ふぁ~むずの一歩 ~ 見えないものが見えてくる♪

Runブログ。最近トレラン始めました。練習嫌いのおっさんがもがく日々を綴ります。

第7回市川三郷 四尾連稜線トレイルランに参加してきました♪

2019-10-23 06:52:00 | トレラン

いつも見に来てくれてありがとうございます。

 

10/20(日)、山梨県市川三郷町で行われた、第7回市川三郷 四尾連稜線トレイルラン(35kmの部)に参加してきました♪

 

台風19号の1週間後の開催で、他のトレラン大会が中止される中、

地元関係者によってコースを修復いただき、安全性が確保されたとのことで開催されました。

ほんと感謝感謝です。ありがとうございます。

 

私にとって2回目のトレラン大会。

その舞台として選んだのはスポーツエイドジャパンの大会でした。

どなたかのブログで、スポーツエイドジャパンの大会はいいよ!というのを見て選んだのですが、

実際に参加してみて、良かったです。

トレラン大会全般に言えることかも知れないですけど、

マラソン大会に比べて規模が小さく、とてもアットホームな雰囲気で、

地元の方々の協力もあって、とても歓迎してくださっているように感じました。

地元の方々が朝早い時間なのに沿道に出て応援してくれるし、

ボランティアの方々も親切で、みんな一声かけてくれるんです。 

嬉しくて感謝の気持ちがいっぱいになりました。

トレラン大会が好きになったし、自分もボランティアやりたいなと思えました。

 


当日は3時前に起床して4時過ぎに自宅を出発。

台風の被害で中央自動車道が通行止めになっていましたが、ちょうど前日に解除され、すんなりと会場入りできました。

途中SAで仮眠したり、道の駅で朝食を食べたりして時間を調整しつつ、7時ごろに現地に到着。

駐車場は大会会場である役場の駐車場に停めることができました。

 

着替えをしたり、テーピングをしたり、ドリンクをハイドレーションにセットしたり、ゆっくりと準備。

他の参加者もそれぞれ準備していますが、トレラン大会のスタート前って、ほんわか&のんびりした雰囲気があって好きです。

 

市川三郷町長の挨拶に聞き入るランナーたち。

 ちなみに「祝 市川團十郎、市川新之助 襲名披露発表」という垂れ幕がかかってますが、

ここ市川三郷町は初代市川團十郎ゆかりの地らしいです。へぇ~。

 

その後、歓迎の花火が打ち上げられました。いいね!

 

市川三郷町の花火は有名らしく、一流花火師が選ぶ花火大会1位に選出されたそうですよ。

 

開会式の後、みんなでぞろぞろ歩いてスタート地点へ向かいます。

リュック背負って、バンダナ巻いてるランナー多数。そしてタイツ率が低い。皆さんが猛者に見えてちょっと怯みます。

 

35㎞の部のエントリー者数はたしか250名くらいでした。実際の参加者はどれくらいだったのかな。

 

8:30スタート。最初の2㎞は街中を走ります。

 

朝早い時間ですが、沿道に出て応援してくれる住民の方々に感謝しながら走ります。

 

今回応援できるポイントがスタート・ゴール付近以外になく、嫁さんは近くの道の駅に移動して時間をつぶしてたそうです。

近くと言っても片道4㎞ほどあったそうで、疲れたーと申してました。

 

移動する途中、八ヶ岳が見えたそうです。いいね。

 

八ヶ岳のほか、瑞牆山、金峰山や

 

北岳、間ノ岳、鳳凰三山などの百名山が見えるそうです。へぇ~。

 

徐々に坂道になり、早くも苦しい。

 

坂道が苦手な私ですが、前傾姿勢でえっちらおっちら頑張ります。

 

登山道に入り、ようやく歩けるかなーと思っていたのですが、皆さん歩かない!

