■折り紙をヒント、自力で立体化する平面ロボット
折り紙をヒントに、平面から自力で立体化するロボットを米ハーバード大などの研究チームなどが開発し、8日付の米科学誌「サイエンス」で発表した。
倒れた建物の下などにすき間から入りこみ、人の捜索や救出を行うロボットへの応用が期待されている。
研究チームは、ロボットの本体に、温度が100度になると形が変わる形状記憶樹脂や、紙などでできたシートを採用した。動力源はバッテリーで、シートを温めて折れ目をちょうつがいで折り、自動的に立体化するロボットを作った。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140808-OYT1T50059.html?from=ycont_top_txt
動画(The Wall Street Journal): http://live.wsj.com/video/scientists-engineer-origami-inspired-transformer/30271225-F3EC-4D81-8D0B-AC8829627F09.html#!30271225-F3EC-4D81-8D0B-AC8829627F09
■IBM、脳の機能まねた半導体を開発
(The Wall Street Journal)IBMは、脳にあるニューロン(神経細胞)やシナプス(神経細胞の結合部)の機能や、その他の特徴をまねた演算処理用のマイクロチップ(半導体)を開発したと発表した。IBMは、この新しい半導体は、大半の在来型コンピューターで使われている基本的設計から大きく離れた設計で、パターンの認識やモノの分類といった作業に優れる一方、電力消費量が在来型のハードウェアよりもはるかに少なくて済むと述べている。
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303570604580078622974657704?mod=JWSJ_EditorsPicks
■スーパームーン、流星群…相次ぎ夏の天体ショー
満月が通常より大きく見える「スーパームーン」と、3大流星群の一つの「ペルセウス座流星群」が、11日未明から13日早朝にかけて見頃を迎える。
11日午前3時すぎには今年最大のスーパームーンが見られると予想され、天候が良ければ、大きな月とひときわ明るい月光が楽しめそうだ。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20140809-OYT1T50015.html?from=ycont_top_txt
http://matome.naver.jp/odai/2140512062180108401
■時代を超えた美、月面図の歴史をたどる
(CNN) 人類は太古の昔から、空に輝く月の姿を描き続けてきた。だが月表面の様子を地図に描くようになったのは、望遠鏡が開発された400年ほど前のことだ。
歴史に残る美しい月面図とそれを描いた人びとを紹介する。
ガリレオ・ガリレイ、1610年 ※画像はURL参照(以下、同様)
ジョバンニ・バッティスタ・リッチョーリ、1651年
ジョン・ラッセル、1797年ごろ
ウィルヘルム・ベーアとヨハン・ハインリヒ・フォン・メドラー、1834~36年
ウォルター・グッデーカー、1910年
米地質調査所(USGS)、1979年
NASA、1996年
NASA、1999年
NASA、2010年
国立天文台、国土地理院、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、2013年
国立天文台など3団体が共同して作成した月の地形図。赤色の部分は標高が高い。大きなクレーターの底の部分は青く、深いことがわかる。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35051900.html
■最新鋭気象衛星「ひまわり」8号、10月7日に打ち上げ 解像度2倍、カラー画像も
気象庁は7日、宇宙から地球の気象を観測している気象衛星「ひまわり」の8号機を10月7日午後に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げると発表した。運用開始は来年7月ごろで、現行機より鮮明な観測データを頻繁に集めることが可能になる。ゲリラ豪雨や竜巻などの予測精度向上が期待され、防災に大きな威力を発揮しそうだ。
今回の大きな改良点は、搭載するカメラの性能を大幅に高めたことだ。現行の7号に比べ解像度が約2倍となり、可視画像は最大1キロ四方から最大0・5キロ四方に、赤外線画像は4キロ四方から2キロ四方にそれぞれ向上。新たに、水と氷を識別して積雪や海氷の範囲を特定できる近赤外線画像の撮影もできるようになる。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/140807/scn14080716510003-n1.htm
■中東で圧倒的な評価を受ける東洋紡「海水を真水にする膜」技術…繊維技術生かした「海水淡水化膜」、サウジでシェア85パーセントの強さ
海水を濾過して真水にする東洋紡の「膜」の存在感が中東で際立っている。塩類は通さず、水の分子だけを通す特殊な構造のため海水淡水化施設に使われているが、塩分濃度が高く、微生物が多くて膜も目詰まりしやすい中東の海水に対応して洗浄が簡単なのが人気の理由だ。シェアは中東全体で5割に上り、とくにサウジアラビアでは85%と圧倒的。100億円程度(同社推定)の中東市場は今後5年で倍増が見込まれ、同社は旺盛な需要の取り込みを進める。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140810/wec14081018000004-n1.htm