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ふぁ~むずの一歩 ~ 見えないものが見えてくる♪

Runブログ。最近トレラン始めました。練習嫌いのおっさんがもがく日々を綴ります。

【富士山マラソンレポ】 富士山スゴすぎっ!

2015-12-10 05:57:42 | ラン:レース

いつも見に来てくれてありがとうございます!

 

遅くなりましたが、富士山マラソンのレースレポです♪

レースから1週間以上経ち、既に記憶が薄れ美化されつつありますが記録として残しておこうと思います。

 

■フルマラソンの疲労は2週間で抜ける!?

期待していなかった神戸マラソンが当選したために、神戸マラソンの2週間後に富士山マラソンを走ることになりました。

故障しがちな私には連戦は厳しいなぁと思い、当初はDNS(棄権)も考えていたのですが、

参加費を捨てるのはもったいないし、神戸マラソンでは練習不足を痛感したもんですから、

ダメでもロング走の練習と思えばいいじゃん!ってことで出場することにしました。

ちなみにフルマラソンの疲労が抜けるのには、どのくらいの時間がかかるのだろうかと思いネットで調べたところ、

2週間くらいかかるとのこと。1か月くらいかかると思っていたので、意外と短いことにビックリ。

神戸マラソンの1週間後にジョグして様子を伺った際には、ちょっとまだアキレス腱に違和感があり疲労を感じたのですが、

レースの2日前に刺激入れで4kmほど走った際には全く疲労を感じず、「これはいけるで!」と思いました。

まぁ、そのせいで前半から暴走しちゃいましたけど、、、(^^ゞ

走力とか鍛錬の度合いとか、前回のマラソンをガチで走ったのかどうかによっても疲労回復の期間は異なるでしょうけど、

私の場合は2週間で疲労は抜けたようです。だからといって今後2週間での連戦をあえてエントリーするようなことはしませんが。

 

 

■遠征はつらい!!

遠征でも前泊すれば少しは楽なんでしょうけど、宿泊代がもったいないので、早朝出発の日帰りを選択。

電車だと朝の5時前の電車で行かねばならないので、今回は車にしたんですが、

会場近くの高速道の出口ICで渋滞が予想されるため、余裕をみて、6時に現地入りすることにしました。

所要時間は渋滞がなければ1時間20分なんですが、余裕の余裕を見て、4時に自宅を出発することにしました。

そのため起床は2時半。。。

早朝の電車は厳しいよねってことで車にしたのに電車より早い出発になっちゃいました! 本末転倒。

何をしてるんだか、と思いましたが、車のなかでヌクヌクと準備ができるのはメリットかと思い予定通り車で行くことに。

ちなみに帰りの車の運転もつらかったです。1時間20分くらいなら大丈夫だと思ったんですが、

中央道の談合坂SAを越えたあたりから、小仏トンネル、八王子、府中、調布まで、ずっと渋滞。

途中で眠たくなったのでパーキングエリアにて小休止を余儀なくされました。やっぱ遠征はつらいですね。

今後はできるだけ電車にしようと思いました。

下の写真は高速道をひた走っているときに妻が激写した写真です。結構キレイに撮れてますね。

 

■富士山マラソンはいいですぞ!

神戸マラソンを走ることになったことで富士山マラソンは棄権しようと思い、ランネットの「ゆずれーる」というサービスを申請して

出走権を譲ることにしたんですが成立せず。そもそも定員に達しなかったみたい。

空前のマラソンブームで、エントリー開始されるやいなや、すぐに定員に達してしまう大会が多い中、定員に達しないとはこれいかに!

いろいろと理由はあると思います。上にも書きましたが、東京からだと始発電車に乗らないと間に合わないとか、

アップダウンが厳しいとか、過去には高速出口ICの大渋滞でスタートに間に合わないトラブルがあったとか。

でも、実際に参加してみての感想ですけど、

始発電車でも日帰りで行ければいい!走れることに感謝!(どこかのチームTシャツにそんなメッセージがあり、その通りだよなぁと思いました。)

アップダウンは確かに厳しいものがありましたけど、それを乗り越えられるかどうかで、自分の走力や、フォームの良し悪し、練習不足を

痛感できるような気がします。つまり、次への活力になる!と思いました。

大会の運営については特に不満はなかったです。回を重ねるごとに改善されてるだろうし、参加する側も口コミなどを読んで

自衛することで対処可能といったところでしょうか。

そして何より一番言いたいのは、富士山がすごく綺麗!!!

