オバデヤ書1:12-16
『あなたの兄弟の日、その災難の日を、あなたはただ、ながめているな。ユダの子らの滅びの日に、彼らのことで喜ぶな。その苦難の日に大口を開くな。
彼らのわざわいの日に、あなたは、わたしの民の門に、入るな。そのわざわいの日に、あなたは、その困難をながめているな。そのわざわいの日に、彼らの財宝に手を伸ばすな。
そののがれる者を断つために、別れ道に立ちふさがるな。その苦難の日に、彼らの生き残った者を引き渡すな。
主の日はすべての国々の上に近づいている。あなたがしたように、あなたにもされる。あなたの報いは、あなたの頭上に返る。
あなたがたがわたしの聖なる山で飲んだように、すべての国々も飲み続け、飲んだり、すすったりして、彼らは今までになかった者のようになるだろう。』
エドムはエサウの子孫による国で、イスラエルはヤコブの子孫による国です。
エサウとヤコブは双子でした。
ですからエドムとイスラエルは親戚関係です。
それにも関わらずエドムはイスラエルの不幸を見て喜びました。
災難の中にいる兄弟の財宝に手を出し、イスラエルを苦しめる敵に同調しました。
これは神に忌み嫌われることです。
なぜなら神の御心は『兄弟愛をもって互いに愛し合う』ことだからです。
今の時代も個人主義によって、兄弟関係でも自己中心になっています。
『私さえ良くなればいい』と、狭くて偏った思いを持っています。
神様は行いの実を結ばせる方です。
種を蒔けば刈り取ります。
兄弟が苦しむ時に無関心であったり、不幸を喜び、悪を行うならば、神様はその者を敵の手に渡し、同じ目に遭うようにします。
主の刑罰から免れることはないです。
すべてが自分にいつか降りかかってきます。
【祈り】
苦しむ兄弟から顔を背けず、兄弟のために祈る者になりますように。
【クック諸島】
南太平洋の国で、ニュージーランドと政治的に深く結びついています。
日本からは16時間かかります。
とても小さな国で人口も2万人程度です。
マオリ人が91%です。
プロテスタントが69%で、残りはカトリックです。
97.8%がキリスト教関係です。
この国でも形式的な信仰生活ではなく、主が喜ぶ生きた信仰生活が出来ますように。
《 3分バイブルボイス 》
【祈り】汗と祈り