ルカの福音書22:46
『それで、彼らに言われた。「なぜ、眠っているのか。起きて、誘惑に陥らないように祈っていなさい。」』
どんなに肉体が疲れていても緊張感や危機感があるならば眠ることが出来ません。
主は弟子たちが疲れていることも知っておられます。
いつもなら彼らを休ませる優しい主です。
しかしこの時は違っていました。
いつもとは違う主がおられ、いつもならば語らないことばを弟子たちにかけていました。
彼らに先に言いました。
「誘惑に陥らないように祈っていなさい」
誘惑する者が近づいていることを知った主は、彼らを守るためにそのように注意を与えました。
問題は彼らがそのことばを受け止めなかったことです。
イエス様ご自身は自分に迫ってくる十字架を前にして苦しみもだえて、切に祈りました。
汗が血のしずくのように地に落ちました。
しかし弟子たちは何も感じず、眠っていました。
敵が迫って来るのに寝ていました。
これは今のわたしたちの姿かも知れません。
目を覚まして用心していなさいと言われているのに、目を覚ましていないし、用心もしていない姿です。
誘惑するものが近づいているのに気づかないでいる姿です。
勝利したいならば目を覚ましていないといけないです。
【祈り】
主よ。平和に見えても平和な時代ではなく終末ですね。目を覚ましています。
【聖句をノートに書きましょう】
－誘惑、惑わされる－
- マタイの福音書24:5
- ヤコブ1:13-14
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