コースを走っていると幾度となくでっかい富士山が目の前に現れ、「わ~ぉ!」「めっちゃキレイ――」と感動。

富士山マラソンと言いつつ、どうせ遠くに富士山がちょろっと見えるだけでしょ、と思ってたんですが、大会名に偽りなし!

好天にも恵まれ、冠雪した富士山は最高に綺麗でした。

ゴール直後はアップダウンにやられたこともあり、「もう出ない!」と思いましたが、今は「また出てみたいなぁ」なんて思ったりしてます。

 

 

 ■レースの振り返り

この日は寒かったのでゴミ袋をかぶって防寒。この前の神戸マラソンのときに、スタートまでの待ち時間で体が冷え、

レース中にトイレに駆け込んだ反省を踏まえての対策です。お蔭で体を冷やさずにすみました。

スタート位置は目標タイムごとにブロックが分かれており、各ブロックの入り口でしっかりとゼッケンの確認が行われておりました。

私は(エントリー時の)目標がサブ3.5だったので、Bブロック。ブロック後方に並びましたが、スタート時のタイムロスは41秒でした。

 

ゲストの瀬古さんの威勢のいい挨拶のあと、有森裕子さんによる号砲でスタート。

このとき、私の頭の中には、「あーー、また42kmも走るんか。辛いなぁ~」という思いが去来しました。

神戸マラソンでの撃沈がまだ尾を引いてますね。疲労は2週間で消えますが、心のキズは癒えないようです。

 

先導車。この後ろを走ってみたいもんですが、私がスタートダッシュしてもついていけないんでしょうね。

 

スタート直後のランナー達。前方のランナーはお行儀よく車道を走ってますが、後方になると渋滞がひどく、歩道を走るランナーがたくさんいたそうで、

歩道で応援していた妻はランナーに取り囲まれてしまい、身動きが出来ず、前後をビュンビュン走っていくので、怖かったそうです。

 

 

前半は私より少し早めのランナーをぺーサーにして走りましたところ、気持ちよく走れてしまい、オーバーペースに・・・

5-10kmでは22分で走ってました。キロ4:24。バカだねーと自分でも思います。(^^ゞ

神戸の時ペースを気にしすぎておもしろくなかったんですよね。

だから今回はガーミンを最初の1kmのときに1回見ただけでその後はゴールするまで一切見ませんでした。(笑)

妻には、「高っいガーミン買ったのに・・・」と呆れられましたが、でも、これでええんです!

 

12km付近にある河口湖大橋で妻の応援を受け、親指を立てて元気をアピールする私。まだまだ元気でした。

 

ハーフの手前でぺーサー代わりのランナーが遅れ始めたので、前に出ましたが、そのとたん、自分も脚が重たくなり撃沈の予感・・・

ぺーサーってすごく大きな存在なんだなと実感。その後、ペースが同じようなランナーを探したんですけど、見つけられず1人旅。

 

ハーフを過ぎたあたりで妻が応援してくれているはずなので、そろそろかなぁとキョロキョロしながら走っていたのですが見つけられず・・・

ちなみに妻は今回も自転車で応援に駆け回ってくれました。ありがとう!!! 

しかーし、交通規制に引っかかってハーフの地点にはたどり着けなかったそうです。

 

脚が重くなり始め、ヤバいなヤバいなと思いながら走っていると、前方に「フォォォーーー!!」と叫ぶ女性を発見。有森裕子さんだ!

2年前の篠山マラソンのときに有森さんの応援スタイルに度胆を抜かれましたが元気になったのを覚えてまして、

今回有森さんがゲストでいらっしゃるということで、この「フォォォーーー!!」という応援を期待してました。

お蔭で気合を入れ直すことが出来ました!

