なぜか読む機会が巡って来ず…と言うか、ロシア=暗そう…と無意識に敬遠していた感もありますが(笑)。 (何度も図書館から借りては読まずに返すと言う、とんだお手間を掛けた日々。) そしてとうとう読むことに。
で、読んだのは『眠り姫の気高き瞳に』と、スピンオフの『火の鳥と幾千の夜を』の2冊。
感想はと言えば、『眠り姫…』は、普通でした(笑)。ロシア人が迷信深く、運命を信じ、忍耐強いと言うのが興味深かったくらいで、ロマンス的にはあまり盛り上がらなかった。事件がメインって訳でもなさそうですが、ドキドキはなかったなぁ。残念。
それより何より、『火の鳥と幾千の夜を』!!
私好みの傲慢男、ニコラスのロマンスを楽しみにしていたのに、なんと輪廻転生話になってしまった★ それも過去へ行ってしまってご先祖様になると言う。じゃあ、元々のご先祖の意識はどこへ行ったのか?疑問。 そして、どうもヒーロー、ヒロイン共に輪廻転生してる様。そんな話?? 花嫁は現在の嫁基準で選んでたし、本末転倒と言うか、恋愛対象者選びの基準が良く判らない状態に(笑)。(卵が先か鶏が先か…。)で、過去から一気に帰って来ると、ヒーローいい人になってたみたいな、超簡単な展開で、全く残念でした。現実生活で色々エピソードを積み上げて変わって行って欲しかったな、ニコラス。
まぁ、最近読んでるリサ・クレイパスの作品、超能力やら、霊感やら、その手のものが多くて、ちょっとついて行けてないんですが★ 昔の作品は良かったなぁ…。未だに『壁の花』シリーズも『ボウ・ストリート』シリーズも『ハサウェイ家』シリーズも大好きで、再読率、超高いんですが(笑)。
以前に読んだスーザン・E・フィリップスの大好きな作品、『キスミーエンジェル』のヒーローがロマノフ王朝の末裔だったので、ロマノフ関連本を読んだり、見たりしていたので、ロシアの雰囲気は何となく判ってて助かりましたが。 しかしロシア、今も変わらず、何か暗い印象…★(元KGBが大統領だしね。目付きがすでに怖いって(笑)。) でも最近、クレムリンに行って見たい気も…。 帰って来れるかな?
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