さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

油断大敵?

2010-05-15 12:31:34 | ねこみみ・さるみみ
昼下がりのそらまめ教授。

だらーーーーーーーん、って表現がぴったりなんですけど。


彼はさるみみと同じように朝早く起きて、ご飯を食べた後は
狩りの本能を忘れじとピンポン玉サッカーやけりぐるみ、じゃらしで
ひたすら遊び倒す。走り回る。
最初は10分程度だったのに、今じゃ30分は毎朝運動会。

運動会の前に準備運動を兼ねて?
母はダスキンのフロアモップをかけ始めるんだけど
そのモップも「獲物」になってひたすら追いかけてくる。
ただし、モップ後にしばらく続く運動会が終わるころにかける掃除機には
めっぽう弱いらしくて、テーブルの下で戦闘モードに入りつつ見つめる。

掃除機が止まった頃、コードめがけて突進。
コードも「獲物」

その後「コロコロ」をカーペットやソファの上で転がして髪の毛や
猫の毛をとると、これまた「コロコロ」も気になる。

仕上げにかけるファブリーズでファブリックが濡れるので慌てて窓台へ。
そしてこんなふうに、昼までの1時間から2時間をまったりと過ごす…

ここでグルーミングしてやると、気持ち良さそうにお腹を出して
喉まで鳴らしてくれちゃって。
いたれりつくせりのそらまめ教授ライフ。

そろそろ昼食かね?

ヨコミネ式って結局…

2010-05-14 20:31:37 | さるみみ文庫
エナリのアトリエでお友達になったママさんが
私に「ヨコミネ式」の素晴らしさを前に熱く語ってくれていた。
○○式ってのは、我が家は「公文式」にこそ手を染めたけど
「タイ式マッサージ」とか「インド式計算」とか
「よくわからないんだけど凄いのか?」的感覚だったのよね。

書店をふらりと見ていたらたまたまこの本があったので
「すごいらしい」ヨコミネ式を学んでみようかと思って買ってみた。

行間恐ろしくたっぷりだったわさ。

1Q84の後だっただけに、さくさくさくさく…と読めてしまった。
この前に読んだ皇室本よりもさっくり終わった…

で、中身ね。
子どもに勉強を教えるな、というのは宮本先生と同じ思想で
一人で子どもは黙って伸びていくものだから、手をだすな、というのは
まったく同じだった。宮本先生は算数が自学自習の道具だけど
ヨコミネ式は「読み」「書き」「計算」「体操」が道具。
なんかそこまで見て「あれ?陰山先生的?」とか思う。
「早寝早起き朝ごはん」も推奨しているし…

ヨコミネ式とは、宮本先生ほど極端なことは言わないけど
宮本先生くらいほおっておけば子どもは伸びるという考え方で、
かつ、基礎学力重視、生活習慣重視で陰山先生的。
二人の中間くらいってことなのかな?
というのが私の感想。

で本文中に「子どもはこう育てるべきだ」と持論を展開していて
まあそれはそれでいいんだけど、じゃあ家庭でどうやってそれをうまく
とりいれていけばいいかについて実はあまり語られていない。

保育園でこんな取り組みをして成功した、ってことは沢山あるけど
そこにある「競争原理」は家ではなかなか難しい。
だって、競う相手が20人も30人もいるわけじゃないでしょ。
兄であるコナンは常に圧倒的有利だし。

ま、賛同できる部分はあるけど「ヨコミネ式さいこ~~」
とは思わなかったかな。
そんな感じでした。。




寒冷じんましんって…

2010-05-12 23:16:38 | Weblog
先月、学校でサッカーやって帰ってきたコナンの顔がみみずばれ。
「どうしたの?何か食べた?」など聞くも
「いや、別に。ただ痒くなって掻いてただけ」
マジで???

「寒くなるとときどきなるんだよね~」
ってそんなこと冬は全然言ってなかったじゃん!!