「マジかー?! 勘弁してくれよ~」と思いながらも、釣られて走ります。

 

その後、登りがきつくなると歩き出しましたが、

少し緩やかになると皆さん走るんですよね。強いなー。

 

最初のエイドまでは登りばっかり。

この坂(↓)も最初はスゲー!と思って写真と撮りましたが、こんなのばっかりでげんなり。

 

階段はまだ足の置き場がフラットなのでいいのですが、

坂道ではつま先が上がるため、ふくらはぎがビンビンになり、早くも攣りそうな気配でビビりながら歩きました。

いろんな山に登ってますが、このコースはかなり急登な登山道でした。

 

最初のエイド、四尾連峠エイド(6.4km)に到着。砂漠の中のオアシスって感じで、ようやく辿り着けた感が半端なかったですが、

スポーツドリンクを頂いて、すぐに出発しました。

 

エイドから四尾連湖までは下り基調で、まずまず走れました。

 

四尾連湖を過ぎると、蛾ケ岳に向かう登りになります。

 

頑張れば走れないこともないけれど、前の選手があるくと歩いちゃいますね。これってトレランあるあるでしょうか?

 

途中、痩せ尾根が所々にあって、注意して進みます。

 

この辺りで団体客に遭遇。挨拶をして、道を譲ってくれたことに謝意を伝えて進みます。

小規模な大会とは言え、250名ほどのランナーが次々にやってきては道を譲っていただろうと思うと、申し訳ないですね。

 

前の選手に続いて頑張って走ってましたが、10㎞の看板を発見。これ幸い!って感じで立ち止まって撮影。

ちょいちょい休憩しながら進みます。

 

第2エイドの西肩峠エイド(10.7km)に到着。

 

エイドのボランティアの方に、蛾ケ岳まで5分~10分程度ですと教えてもらったので気合を入れて再スタートしたのですが、

ここからの急登がひどかった。足を前に出しても進まない。立ってるだけで精一杯のような坂でした。

そんな坂をモクモクと進んでいく選手。すごいですねー。登り坂が苦手な私は少し進んでは後ろの選手に道を譲りつつ休憩。

 

5分から10分かかると言われていたところをきっちり10分かかってようやく蛾ケ岳に到着。

 

蛾ケ岳からは市街地とその奥には八ヶ岳が見えました。

景色も見ずに素通りしていくランナーがほとんどでしたが、この景色を見るのがトレランの醍醐味ですよね。

隣で撮影していたランナーと「この景色を見ないのは、もったいないですよねー」と言いつつ休憩。

 

蛾ケ岳から次の第3エイドまでの約6㎞ほどは多少のアップダウンはありますが標高差はそれほどなく走れる区間。

 

前の選手について走っていたのですが、休憩をしているうちに1人ぼっちに。山の中で1人ぼっちは心細く寂しいですね。

 

前の選手に追いつこうと思って走るものの、基本前の選手のほうが走力があるので追いつけません。ぼっちは続く。。。

 

ようやく前方に選手が見えた!と思ったら、そこは急登でした。

たぶんここはコースで一番の急登だったんじゃないかと思えるほど厳しいところでした。

全然前に進まなくって、油断すると後ろに倒れそうなくらいでした。

私は足首が固いのか、ふくらはぎがビンビンになり、悲鳴をあげはじめたので、

なだめながら一歩一歩というか半歩半歩という感じで進みました。ここはホントに辛かった。

 

ようやく第3エイドの新八坂峠エイド(16.4km)に到着。ここではドリンク、フルーツのほか、巻き寿司があったので頂きました。

16㎞走ってきて、お腹が空いてきたのちょうどよかったです。

 

ここから少しだけロードを走って再び山に入っていきます。

 

山に入っていくところにいた誘導係のボランティアの方が、「だいたい60位くらいです」と教えてくれ、

目標は50位くらいだったので気合を入れなおしました。

 
ここから次のエイドまで一気に600mくらい下ります。

 

ずんずん、ずんずん下ります。

が、途中胃が猛烈に痛くなり、冷や汗もの。少しして痛みは消え去りましたが、

さっきのエイドで固形物を食べたのがいけなかったのかな。下りの前に固形物はNGですね。

 

しかしこの区間、かなりの激下りでした。あとでガーミンで確認したところ約2.5㎞で530mほど下ってました。

気合を入れてガンガン下ったこともあって、脚への負担が半端なく、ふとももの筋肉が売り切れました。

 

その後、2㎞ほど川沿いのロードを走ります。

緩やかな下りで走るにはもってこいの区間ですが、ふとももが辛くて、歩いたり走ったりの繰り返しでした。

ロードに出たところで後ろの選手がちらっと見えたのですが抜かれることはありませんでした。きっと同じように歩いてたのかな。

下りを控えめにして、ロードをしっかり走った方がタイム的には速かったかも。

 

よろよろになって第4エイドの三張エイド(22.2km)に到着。

 

