させる」と、アメリカ航空宇宙局(NASA)によるアポロ計画を発表。多くの実験を重ね、中には失敗もありましたが、「アポロ11号」が人類初の月面着陸を達成します。その後も「アポロ17号」まで6回の月着陸に成功。石や砂を持ち帰るなど、月の科学的な研究に大きく貢献しました。

http://www.asahi.com/articles/ASG7W5K4FG7WUEHF00B.html

 

■互いに傾いた原始惑星系円盤を連星系で発見

約450光年彼方のおうし座HK星は、誕生後500万年以内という2つの若い星がお互いを回り合う連星系だ。2つのうち暗い方のB星を取り囲むガスと塵の円盤(原始惑星系円盤)はこれまでにも観測されていたが、米・スワースモア大学のエリック・ジェンセンさんらがアルマ望遠鏡を用いて、主星Aの円盤を初めてミリ波でとらえることに成功した。

その結果、A星とB星のの円盤は互いに60度以上の角度を成していることがわかった。つまり2つの円盤は連星系の軌道面と同じ面にはなく、少なくとも1つの円盤が大きく傾いているということになる。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/01hk_tau/index-j.shtml

 

■ひび割れの開閉で噴き出すエンケラドスの間欠泉

米・宇宙科学研究所のCarolyn Porcoさんらは、探査機「カッシーニ」のデータから間欠泉の噴出箇所101個を特定し、さらに高解像度の熱分布マップと比較した。その結果、高温スポットはそれぞれ10m単位のひじょうに小規模なもので、噴出箇所と対応していた。このことから、熱により噴出が起こっているのではなく、噴出により熱が観測されていることがわかった。つまり間欠泉は、ひびが潮汐作用で開閉することで地下から出てくる水蒸気と考えられる。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/08/01enceladus/index-j.shtml

〈参照〉

 

■天の川銀河の質量は、アンドロメダ座大銀河の半分

過去にない精度で天の川銀河とアンドロメダ座大銀河の質量が計測され、両銀河の総質量の9割をダークマターが占めていることが明らかになった。天の川銀河の質量はこれまで考えられていたより少なく、アンドロメダ座大銀河のほぼ半分だという。

http://www.astroarts.co.jp/news/2014/07/31m31milkyway/index-j.shtml

 

 


今日のニュース140731

2014-07-31 13:59:17 | 佐鳥新の教授&社長日記

■三菱重工、H2A25号機を公開-「ひまわり8号」打ち上げ機体

三菱重工業は30日、国産基幹ロケット「H2A」25号機の機体の一部(写真)を飛島工場(愛知県飛島村)で報道陣に公開した。政府の気象衛星「ひまわり8号」を打ち上げるのに使われる。打ち上げ日は調整中だが、10月中となる見通し。打ち上げを含む製造費は約100億円とされる。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0120140731bcaj.html

 

■国際化学五輪、日本代表の高校生は「金1銀2銅1」 全員がメダル

文部科学省は29日、各国の高校生らが参加してベトナムで開かれた「国際化学オリンピック」で、白陵高(兵庫)3年の福永隼也さん(17)が金メダルを獲得したと発表した。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/140729/scn14072914150002-n1.htm

 

■土星の衛星に101の間欠泉、液体の水が存在か NASA

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は30日までに、土星の衛星「エンケラドス」の地表から噴き出す101の間欠泉を確認したと発表した。生命の存在に欠かせない液体の水の存在をうかがわせる発見だとしている。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35051594.html?tag=cbox;fringe

 

■「宇宙マウス」が誕生…ISSに保存の精子で

梨大は30日、国際宇宙ステーション(ISS)で9か月間保存されたマウスの精子を使い、マウスの子どもを誕生させることに成功したと発表した。

実験は同大の若山照彦教授(繁殖生物学)や宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))などの研究グループによるもので、宇宙で哺乳類が繁殖できる可能性を示唆している。同大によると、宇宙空間で保存した哺乳類の生殖細胞による繁殖は世界初。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20140730-OYT1T50155.html?from=ytop_ylist

 


宇宙関連ユース:12年の強力な太陽風、地球をニアミス NASA

2014-07-26 05:43:08 | 佐鳥新の教授&社長日記

■12年の強力な太陽風、地球をニアミス NASA

NASAによると、2012年7月23日に地球の軌道上を駆け抜けた太陽風は、過去150年間で最も強力なものだった。しかし、何が起きているかを理解している人はほとんどいなかったという。

「もしも、(この太陽風の)発生がほんの1週間前にずれていたら、地球は集中砲火を浴びていただろう」と、米コロラド大学(University of Colorado)大気宇宙物理学研究所(Laboratory for Atmospheric and Space Physics、LASP)のダニエル・ベーカー(Daniel Baker)教授は語る。

太陽風は広範囲の停電を引き起こし、ラジオや全地球測位システム(GPS)から水道まで、電力に依存する大半のものの機能を停止させる恐れがある。

米科学アカデミー(National Academy of Sciences)は、1859年と同規模の太陽風が起きた場合に現代社会が受ける経済的損失は2兆ドル(約200兆円)と推計する。また、そこからの復興には何年もかかる可能性がある。

 

詳しくはURL参照: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140725-00000027-jij_afp-sctch 


今日のニュース140721

2014-07-21 04:32:49 | 佐鳥新の教授&社長日記

■アポロ11号 月面着陸 (7月20日は何の日か?)