その日は家に戻ってきて体が温まるとみみずばれも落ち着き
私は絶対誰かからおやつもらったに違いないと思ってたんだけど、
数日後、家で家族一緒にアイスを食べていたら、アイスを持っていた手が
腫れぼったくなっているでは!!
本人に聞けば「痒い」

まさかこれって寒冷じんましん?
調べてみると、たまーにそういう子がいるみたいなんだけど
プールなどで体全体が完全に冷えたらショック死することも!とあって
こりゃ大変だ!となり、皮膚科へ。


とても評判の良かったマルヤマクラスそばの小泉皮膚科へ。
先生にあれこれ聞いたんだけど、寒冷じんましんは比較的すぐ治りやすいとのことで
抗アレルギー剤を2週間分もらって、2週後にまた診察になった。
ちょっとした検査?みたいのをしたんだけど
コナンはエナリと違って皮膚が弱い子ではなかったので
「大丈夫そうねえ」と言ってた。

プールでショック死したら…と思ったけど
先生の認識的にはそういうこともなく、大人になるまで引きずるものでもないし
冬に何でもなかったってことは本当にたまたまいろんなことが
絡み合って今回出ていると思うので、薬で落ち着くと思いますよ~だった。

寒くてじんましんって、なんか特異体質じゃない?!
ようやく小さな錠剤なら飲めるようになったコナンは
今抗アレルギー剤を飲んでいる。季節の変わり目に鼻水とか出てる子だから
ついでにそういうのも抑えられるかもね。

また寒さがぶり返してきたので、じんましんにならないように
注意しなくてはね。「暑いから半そでで行く」とか言うけど
速攻じんましんになるから辞めてね。



まったりと昼下がりのそらまめ

2010-05-11 12:30:35 | ねこみみ・さるみみ
ネットで頼んでいた首輪。
ついでに窓台用にと買った猫ベッドとけりぐるみも。
さっそく愛用していただいているわ。

なんかコナンが生まれたときに似ているかも。
ついついおもちゃとか買っちゃってさ。
あれから10年、すっかり憎たらしくなったけど(笑)

まったりと幸せそうねえ。

さっきは慣れない首輪に格闘してたから疲れたのよね、きっと。
外は強風だけど、家の中はまったり暖かいぞ~


皇室について考えるために

2010-05-09 22:06:57 | さるみみ文庫
ふと、ジャスコの本屋でこの本を手にとって即買いした。
私自身、皇室ウォッチャーでもないし
天皇制にどうのこうのいう思いもあまりないのだけど
「今、皇室や天皇制について何が問題になってるのか」
って部分がちょっと知りたくて、この本がそれに応えてくれるのかどうか
わからなかったんだけど「秋篠宮が天皇になる日」など、実際に文芸春秋に
掲載されて中づり広告を見た人は度肝を抜かれたんじゃないか?
と思うような掲載記事なんかもあって、ちょっと買ってみた。

女性週刊誌なんかでは雅子さまと皇后陛下の嫁・姑問題みたいに
書かれることも多いように思うけど、
今問題になっているのは当然そこではなかったのよね。
本の中の対談とか記事が時系列に並んでないからちょっと混乱しつつも
いくつかは私に考える材料をくれたのでよかった。

こうやって時には自分が普段考えないような問題について
考える機会をくれる本もいいもんだ、と思う。
私なりに皇室の存在とか天皇制の維持について考えが整理できた。
サボさんと一緒にちょっと議論したりもしたんだけど、
普段話さない内容だから、こういう問題をどんな風にとらえてるのか
わからなかったんだよね~
だからさ、サボさんにも「読んでみたら?」って言ったんだけど拒否されたさ。
いろんな人がこの問題をどうとらえてるのかを見るだけでも
面白いと思うんだけどね~

ほぼ衝動買いだったけど、よい本だったわさ。

そらまめの健康診断

2010-05-07 23:26:40 | ねこみみ・さるみみ
キャテリーから「譲渡後に健康診断に行ってください」と言われていたので
近所にある動物病院へとでかけた。
実は近所に3件くらい動物病院があって、ちょっと歩いたらさらに2件くらい。
こんなにたくさんあってみんな食べていけるの?
なんていらない心配をしたりして。あははは。

キャリーをまだ買ってなかったので洗濯ネットにそらまめを入れて
獣医さんのもとへ。
比較的新しく小さめの病院なんだけど、家から徒歩5分程度の場所なので
非常に楽ちん。洗濯ネットに包まれたそらまめは
初めての病院に不思議そう。

とりあえず体重を計ってもらうと1.7キロ。
順調なんだろうか。
検温したら38.6度。猫は39.5度までが平熱らしい。あったかいよね~
夏は近寄りたくないけどね(笑)

あとは検便の結果待ち。
ここの先生がむちゃくちゃ説明好きで、顕微鏡でノラの体内から
見つかったノミやダニをエナリに見せてくれたり、
回虫の写真とか見せてくれたり…
獣医になりたい!と言ってたエナリは大喜びでホルマリン漬けのダニとか
回虫を眺めている。バカ…

