いつも見に来てくれてありがとうございます。
7/10(土)の話。
甲府盆地の西に位置する櫛形山(標高2,052m)に登ってきました。
嫁さん情報によると、白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳 )が綺麗に見えるそうです。
また、アヤメ平という場所があって、今の時期 高山植物が咲き乱れているという。ほぉ~。
コースは、池の茶屋登山口(林道終点)を発着とし、
北岳展望テラス → モミジ沢休憩所 → アヤメ平 → 裸山 → 櫛形山 をくるっと周ってくるもの。
標高差はあまりなくこんな(↓)感じ。標準コースタイムも4時間40分くらいなので、ハイキングって感じです。
池の茶屋登山口までは 車でくねくねの林道を登って行くんだけど、
途中、道路上に石が転がっておりところが所々にあり、気を使う。
最近たびたび発生していた大雨の影響だろうか。自然の破壊力って我々の想像を超えてくることを再認識した光景でした。
また、道幅が狭くてすれ違えないところもあり、対向車が来ないことを祈りつつ走行していましたが、
朝早い時間帯だったので大丈夫でした。ほっ。
そんな林道でパシャ。”今日いち”の富士山。
7:00、池の茶屋登山口に到着。
駐車スペースは20台くらい。トイレもあり。先客は5台くらい停まってました。
準備を整えて登山スタート。まずは北岳展望テラスを目指します。
タツナミソウ(立浪草)
きれいに整備されたトレッキングコースで北岳展望テラスまではこんな感じの登山道が続きます。
ちょっと整備しすぎじゃない?と思うけど、山に慣れていない観光客でも行けるようにしているんだろうね。
途中視界が抜ける場所があり、看板も設置してあったので期待してみたけれど雲であまり見えず。。。
右奥の背の高い山が赤石岳だろうか。
登山開始から約30分。ずんずん歩いていると東屋が見えてきた。北岳展望テラスだ。
展望を見ないよう下を向いた状態でまずは看板をチェック。
ちょい左に北岳、中央に甲斐駒、ちょい右に鳳凰三山が見えることを確認して、顔を上げると、、、
お、おおぅ。なんか微妙。
晴れてはいるんだけど、雲も多く、ちょうど山頂に雲がかかっており北岳は見えず。残念。
オレンジの何か菌系のものを発見。以前は気持ち悪いと思っていたけど、
先日TVで菌の特集をしている番組をみてちょっと興味が出てきたところだったので撮影しておきました。
シダの群生がすごい。
光と苔。南アルプスの山域らしく元気なコケを見ることが出来ました。いいね。
休憩所を過ぎたところからモミジ沢に向けて下っていくのですが、
どこまで下るんだ!?と何度も言ってしまうくらいずんずん下っていきます。
途中で標高図を確認すると200mくらい下るらしい。下るだけならいいんだけど、
これをまた登り返さないといけないと思うとぞっとする。他にルートはなかったのかなー。
そんなこんなでモミジ沢休憩所に到着。
ベンチが置いてあり、ちょうど登山開始から1時間ほど過ぎていたので腰をおろして休憩したかったんだけど、
なんだかジメジメしていたのでもう少し進むことに。
ふと見上げると、モミジの葉が重なり合っている光景が目に留まりました。
どの木も背が高くモミジの存在に気付いていなかったけど、そうかここはモミジ沢という名前だけあってモミジがたくさんある場所なんだね。
紅葉する季節だといいんだろうな。
裸山のコルでしばし休憩。
だんだんとガスってきた。この先の展望はもう諦めました。
そうこうしているうちにアヤメ平に到着。
アヤメ平は動物の侵入を防ぐためにフェンス(ネット?)で囲まれているんですけど、
その中はアヤメのほか、キバナノオダマキなどなどいろんな高山植物が咲き乱れており、まるでパラダイスのようでした。
30分ほど散策しながら写真をバシャバシャ撮りまくりました。
グンナイフウロ(郡内風露)
キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環)
初めましての、テガタチドリ(手形千鳥)
ミヤマカラマツ(深山唐松)
スジグロシロチョウとグンナイフウロ(郡内風露)
テガタチドリ(手形千鳥)
クガイソウ(九蓋草)
アサギマダラと、アヤメ、クガイソウなど
グンナイフウロ(郡内風露)
マルバダケブキ(丸葉岳蕗)のつぼみ
十分にお花畑を堪能した後、先へ進みます。
写真が多くなってきたので一旦区切ります。
つづく。
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