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第12回 美ヶ原トレイルラン 85K 参戦レポ。
今回はレース編です。
今回はレース編です。
スタート~
会場には2時過ぎに到着。先着の車は15台くらいでした。
スタートが4:00なのでめっちゃ余裕あるなぁと思っていたんだけど、
テーピングしたり、ドリンクをセットしたり、着替えたり、トイレに行ったりしているうちに、
あっという間に10分前。
車の中でテーピングを張っていたんですが、狭くて貼りづらく難儀しました。
今回は直前にシンスプリント気味になったため念入りにテーピングしたこともあって、
結構時間がかかって焦りました。前の日から貼っておいてもいいのかなぁ。
準備を整えて嫁さんに記念撮影をしてもらい、列の後方に並びました。
周りのランナーはマラソン大会のようなピリピリ感はなく、まったりした感じ。
長丁場のレースだから気合が入りすぎることもないのかな。私もスタートを静かに待ちました。

コースはこんな感じ。85㎞、累積標高+4200m。これまでの最長距離は45㎞なので未知の世界。おえっとなりそうだ。
エントリー資格の1つに完走できる体力・気力を持っているこというのがあるんだけど、
正直なところ、第4エイドの長門牧場(65km)まで行ってエイド名物の飲むヨーグルトを飲むぞ!というのを目標にしていました。


カウントダウンのコールの後、4時ちょうどにスタート。
ゆるゆるとゲートをくぐり、長い旅のスタートです。
まだ夜が明けておらず薄暗い中を進みますが、
15分もすると夜が明けてきてライト無しでも進むことが出来るようになりました。

最初はゲレンデを登っていくのですが、
まだ始まったばかりで体力があるため頑張れば走って登れますが、
まだ始まったばかりで体力があるため頑張れば走って登れますが、
ここで体力を使い果たしてはどうしようもないので、基本パワーウォークです。
でも私は登りが苦手なので、油断すると周りのランナーに置いて行かれちゃうので必死。
1人だけゼェゼェハァハァしていました。しゃべりながら歩いている人もちらほら。みんな強いな。

傾斜が緩くなるとみんな走り出すんだ。ビビるわ。休むところじゃないのですかー?!
仕方ないなーと私もつられて走り出したところ、前に写真を撮っているランナーが目に入りました。

なんだろうと思い見てみると朝日が昇ってきているところでした。思わず声が出ちゃいました。
おぉ~、めっちゃキレイやん。

大笹峰~
4:45、1つ目のピークである大笹峰(3.5km地点)に到着。
ここは景色が開けているので皆さん写真タイム。
去年セルフチャレンジで走った時はガスっていて何も見えなかったが、今年は朝日に照らされて最高の景色。

大笹峰からの下りはまだ体力があるため気持ちよ~く走れました。

エコーバレースキー場のほうまで下ってきて平坦なところになると、
下りと違って自分で進まないといけないため早くも疲れを感じ、まだ先が長いのに不安になる。

殿城山登山口~
5:12、ウォーターエイドのある殿城山登山口(7.5km地点)に到着

この日は猛暑が予想されていたため水は2L持っており、ここまで少ししか減っていなかったため、
スルーするかと一瞬迷いましたが、次のエイドまで14㎞もあるというので補給してもらいました。
補給食を取り出しやすい場所に移動させたり、ヘッドライトを仕舞ったり、日差しが出始めたので首筋を守るシェードを装着したりしているうちに
すっかり周りのランナーはいなくなっており焦る。私はエイドワーク、下手くそだなと痛感。
帰宅後に調べると7分もかかっていました。
気合を入れ直してリスタート。
殿城山への登りは昨年のセルフチャレンジで経験済み。その際は36㎞地点でヘロヘロだったため、
すごい傾斜がきつくて四苦八苦していたのですが、今回は7.5㎞しか走っていないこともあり
思っていたよりはサクサク登れ、前のランナーに追いつくことが出来ました。ほっ。

殿城山のピークは踏まず、車山のほうへ進みます。

八ヶ岳。いいね。

車山の気象レーダーが見えてきました。皆さん写真タイム。

車山のピークまでは行かず、南の耳・北の耳方面へ進みます。
この辺りは草原になっていていい景色。ここを走りたいがために美ヶ原トレイルランに参加したといっても過言じゃないです。

6:18、北の耳に到着。この日は蓼科山がずっときれいに見えていました。

北の耳から北西に目をやると、左手に三峰山、その右奥に茶臼山、美ヶ原が見えていました。
あんな遠くにまで行くのか。しかもそこまでいっても半分にも満たないなんて、ぞっとする。
けど考えていてもしょうがない。とりあえず進むのみ。行くっきゃない!

男女倉山(ゼブラ山)~
6:30、男女倉山(ゼブラ山)に到着。
前にリズムのいいランナーがいて後ろについて走ると楽ちんでした。

八島ヶ原湿原

湿原の奥をよーく見ると御嶽山がありました。

男女倉山からは基本下り基調で気持ちよく走っていたのですが、周りのランナーのペースに合わせちゃっていたこともあり、
だんだん辛くなってきて、ちょいちょい歩きが入るようになってきました。練習不足だな。

途中沢があったのですが何人かのランナーが水浴びをしており、
私もしようかと迷ったけど、勇気が出ませんでした。キレイな水か分からないからね。
しかし、日が昇りだんだんと暑くなってきたのです。。。ふー、先が思いやられます。
沢を過ぎると登り基調になります。
何年か前のコース説明図に「試練の道」と書かれておりキツイところのよう。
前のランナーが上のほうを見ていたのでなんだろうと思い見上げると何人かのランナーが目に入りました。
あぁここから試練の道が始まるんだと認識。

実際、心が折れそうな急斜面の連続でした。
しかも日差しが強くなってきてバテバテ状態。
登りが弱いのもあって周りのランナーにはいつの間にか離されてしまいました。。。

まぁでも、「ここはキツイところ。ここを乗り越えればなんとかなるさ」と思いこむことでなんとかクリア。
事前にコースを知っておくというのは大事ですね。知らぬが仏ってこともありますけど。
和田峠
8:24、第1エイドの和田峠(22km地点)に到着。

ここではトイレに行って水を補給。コーラとバナナを頂きました。
補給食を取り出しやすい位置に移動するなどして準備を整えます。
そして、かぶり水が用意されていたので(軽トラの荷台にあるオレンジ色のやつ)頭からかぶって出発。
かぶり水、冷たくて気持ち良かったぁ。最高!って思わず口から飛び出ていました。
エイドワークが下手くそな私、ここでは21分も滞在していました。
ゆっくりしたつもりはないんだけど、疲労でなかなか次への一歩を踏み出せなかったのかな。
出発する際、周りのランナーが少なくなっているのに気づき、下手こいたなーと痛感。
長くなってきたので一旦区切ります。
その2へつづく。
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