2014.7.20 07:54

アポロ11号、月面着陸 1969(昭和44)年、米が打ち上げたアポロ11号が月に着陸し、アームストロング船長らは人類として初めて月面に降り立った。船長は「この一歩は小さいが、人類にとっては偉大な躍進である」とのメッセージを地球に送った。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/140720/scn14072007540001-n1.htm

 

■<安倍首相>中小企業を支援、今秋国会に法案…地方活性化で

安倍晋三首相は20日、横浜市で講演し、地方活性化関連法案の第1弾として、中小・ベンチャー企業を支援する法案を秋の臨時国会に提出する考えを表明した。政府は地方の経済活性化や人口減少に対応する「まち・ひと・しごと創生本部」準備室を近く設置し、法案の検討を急ぐ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140720-00000043-mai-pol

 

■JAL「スカイWi-Fi」、一足先に使ってみた

日本航空(JAL/JL、9201)が7月23日からスタートする、インターネット接続サービス「スカイWi-Fi」。サービス開始前に実施した体験搭乗会に参加して、いろいろと試してみた。スピードはどうだったのか。端末の違いによる使用感は──など、リポートした結果が詳しく紹介されていた。

 ◆アカウントは地上で作成しておこう

  接続サービスは米gogo社のシステムを使用。ログインするにはgogoのアカウントが必要だ。

 ◆テキストの閲覧は問題なし

  ツイッターの更新や閲覧、テキストメールの送受信などを、スマートフォンで試してみた。数往復してみたが、普段どおりに使うことができた。

 ◆「スカイWi-Fi」は、羽田-伊丹線と羽田-福岡線、羽田-函館線の一部で開始。

 

■月面着陸、21日で45年=アポロ業績訴え火星目指す―NASA

【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)が1969年7月、アポロ11号で人類史上初めて、月面に宇宙飛行士を送り込んでから20日(日本時間21日)で45周年となる。NASAはこの機に改めてアポロの業績をアピールし、「次の大きな飛躍」として火星有人探査実現の機運を盛り上げたい考えだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140720-00000040-jij-n_ame

 

■国際情報五輪、開成中3年の高谷さんが金メダル

文部科学省は19日、台湾で開かれた「国際情報オリンピック」で、東京・開成中3年の高谷悠太さん(15)が金メダルを獲得したと発表した。 国際情報五輪は、与えられた問題を解くコンピュータープログラムの作成技術を競うもので、開催は26回目。今回は、81か国・地域から311人が参加。上位10%が金、次の17%が銀、さらに次の22%が銅メダルを獲得した。

http://www.yomiuri.co.jp/it/20140719-OYT1T50115.html?from=ytop_ylist

 

■ウナギ完全養殖3年後実用 稚魚量産化へ産学官スクラム

近畿大学と豊田通商がクロマグロの稚魚量産化を始めるのに続き、ニホンウナギの稚魚量産化に向けた産学官の取り組みが今秋にも本格化する。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140718/biz14071813250007-n1.htm

 

■「世界一黒い物質」、英企業が開発

英ロンドン郊外で開催中のファーンボロー国際航空ショーに出展され、話題を呼んでいる黒い物質。英企業が開発した「世界で最も黒い物質」はまるでブラックホールのように光を吸い込み、それで覆われた物体の形状を人間の目で見分けることはできない。

「ベンタブラック」と名付けられたこの物質は光の99.96%を吸収する。黒い塗料などの通常の黒色では吸収率が95~98%。開発元のサリー・ナノシステムズ社によれば、英国立物理学研究所や米国立標準技術研究所で試験されたなかで最も黒い物質だという。

http://www.cnn.co.jp/fringe/35051098.html

 

■中国の産業スパイ、その長い歴史

香港(CNNMoney) 米司法省は5月、米国企業にハッキングし企業秘密を盗み出したとして、中国軍当局者5人を起訴したが、これに対して、中国政府は「根拠のない言いがかりであり、隠された意図がある」と反発。サイバー攻撃を巡って両国の間で緊張が高まっている。

歴史を振り返ると、中国の産業スパイ行為の端緒の一つとなったのは、故トウ小平氏らによって進められてきた近代化政策だ。研究開発に本来必要な時間をかけることなく、技術習得を加速させようとしたのである。

こうしたスパイ行為の対象となる産業は多岐にわたる。今回の起訴では、太陽光パネルの製造業者、鉄・アルミニウム製造業者、原子力発電所の設計会社が近年、新たに狙われていることが明らかになった。

http://www.cnn.co.jp/business/35049267.html?tag=top;mainStory