いつも見に来てくれてありがとうございます。
先日、甲武信ヶ岳(2,475m)に登ってきました。45座目の百名山です♪
山梨県、埼玉県、長野県にまたがる奥秩父にある山です。
名前の由来ですが、勘のいい方は気付いたでしょうか。
昔の行政区分である甲州、武州、信州にまたがることから名づけられた説が有力だそうです。
嫁さんは気付いたけれど、私は。。。鈍感ドンマイ。
■日程 2020/11/22(日)
■天候 晴れ時々曇り
■ルート
■天候 晴れ時々曇り
■ルート
毛木平 ⇒ ナメ滝 ⇒ 千曲川源流 ⇒ 甲武信ヶ岳 のピストン。標準タイムは7時間30分。
距離は 14.2kmで、標高差(最高ー最低)が 1,009m。
標高差が1000m超とそこそこだけど、距離が長いので斜度は緩めです。助かる。
■山行レポ
自宅を2時過ぎに出発。今回は所要時間が長めのため早めに出発したんだけど、
自宅を2時過ぎに出発。今回は所要時間が長めのため早めに出発したんだけど、
コンビニ行ったり、ご飯食べたり、眠くなってSAで仮眠したり、道の駅にトイレに寄ったりして、
結局 登山口の駐車場に着いたのが6時10分くらいでした。予定より40分遅れ。。。
なかなか予定通りには行きません。前の晩に出発して車中泊したほうがよいのかな。
到着した時点では駐車場はまだ少し空きがありましたが、6時30分ごろには満車になってました。皆さん早めですね。
6:42、登山スタート。
最初は広くて歩きやすい林道?を進んでいきます。傾斜が緩やかなため、息も上がりません。
ちなみに気温は-3度。寒いので毛糸の帽子をかぶりました。帽子が似合わないんだけど、仕方ない。
沢に沿ったルート。水の流れる音を聞きながら歩けます。水量がそこそこあったので、たまーにうるさいと思ってしまうこともありました。
この辺りの林はよく手入れされており整然とした雰囲気。思わず撮影しちゃいました。
カラマツの木かな。カラマツって日本の針葉樹ではただ1つの落葉樹だそうです。へぇ~。
歩きやすい登山道が続きますが、
沢を横切ったり、梯子があったりして、飽きません。
8:35(スタートから1:53)、ナメ滝に到着。
大きな岩の上を滑るように流れる滝。いいね。夏だったら水に入って遊びたくなりそう。
滝を間近で撮ろうと、濡れた岩の上を歩いたら、凍り付いていて転んでしまいました。
膝を強打し、一瞬ヤバいと思いましたが、そのうち痛みは引いてほっとひと安心。
ナメ滝の動画も録ってみました。
ナメ滝を出発してすぐに源流までの距離表示がありました。2.1㎞とのこと。
平地なら20分くらいだけど、山での標準タイムは1時間30分。
ちなみにナメ滝までは遊歩道って感じだったのが、ここからはぐっと登山道という雰囲気に変わりました。
また距離表示。0.3㎞しか進んでない。刻みすぎてないかい?とツッコんでしまった。
今度は1.45km。0.05km単位?! 細かすぎるーっ!とツッコミどころ満載の看板。
疲れが出てくるところですが、癒されました。笑
だんだんと細くなる沢。何回か横切って登って行きます。
ここだけ岩ゴロゴロ。どうした?!
ダケカンバ。薄く皮がむけるのはなぜだろう?
