日曜、倉敷に行ってきました。
目的は、アンリ・ルソーの絵を直に見る!
先日ブログで紹介したように、原田マハ著「楽園のカンヴァス」を読んで
アンリ・ルソーの"にわかファン"になった私たち夫婦。
ようやく何の予定もない休日を得ましたので、喜び勇んで出掛けてきました。
「楽園のカンヴァス」の舞台にもなった大原美術館です。
アンリ・ルソーの絵を1枚所蔵しています。
日本で初めての西洋美術館だそうで、エルグレコの「受胎告知」、モネの「睡蓮」なども所蔵されています。
立派な建物に気持ちが高揚します。
毎週日曜に館内ツアーがあり、学芸員が美術館の歴史や絵の説明をしてくれるというので参加しました。
倉敷紡績の2代目社長だった大原孫三郎さんが創立。このおじさん、超お金持だったみたいです。
友人である画家・児島虎次郎のヨーロッパ留学を支援。当時のヨーロッパの絵画を収集して、
この大原美術館を建てたという。
モネの睡蓮は、虎次郎が直接モネのアトリエを訪ねて、買いつけたそうです。
しかもモネが売らずに手元に置いていた絵をゲットしたそうです。 すごい。
館内ツアーでは、アンリ・ルソーのことは一言も触れられず少し拍子抜け。
日曜画家と揶揄されて当時からあまり評価されてなかったようです。
今日になっても、みんなアンリ・ルソーの良さに気付いてないんだな、と少し悲しくなる。
自分達はあなたの良さに気付いてますよ。
そんな気持ちで絵と対面しました。
やっぱ良い!
何がいいかと聞かれれば表現が難しいですが、
絵が生きてるんです。今にも語りかけてきそう。
絵の前から離れられず、しばしボーっと見続けました。至福の時間です。
どんな絵かお見せしましょう!
撮影禁止ですので本物ではないですが、
大原美術館の取り計らいで、駅前の商店街に所蔵する絵の複製画があちこちに展示されています。
それを激写してきました。
普通の絵でしょ。
でも本物は光り輝いていました。
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MOMAに行きたい。
sanda_farm に ポチっとよろしく!
グレコ展で調べてた時に出てきたとこでした。
倉敷も行ってみたいですね。
sanda_farmさんの解説、良かったです。
「先越された!」と地団駄踏んでいます(笑)
倉敷かー。
結構近くに所蔵されているんですねえ。
僕も行ってみまーす。
ちなみに、駐車場に困ることは無い場所なんでしょうか?
前を通ったことはありますが、諸事情で入りませんでした・・。
クラボウといえば、アイビースクエアもそうですよね。
ここは美観地区内にあるはずですが、写真出てませんねえ・・。
児島虎次郎は西洋の絵画を日本に紹介したいと思い、
当時の絵画だけでなく、300年ほどさかのぼるグレコの絵もゲットしたそうです。
見比べると年代の違いを感じました。
倉敷、コンパクトで観光にはモッテコイな街でした。
アンリルソーの絵は、関西では他に天保山のサントリーミュージアムにも2枚所蔵されているようです。wikipediaより。
大原美術館には駐車場がないのですが、
周辺にたくさんありました。
僕たちは朝市にも行きたかったので駅前近くにある、
市営駐車場(1日最大800円)を利用しました。
アイビースクエアはクラボウの工場跡のようです。
ちょっと立ち寄りましたけど、大きな土地でした。
美観地区は写真がたくさんあるので、記事を分けました。
Part2でお楽しみくださいませ。(笑)