うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

ホタル

2010-07-10 00:57:13 | 日常
ホタルの季節ももうすぐ終わりかもしれません。またホタルを見にいつもの小川に来ました。多くのほのかに明滅する光を見ていると、心が落ち着きゆっくり時間が流れるような気がします。
ホタルは、映画”火垂るの墓”でも描かれているように人間の霊魂の姿であるといいます。今のようにさまざまな光に囲まれていない昔では、そう考えたのかもしれません。でもここに来て私が感じた思いは、昔の人に、ほんの少し通じるところがあるのかもしれません。神秘的で人の心を誘います。
そういった、人がホタルに対して感じる思いがさまざまな文学や歌を生んだのでしょう。
何日か前、ここに来たとき、子供が歌っていました。
「ホーホーホタル来い、こっちの水は甘いぞ」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FLEUR

PAYSAGE