油分を多く含んでるらしく、焚火の着火に使われるそうですね。キャンプ動画が流行ってるYouTubeで知りました。
薄暗いなかを流れる沢に陽が当たってて、ちょいと幻想的。写真の腕を磨かなきゃ。
水しぶきが凍ってつらら状になってました。
動画もどうぞ。
あと少しだ。
だんだんと水量が少なくなってきて、源流が近いことが分かります。
10:30(スタートから3:48)、千曲川源流に到着。
標識には「千曲川 信濃川水源地標」とありました。
少し崖を下ったところに水源がありました。
1滴1滴ぽたぽたと滴り落ちるのをイメージしてましたが、木の根の奥から湧き出していました。
これがあの日本で一番長い千曲川・信濃川の源流なんですね。すごいなー。
水源地を過ぎると急に斜度がきつくなり心拍数が上がり、ふくらはぎが悲鳴を上げます。
えっちらおっちら休み休み登って行きます。
尾根に出ました。標識には金峰山の文字がありビックリ。結構離れてると思うんだけど、何時間くらいかかるんだろう。
調べたところ5時間30分、約11㎞とのこと。往復は厳しいけど、片道ならイケますね。面白そう。
少し休憩した後、尾根道を楽しみます。
眺望はないけど、傾斜が緩やかで気持ちよく歩けました。
少し傾斜がきつくなってきたら山頂が近づいてきた合図。わくわくと、もうすぐ終わるのかと寂しさも。
山頂直下は岩ゴロゴロ。ここだけ急になぜ?って感じ。
11:43(スタートから5:01)、甲武信ヶ岳の山頂に到着。立派な標識が立ってます。
山頂からの眺望。雲が多く、遠くまでは見れませんでした。富士山も見れず。
でも先日登った天狗山が見えてテンションアップ。
こちらは八ヶ岳。奥の雲がかかってるあたり。
本日のお楽しみは アップルパイ。カフェオレとともに頂きました。山の上で食べると、甘いものでも罪悪感なく食べれます。笑
ちなみに山頂は風がきつくて寒かったです。
食べたら体温が上がるかと思ってウィンドブレーカーを着ずにいたのですが、体温上昇せず。。。
12:20(スタートから5:38)、震えてきたのでとっとと下山することにしました。
下山途中、眺望の開けているところで休憩しているご夫婦がおり、富士山が見えないかと雲が晴れるのを待ってるとのこと。
ヤマレコでその日の山行記録を見ていると、我々より1時間ほど早く出発された方は富士山をみることができたそう。
金峰山への分岐を過ぎて急斜面を下っていきます。
下りは楽ちんだけど、砂で滑りやすいので変な力が入っちゃいます。
12:57(スタートから6:15)、水源地標まで戻ってきました。
ペットボトルに水源の水を汲んで持ち帰ります。コーヒーを淹れるのだ。
淡々と下ります。
苔って昔はなんだか気持ち悪かったけど、白駒の池でよーく苔を観察したのをきっかけに好きになりました。
いろんな種類があって、活き活きしててカワイイんです。乾燥している冬場は少し元気ないけどね。
水源地標から次の目的地であるナメ滝までは標準タイムで1時間10分。
長いなー。景色も変わらず飽きちゃいます。
距離表示の看板。登りの時は「刻み過ぎ!」とかいろいろ突っ込んでましたけど、
下りはこれが心の支えになりました。残りの距離が分かると頑張れますね。
14:37(スタートから7:55)、ナメ滝に到着。
ここから登山口までの標準タイムは1時間30分。
下り一辺倒で疲れが溜まってきていましたが、日没の時間が気になるので少しだけ休憩して進むことにしました。
緩やかな傾斜の長い下り。正直飽きます。
目標物もなく、まだかまだかと思いながら歩いてました。
見覚えのある景色をみては、あいまいな記憶を引っ張り出して、あと少しかなと想像して辛さを紛らわします。
今どのあたりかは地図アプリがあるので見ればすぐ分かるんだけど、まだまだあると辛さ倍増しそうなので意地でも見ません。
16:25(スタートから9:43)、毛木平の駐車場に到着。お疲れ山。
着替えたのち、水源で汲んできた水でコーヒーを淹れて飲みました。
インスタントのコーヒーでしたが、なんとなく水がまろやかでいつもより美味しく感じる。
お湯を入れるだけのクノールのスープパスタもそのお湯で作ってみましたが、なんとなく美味しかった。思い込みっていいね。笑
17時を過ぎると辺りは真っ暗に。
我々は歩くのが遅い方なので、もう少しゆっくりしていたら真っ暗な中を歩く羽目になるところでした。
当然ヘッデンは持ってますが危険度が増しますので、もう少し出発を早くしないといけないなーと反省。
甲武信ヶ岳。難所はほとんどないけれど距離が長いので疲れました。久々に翌日筋肉痛に見舞われました。
季節が違うとまた違った表情を見せてくれそうなので再訪したいと思います。
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けど10時間は歩けません、、汗
関東近郊の山をリサーチしたところ、景色など楽しめそうな山がたくさんあって、なんとか今年も登山を楽しめています。
我々は歩くのが遅く、休憩もちょくちょくしているので時間かかっちゃうのです。ゆるゆる登山を楽しんでます♪