うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

仔羊のフィレ肉のガレット包み焼き

2024-07-07 21:30:58 | グルメ
仔羊のフィレを、ジャガイモを千切りにしたガレットで巻いてローストしてあります。切り口はロゼで、ガレットのおかげで仔羊の繊細で柔らかな味と香りが保たれているようです。ソースは透明感のある軽いジューソース、ヤングコーンが季節を表しています。
フレンチのメインの素材は、やはり仔羊だと改めて思いました。
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メバルとホタテのタルタルのデュオ 

2024-07-06 23:27:19 | グルメ
この魚料理はなんといってもソースが素晴らしい。ブールブランソースなのですが、口いっぱいに広がるバターの香り、しかも柔らかく軽やかでやさしい。こう書いても上手く表現出来ないのが、口惜しい。
ブールブランも使う材料やコースの組み立ての中で様々な作り方があると思います。勝手な想像ですが、シェフが目指す味わいの方向性が、はっきり表現されているのではないかと思いました。
淡白な白身魚と旨味のあるホタテを引き立てる、野菜の彩りと味わい豊かなソース、フランス料理らしいとも言えると思います。
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フクラギのセビーチェ

2024-07-05 23:53:05 | グルメ
富山の人は、魚が新鮮で有ることが、一番であるという思いが強い気がします。
だからこそ、刺身で食べることを、好んでいるようです。
今日食べた前菜がセビーチェという料理でした。いわゆる、マリネという料理だと思います。ペルー由来の料理らしくアボカドやココナッツミルクが、使われていました。しかも、フレンチらしくただのセビーチェだけではなくポレンタが脇役としてありました。柑橘の酸と魚介出汁の味わいも心地よくおいしい料理でした。
魚は北陸らしくフクラギ、こんな魚の食べ方もいいものです。
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マゼンタの花畑

2024-06-10 00:49:34 | 釣り
この時期、川岸や中洲が花で被われている場所があります。
川の側ですから石ころばかりで、他の植物がほとんど育たないような場所に、黄色や赤紫の花が、それぞれ競い合うように、まとまって咲いています。
釣りで行くポイントの近くの中洲が、特に花が多くきれいだったので、竿を車に残して、岸から浅瀬を渡り見に行ってきました。
黄色い花はキンケイギク、赤紫はムシトリナデシコと思われます。
サクラマスが釣れなくて、憂愁に閉ざされても、ひとりで一面の花に囲まれているのはいいものです。
私はこの時期の川の風景が一番好きです。
しかし、これらの花が盛りを迎える頃、サクラマスは終盤です。
滅多に釣れないサクラマスより、後に思い出すのは、こんな風景なのかも知れません。
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ブルー・アワー

2024-05-15 22:22:02 | 釣り
天気の変化、それに伴う光の移ろい。
釣りをする身にとって気になるものです。その途上、ふと「これっていいなあ」と思う時があります。
それは、かっこいい三日月が車を追いかけて来る時かも知れません。
あるいは、太陽を背に受けて水面に自分の影が映ると、その回りに仏像の光背のように光が放射状に照らされて見えることがあります。それはまるで仏様になったような気分です。しかしそうなるのは、もう少し待っていただきたいものです。
でもやはり、一番好きなのはトワイライト(マジック・アワー)の時間です。
作家の須賀敦子さんはイタリアのアッシジの夕焼けを
「すべて薔薇色に燦く」
と表現されました。私にはとても出来ない表現です。でも、写真を撮ることぐらいはできます。
最近、知った事ですがマジック・アワーの後にブルー・アワーの時間があるとのことです。それは天気の良い雲のない夕焼けの後、白い空が夜に向かって濃いブルーに変わる時間です。
今迄、一番星を見つける事しか思い付かなかったのですが、暗くなる迄の僅かな時間、紺碧に染まる空もいいものです。

また今日も釣果はありませんでした。
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