うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

野生の鴨

2009-10-03 20:03:12 | グルメ


上高地で見た野生の鴨です。人を恐れず近くまで来てくれますのでかわいいのですが、おいしそうだと思ってしまうのは私だけでしょうか?フランス料理ではおそらくコルヴェール(colvert)といいます。ちなみに飼育された鴨はカナール(canard)です。こういった例はフレンチに多く他にはウサギが野生はリエーヴル(lievre)飼育されたものはラパン(lapin)といいます。名前が違うということは別の食材だということです。そうすると味の違いが気になるところです。それも出来れば同時に同じ料理で味わいたいものです。私は過去に二つの食材で試したことがあります。写真の鴨とうなぎです。鴨はパリのレストランで胸肉を味わいましたが、野生は脂が少なく肉が硬い印象でした。うなぎは日本橋の鰻の専門店で蒲焼を味わいましたが、野生は泥臭い印象でした。両方とも飼育されたほうが美味しく感じてしまいました。野生の滋味がわからないのは私の修行が足りないのでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FLEUR

PAYSAGE