で、そらまめのうんちを調べてもらうと、怪しい卵か花粉かが1つ。
複数あったら間違いなく回虫がいるとのことなんだけど
ひとつだし、花粉と形も間違えやすいんだよね~
うううん、どうしたものかな~などと言いながら
「でも気になるから、一応薬を投与しましょう」と結論。
そらまめの背中に使い切り目薬のような液体をたらした。
ここでも先生はその薬について詳しく説明。
エナリも不思議そうに見ていた。

独特のペースだな、ここの先生。
でもエナリとはなぜか気があいそう。っつうか、エナリと合わない人を
探すのが難しいんだけど。
「うんちの中に虫が出てきても驚かないでね」なんていわれたけど
絶対驚くと思うよ、見たらさ。ホルマリン漬けまで見たんだし。

今後の去勢手術のことも聞いて会計。
5760円なり。
結構かかるよね。

「これあげるよ~」と試供品のキャットフードをいただいた。
「去勢手術後はこっちを試してみてね。またあげるから」と言ってた。

薬は背中に落とすけい皮吸収タイプらしくて、3時間程度背中をさわらないように、
と言われて帰宅。子供たちにはだっこ禁止と伝えて
そらまめをのんびり放置。やはり初めての場所で疲れたのか
帰って来てからは遊びに誘っても見向きもせず、暖房の上でまったり…

夜になったらこんな姿でまったり
…って、完全仰向け?!


「ノラとしては生きていけないな」
と言う夫。そうだよね、路上生活は難しいだろうね、この油断ぶり。

イリュージョニストに勝つ!

2010-05-06 10:50:58 | Weblog
ふふふ、まだ人間の頭脳が勝っていたか。
100均で仕入れた、キッチンでお皿なんかの水切りに使う
キッチンすのこと結束バンドで
ちょっと広めの柵がついてたドアをふさいだ。

効果テキメン、技あり1本!

ケージの中に食器を置く台座も入れて
食事も水飲みもそこでさせるようにしたのも効いたか!

ダンボールハウスの中で寝てくれるようになった~!

もちろん外出時と夜中以外はきままな猫生活よ。

まだまだひとりでひなたぼっこより、膝の上で寝たいみたいで、
仕事中はいつも膝上に。
寝起きに私の洋服で軽く爪とぎ(^_^;)

移動してキッチンマットでも爪とぎ。

意外によく鳴くし、甘えん坊だが、やはり可愛いのぉ~

意外にコナンに懐いているそらまめ。
ああいう冷たい男がいいのか?

いずれにせよ一件落着だわさ。

1Q84はあれで完結なのか?

2010-05-03 07:18:41 | さるみみ文庫
ようやく「あれ」の3巻を読み終わった。
いろんな意見がもちろんあるんだと思うけど、
1、2巻を読んだ後に感じた何とも言えない「救いがない」感覚が
ここではちょっとだけ解放されて終わったと思う。

もちろんエンタテインメント小説が大好きな私にとっては
「え?結局牛河が出て来た意味は?」
「あのNHK集金人って天吾の父親が幽体離脱とかしちゃって
青豆やふかえりのところに行ってたってこと?」
「結局逃げ切れたの?」
「リトルピープルとかマザ、ドウタは結局なんだった???」
などと解決していない部分の多さにちょっとした戸惑いがあるんだけど
これは別に村上春樹ファン的には可なのか。

なんか宗教がベースにあってもっとオウムとかそういうものを
意識しているのかと思ったけど、全然別のものだったね。

どちらかというと「孤独」と「怒り」が漂っていた感が。
私としては1、2巻では孤独よりも怒りがメインで
3巻は孤独の方が強い印象だったな。

でもこれってもともとは恋愛小説ってことだったっけ?
ま、ジャンルなどどうでもいいか。
いずれにしても、やっぱり村上春樹的表現が私は苦手だ。

あんなふうに普段会話してる人がいたら驚きなんですけど…
そんなこと考える私が既によくないのかしらね。
そうした「小難しい表現」をいちいち自分で解釈できるレベルに
読み砕くのに時間がかかってしまうのよね…私って。
例えばさ、
「論理の通らないことを論理的に説明するのは難しい」ってことを
「六本木のオイスターバーで本物の真珠にめぐり合うくらい難しい」なんて
例に出されても、私はそこを読み過ごすことができずに
「オイスター・バーってあるんだ。年中やってるの?夏になったら
カキは食べない方がいいんじゃないのかな」とか
「本当に真珠入ってるのか?」「いや、養殖だったら入ってないか」
などと言葉そのものを理解する前にいろんなことも入ってきたりして
とにかくダメなのよね…

