うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

蘭の魅力

2011-02-14 20:40:33 | 
花は普通その季節にならないと出会えないものです。その喜びを最も味わえるのはおそらく桜でしょう。しかし、その場所に行けばいつでも出会えるのも嬉しいものです。
機会があれば、その花に会いに訪れる場所があります。エレガガーデンです。この温室の2階には、数多くのランが集められています。時期によって違いますが、カトレヤやファレノプシスなど多くの華が出迎えてくれます。以前、シンガポールに行ったとき、大きな植物園に行きました。そこにはオーキッド・ガーデンがあり桁違いの数のランが咲いていました。印象に残っているのは、人の形をしたかわいい黄色い花があったことです。ここにもあるオンシジウムの仲間だったのかもしれません
そのように、様々な有り様の花ですが、私は、大きめで存在感がある花が好きです。その色と形から、神秘的で何か艶麗と言える印象が感じられます。これはおそらく、多くのランのふるさとである熱帯雨林の奥地の薄暗い樹木や岩肌に着生している生い立ちからくるのではないでしょうか?そんな思いを巡らせながら一つ一つ眺めていました。でも、もしかすると、そんな魅力の源は花弁の唇弁(リップ)にあるのかもしれません?
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