ここではうどんを頂きました。時間が気になったけど、食いしん坊なので、椅子に座って川を見ながら美味しく頂きました。ごちそうさま。

 

エイドを出発してすぐにまた山に入っていきます。

 

山に入ってすぐのところに、小川に細い鉄板を渡しているところがあって、ビビりながら渡しましたが、

落ちても全然大したことないところなのに何ビビってんだよ、と思う。

 

ここからたいら山に向かって再び急登が続きます。

登りが苦手な私は全然前に進まず、後続の選手に抜かされまくり。ガックシ。

しかし皆さん登りが強いですね。皆さんの動きを参考にすべく観察してたんですが、一歩踏み出したらちゃんと前に進むんですよ。

私は全然進みません。重心の位置が悪いんだと思うんですが、どうしたらいいのか分からず、もがくのみでした。

ここの登りもかなり辛かったです。

 

たいら山からは下り基調になり、ようやく前の選手に追いついたところで第5エイドのたいら山エイド(27.2km)に到着。

ここではキウイがあったので頂いたのですが、甘くてめちゃくちゃ美味しかったぁ。元気復活しました!

 

ここから少しロードを走って、また山の中に入っていきます。 

 

もうあとはゴールまで下り基調。エンジン全開で下っていきます。

この区間で何人かの選手を抜かしたのですが、下りは得意なほうかも?とちょっと思っちゃいました。

ですが、後で考えたら、脚の負担を考えずにガンガン下ってただけで、下り終わってからは悲惨でした。(^_^;)

 

なんとか30㎞を通過。

 

いい眺めです。写真撮ってるうちに抜き返されましたが、順位とかタイム以上に楽しめる要素があるっていいですね。

 

その後も激下りはつづき、「いつまで続くねん!」「もう勘弁してください!」とか心の中の声が漏れてました。

 

這う這うの体で最終エイドの山の先生AS(32.6km)に到着。

ドリンク2杯とフルーツポンチを頂き、再スタートです。

 

あと2.4㎞、もうひと踏ん張り。

下りのロードなので走れる区間ですが、またもや先程の登山道での下りで足が売り切れてしまい、

歩いたり走ったりの繰り返しになっちゃいました。

 

が、残り2㎞のところにあった私設エイドにてコーラを頂き、しばし充電。ありがとうございました!

そこからはゴールまでほぼ走り続けました。

 

あと1㎞、キター! 

 

いつもランニングしているマイコースで1㎞だったら、このくらいかなと想像しながら、

余力を計算しつつスピードアップ。

 

残り250mを切り、前方に嫁さんを発見。そこからは全力で走りました。

その様子を嫁さんが撮ってくれたんだけど、だいぶ腰が落ちてしまうフォームが直ってきた感じです。

 

最後は前方の選手に追いつけ!とばかりにダッシュしましたが届かず。

 

あとで気付いたんですが、前の選手に悪いことしちゃったなと。

1位の選手だけじゃなく、僕らのようなタイムの選手でも、ゴールテープをもって待ってくれているんですね。

それでゴールの写真をプロのカメラマンが撮ってくれるんですよ。

それなのに必死の形相で走りこんでくるおっさんが一緒に写ってしまい申し訳ありませんでした。

ゴールは前後の間隔を調整して1人ずつですね。

 

 

ゴールタイムは5時間48分。フルマラソンよりしんどかった。

 

その後はとん汁をいただきながら、無事にゴールできた嬉しさの余韻をかみしめました。

 

 

道の駅でゲットしたシャインマスカットと枝豆。どちらも美味しゅうございました。

シャインマスカットは大粒で甘くて、今シーズン食べたぶどうのなかで一番美味しかったです。

 

枝豆は味が濃くパクパクと一気に食べちゃいました。

 

 

 

マラソンに比べて脚への負担がかなり大きく、翌日は盛大に筋肉痛になり、今も階段の上り下りは四苦八苦している状態。

前回のレースでは距離が短かったこともあり走り終わって「楽しかったー」と言ってましたが、

今回は相当疲れ果てて、トレランの何が楽しいの?と問われたら、答えが見つかりません。

答えは見つからないけれど、少し疲れが癒えた今日、11月のトレラン大会にエントリーしちゃいました。

自然の中を駆け巡るっていうのはやっぱり気持ちのいいもんですね!

 

 

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