浪漫日和~ロマンス小説に癒されて~

時間があれば、ロマンス小説に浸る日々。
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ちょっとパワーダウン? 『 呪われた使徒のレシピ 』 by J・D・ロブ

2016年03月28日 | J・D・ロブ

やっぱり寝不足になった(笑)、 『 呪われた使徒のレシピ 』 (《イヴ&ローク》シリーズ36)。今日やっと読み終わりました。(ちなみに『ウィンダム公爵』は途中です(笑)。)もちろんノーラ作品なので、平均点はクリアですが、ちょっと全体的に弱かった感が。まずミステリー。今回は大勢の死者が出ます。化学兵器による大量殺人?テロ?そんな犯人とイヴはどうやって戦うの?相手が大き過ぎない?殺人課の警部補には…??と思っていたら、未熟な男の自分勝手な犯行でした…。それなのに大量殺戮、それもお互いを殺し合わせるってな、ちょっと酷過ぎて拒否気味(笑)。それと犯人追い詰める時も、薬品の入手ルートが判らないままでの逮捕だったので、ちょっと欲求不満だったのですが、結局祖母を出すための伏線だったのですね。でも今ひとつ(笑)。「赤い馬」のモチーフは気に入ったのですが。

今回のロマンス、…イヴの悪夢と心配するロークとの兼ね合いと言うか、その辺が大きかったかなと。当たり前ですが、以前の様な閉じた関係ではなく、穏やかに広がっている感じです。そこが素敵でもあり、物足りなさでもあるのかも。ようするに、落ち着いて来た感じです。  『悪夢の待ちダラスへ』でダラスへ行って以降、イヴの悪夢に絡んでくる母親ステラ。イヴが悪夢に苦しむのを見てイヴ以上に(?)苦しむローク。でも今回でイヴはステラの悪夢に打ち勝った様です♪ 出来過ぎで苦手だったマイラ(笑)ですが、今回は、イヴの夢の中に出て来てイヴを救います。マイラに感謝!このことで、イヴとロークの絆がさらに強くなった様です。そして、とうとうロークは、犯人の凶行中の現場にイヴと同行しました!「きみが行くなら、僕も行く。僕たちは運命共同体だ」…だって!イヴも受け入れてたし…。 最後には「きみをずっとそばにおいておきたい、この世の終わりがくるまで」だって。ロークったら、アッチッチ過ぎる~(笑)。 あ、捜査にもロークと一緒に行きましたね(P307~)。このシーンもお気に入りのひとつ。(イヴとロークの会話って、楽しめるものが多くて大好きです♪) それにイヴとサマーセットとの短い平和協定(?)もあったし、大好きなベラも出て来たし(語彙が増えている!可愛い~♪スイミング練習中らしい♪)、 イヴもベラに自発的にキスを送れる様になったし(笑)、本当にイヴとロークのベイビーが待ち遠しい…。

そだ、これだけ長いシリーズなので当たり前ですが、登場人物が増え続けるので、たまに誰?ってことになってます(笑)。今回もHSOから新メンバー参加しました。(この時の、イヴとロークのエピソードも気に入ってます♪ P267~271) 以前に出ていたイリーガルズのストロング捜査官も再登場。他にも見た名前ではあるのですが、思い出せないこともあって、ちょっと頭の体操状態です(笑)。

次回作は、待ち順位4位。いつ読めるかな~(笑)。

 

さて、今からカンボジアのビザ申請します。その後、時間があれば『ウィンダム公爵とつれない許婚』読みます。今日は中学校のPTA本部の会議があったので、あまり何も出来なかった…。



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