うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

再びサクラマス

2010-05-20 22:13:44 | 釣り
私が師とする開高健氏はルアーフィッシングを愛していました。氏は著書の中で次のように書いています。「自然の分泌物に、魚が飛びつくのは当然だ」 つまり生餌で釣れるのは当たり前ということです。ですから、ルアーという疑似餌で魚にハンデをつけて知恵比べをするのだそうです。私もその考えに賛同します。ですのでルアーフィッシングをメインで釣りをしています。しかしこれがなかなか釣れません。サクラマスはこれで3年追っていますが、今まで34cmの虹鱒を1匹釣ったきりでした。魚にハンデを与えすぎているのでしょうか?
しかし今年はどうしたことでしょう。先週と今週立て続けにサクラマスを釣っています。今度は63cmです。2匹目なので少しは落ち着いて取り込めるようになりました。しかし、釣れないので有名なサクラマスを2匹も釣ると嬉しさを通り越して怖くなってしまいます。昔あったような悪いことが、なければいいのですが。
ともかく、ほんの少し開高さんに近づいた気がしました。
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