ちょっとおしゃれでインテリな作品全体に漂う雰囲気を損ないかねない読み。
ダメダメだわさ。
それはいいとして結論。

とにかく読後感は1、2よりも断然よかったな。

ただ、いろいろな疑問が解決されないままだったことがちょっと。
マダムを突き動かしていた怒りが終息して先、彼女はどうなるのか
牛河はなぜあそこで必要だったのか
結局天吾と父親の関係は解決したことになったのか
青豆たちはどうなったのか
1984の世界に戻っても青豆の妊娠は終わっていないのか

たぶんそれぞれが1本の作品足り得たもので、それらを一つの作品の中に
入れたときにどこをどれくらいずつ書いてどこで辞めるかが
どれも難しいんだろうね。
どこも強く書いてしまうと別の物語になっちゃうし。
だから、どれも「いい具合」に絶妙のバランスで書かれているのだろうけど
やっぱり私にはそういう解決の仕方が苦手なのだよ。

すごい疲労感漂ったので、次は軽めの新書に入ることにした。

夫が「4-6月でスタートして12月まででしょ。1-3月まであって
ちょうど1年だから絶対4巻あるって」と言っている。
そんな話あるのかよ、って思う。
だって1-3月作ったらそれってさ、1984年ではなくて翌年1985年に
なっちゃってるでしょ。
サボさんなら「年度では1984年だ」とか言うかもしれないけど、
村上春樹に「お役所感覚」はないと思うんだよね~(笑)

ま、そういうことを考えるあたりが既に「俗物」と呼ばれてもおかしくないか。

いずれにせよ、時間はかかったけど読破しましたとさ。




イリュージョニストとの戦い

2010-05-02 09:43:37 | ねこみみ・さるみみ
そらまめがやってきて初日、やっぱり子供たち、特にエナリが
構いすぎ感があり、かなり疲れてしまったのか
トイレもせず、フードも食べずにひたすら夜は寝ていた。
人がいるときは部屋に出して、夜や外出中はケージに入れようと
思っていたので、ケージに入れて寝たんだけど、
朝になったら脱出していた…


早く起きたコナンが「ママ、そらまめいないよ」
というので見るとががーん。ゆるくなっていたケージのパーツが一部とれて
そこにできた大きめの隙間から出たらしい。
うーむイリュージョン。そんな狭くても頭が通ったのね。

私は昨日の夕方から仕事、サボさんと子供たちはサボさん家に帰省したので
家には誰もいなくなるからってことで
今度はねずみぬいぐるみの尻尾にリボンをつけてケージの天井からつるし、
爪とぎもいれ、
爪とぎにふりかけて中身の無くなったまたたびの袋も入れ、
段ボールハウスももちろん入れ、トイレも入れて「これでどうだ!」と
思ってそらまめをケージに入れて仕事へ。

2時間半後帰宅すると…
脱出成功!って、あなた今度はどうやって?!
パーツもとれてないじゃないの、しかも!!!
まさにイリュージョン。


そして夜、なんとかまた工夫を!と思ってケージに入れ、
その時は段ボールハウスにすんなり入ったので「しめしめ」と思ったのに
今朝起きてみたら見事脱出成功!

これから100均に行って脱出防止グッズを見繕って来ようと思う。
負けずに夜だけケージ飼い!を成功させるぞ!!!

ちなみにトイレは順調ですぐ覚えたし、グルーミングも好きみたいだし、
甘えん坊でのどをゴロゴロ鳴らして体を摺り寄せてきたりで
かなりかわいいんだけど、ケージに関しては頑固ね。


猫が勝つか人が勝つか!
イリュージョニストであるプリンスそらまめとの戦いは
なんとかしてサボさんたち御一行が帰ってくるまでに終結させたい!!

そらまめがやってきた。

2010-05-01 00:23:15 | ねこみみ・さるみみ
ついに!
我々が(つうか私とエナリが)待ち望んでいた
そらまめが家にやってきた!
上の写真は夫になついて膝の上で寝ているそらまめの様子。かわいい…

今日から私たちが家族だよ!
これからおよそ15年、人生楽ありゃ苦もあるさ!で頑張ろうね~

試しにケージにそらまめを入れてみたが…
ちょっと暗くてわかりにくいね。
せっかくつくった段ボールハウスには入らない…


この赤いチェックのがお手製段ボールハウスなんだけど…
緊張のためか、まだ夜ごはんを食べていないそらまめ。
大丈夫かな?
家の中がなんだかほっと幸せな雰囲気に包まれている。
動物って不思議だね。