うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

サンジョヴェーゼ

2016-02-09 18:29:44 | グルメ
イタリアで赤ワインといえばサンジョヴェーゼとネッビオーロで作られたワインということになると思います。しかしながらイタリアのワインはあまり飲む機会がなく品種の特徴をつかむほどにはいたっていません。(ではフランスは?と言われるとまた困るのですが)
今回、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとメルロ主体のボルドーを試飲する機会に恵まれました。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはサンジョヴェーゼで作られています。同じ品種の別のワインでキャンティが有名で何度か飲んでいますが、ボルドーのワインに比べ軽くタンニンも少ないという印象でした。
試飲したのは2008のヴィラ プッチーニのブルネッロ・ディ・モンタルチーノ 色は熟成の影響か少し褐色がかかっていますが、タンニンが強く重いワインで枯葉と赤い果実の印象の豊かな香りがします。しかしその印象は集中せず拡散していきます。
続いてボルドーはフロンサックのシャトー レ トロワ クロワ 2012 紫の強い外観でタンニンも強く重く、シーダーの香りと黒い果実の味わいのボルドーの私の好きなタイプです。その味わいは構築的で収斂しています。
どう見てもボルドーのほうが好みに合うと言うことになりますが、サンジョヴェーゼの赤い果実の味わいは美味しいのですが、今回飲んでも自分の中で味わいが確立されません!もう少し、飲み続けないといけないのでしょうか?
コメント
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