久しぶりのローリー♪ と楽しみにしていたのに、読み始めからの感想通り、つまらないまま終わってしまった…×× 残念。とは言え、とっても楽しみにしていた 《ヴィジテーションシリーズ》 の終盤辺り(『野生の夜に扉をあけて』『夜明けの瞳に守られて』)から、面白いと思えなくなってはいたのですが…。
それまでのローリーの作品達……『私の知らないあなた』スピンオフ全般だったり、消防士シリーズ、《ウィンストン兄弟》関連作、 《バックホーン・ブラザーズ》(…特に『永遠の初恋』♪) 、《格闘技ファイターシリーズ》の『出会いはハーモニーにのせて』は超お気に入り!そしてもちろん《ヴィジテーションシリーズ》!! これらはめちゃ再読してます! なのに…。
今回、まず最初にセックスありきだったからかも知れませんが、ロマンスのドキドキ感が全然ない!ヒーロー(刑事なのに)、犯人捕まえるためならセックス使うのもOKみたいな道徳観のなさが嫌。ヒロインもヒーローの体ばっかりに目が行くのもね、何とも。後々後悔するヒーローですが、浅い罪悪感が本文に散りばめられてて閉口。そしてしょっちゅう「ヒロインを守らねば」みたいな台詞が出て来る。もうええっちゅうねん(笑)!
そしてセックスシーン。最初の方はヒーローに触れられるのを嫌がっていたヒロイン。服を着たままで…とあおり(?)みたいなシーンがあったのですが、ヒロインは犯罪組織から偽名を使って逃げている状態。体に本人を示す特徴があるから避けているのかと深読みしていたら、何にもなかった(笑)。 ただ単に変わったセックスシーンが書きたかっただけなのか?私が読みそこなっただけで、本当は何か意図があったのか? 何なんだ。
それと、ヒロインと彼女のお兄さんを追い詰めていた犯罪組織のボス! 死んだ様に見せかけて、他の犯罪組織等をあざむいて…て展開で、このままだとこの事件、次のスピンオフ作品まで続くんだなと思っていたら、終わりの方に突然出て来て、死んじゃうという間抜けな展開。残忍で頭の切れるボスと言う設定ではなかったのか?何でそんな急に無用心になったんだか。こちらも謎。
警部補とヒーローの親友の刑事との確執も、中途半端。誤解が解けるのも上記のまぬけなボスが登場してベラベラしゃべってくれたおかげって、安直過ぎないか?はぁ…。
今回の作品、何となく「ハーレクインプレゼンツスペシャル」から出ていた《特殊警備員シリーズ》に似た印象を持ったのですが、このシリーズ方は面白かったです!こちらは人身売買組織から被害者を救出するヒーロー達のお話。
ま、まだこのシリーズ(何て言うんですか?)1作目ですが、続きを読みたいかどうか判らない…。
並行して、ヒストリカルの競作(ジュリア・クイン、エロイザ・ジェームズ、コニー・ブロックウェイ)『伯爵の花嫁探し』を読みました。こちらはロマンスごとに切れ目がなく、終わりまで行くパターンで、ちょっとロマンスの切れ目が判り難い作りになってます(再読するときに不便(笑))。そう言えば、以前に読んだ『さらわれた花嫁たち』も同じ作りだった。作者も同じで。こちらは全体的に淡白だった印象。
ロマンスは、3つ目(エロイザ・ジェームズ作)のが今一つ(ヒロインの設定が好きじゃないから。ヒーローは好きなタイプでしたが、最初の方と印象が違う)でしたが、他の2作は中々良かったです♪ 競作の場合、エピローグはどなたが書いているんでしょう?とにかく今回は面白かったです(笑えると言う意味で(笑))。
競作ものでは、『レディ・ホィッスルダウンの贈り物』(スーザン・イーノック、カレン・ホーキンス、ミア・ライアン、ジュリア・クイン)が一番好きかも。あと『ハウスパーティーの招待状』(ニコラ・コーニック、ジョアンナ・メイトランド、エリザベス・ロールズ)も好きでした♪ …4作品共「ヒストリカル」ですね。他のジャンルでもあるのかな、競作って?
《イヴ&ローク》の再読、10巻に入りました! 相変わらず、面白いです! 大きな流れしか頭に残ってない上、たまに犯人も忘れていることもあって、色々発見中(笑)。マクナブ、スコットランド人だったんですね!ピーボディとこんなに仲悪かったなんて。そしてめちゃアッチッチで始まってたのですね、ビックリ。チャールズとイヴもまだちょっとギクシャク。8巻ではウェブスターが登場!
実はマイラは苦手なので、彼女が出ているシーンはほぼ飛ばして読んでます★。重要な点があっても私には判りません(笑)。
さて、次はサスペンス。どこか(笑)でお勧めされてたサンドラ・ブラウンに挑戦予定。
素敵なロマンスに出会えます様に♪
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