 

その直後です。河口湖から西湖へ行くコースに激坂が待ち構えていたんです。

ほんとに激坂です。約1kmの距離で高度100m上がる登り坂。前方を見ても先の見えない坂。

もう絶望しか感じませんでした。

登り坂が苦手な私は、ひたすら下を向いて淡々と登るのみ。登っても登っても終わらない坂。

たっくさんのランナーに抜かれました。みんな強いですねー。

途中ふくらはぎに張りを感じましたので、無理せずペースを落しました。

なんとか激坂をクリアしましたが、有森さんの応援がなければ、歩いていたかも。

ちなみに下の図がガーミンのログです。アップダウンがエグイのがお分かりいただけると思います。

 

その後、エイドでしっかり給水してリフレッシュ。

さぁここからだと気合を入れ直してみたけれど、その後も微妙にアップダウンがあるんです。

どんどん脚が重たくなり、思うように進むことができなくなってきました。(あー、思い出してきた。やっぱもう富士山マラソンは出たくないかも、笑)

ぺーサーを探すも、私の撃沈ぷりが見事で、同じペースのランナーが見つからない。。。

後半は抜かれる一方で、周りのランナーについていくことができませんでした。

 

そうなると1km1kmがとても長く感じます。

富士山マラソンでは1kmごとに距離表示があるんですが、距離表示はまだかまだかと思いながら走ってました。

しかし、いざ距離表示がでてくると、全然進んでないことを実感し、1kmごとの距離表示は多すぎ~、なんて思ったり。

下り坂はまだか?登ったんだから下りがあるでしょ!と下り坂だけを楽しみに走ってました。

しかーし、いざ下り坂に差し掛かると、脚への衝撃が吸収しきれずに、脚が悲鳴をあげますが、

制御不能で坂を転がり落ちるのみ。もう、下り坂のいけずぅ~、なんて思ったり。

そんなことを20回くらい繰り返したら、なんとかゴールしてました。

だいぶ端折っちゃいましたが、思い出したくないだけです。

 

この写真はゴール直前に妻が撮ってくれたものですがヘロヘロです。腰が落ちてますね。私の弱点です。

実はこのとき妻の応援にも気づいてなかったのです。手を挙げているのはオールスポーツのカメラマンがいたので・・・ 

後で「なんで気付かへんねん!」と怒られちゃいました。ごめりんこ。

 

ゴール後、小学生か幼稚園児か分からないけれど、小さなお嬢ちゃんから完走メダルをかけてもらい、

トン汁のほか、パン、バナナ、お酢のドリンクを頂けました。コッペパンが最高に美味しかったです♪

 

 

 

 

■走りの分析

私のマラソンスタイルになりつつある、前半暴走しての後半失速。

失速ぶりをみると前半は暴走に見えるけど、本当にそうなのだろうか。暴走が失速の原因なんだろうか。

ハーフの通過が1時間37分。ハーフの自己ベストが1時間30分なので、そこから8分遅い。

8分も抑えたのか、8分しか抑えてないのか。じゃぁ、どこまで抑えればいいんだろうか。

ちなみに神戸ではハーフの通過が1時間43分くらいだった。13分も抑えたことになるが、それでも後半は盛大に失速しちゃった。

練習量を増やせば克服できるんだろうか。

スピード持久力をつける練習は必要だと思うけど、それだけではダメな気がする。

今回妻が撮ってくれた写真をみて、後半に腰が落ちてるのが見て取れます。

たぶん前半でも多少腰が落ちてるんだけど、元気なうちはまだ維持できているだけで、

徐々に疲れが溜まってきて、後半はそれが顕著になり、失速につながってると思いました。

走っているとき、太ももの疲労が半端なかったですもん。

スピード持久力をつけることと、腰が落ちないフォームに改善することが、課題だと思いました。

ちなみに、自分大好きの私は、腰が落ちてるのに、このタイムで走れている自分をちょっと褒めたいと思いました。(笑)


■富士山の魔力!?

雄大な富士山。

 

アップダウンの厳しいコースで、途中何度も歩きたくなりましたし、

ゴール後には「もうこんなコース走りたくない!!!」と思いましたが、

厳しいほど達成感を味わえるのも事実。

それに走っているときに見た富士山がキレイすぎて、また見たい!

 

きっと富士山マラソンにはまた出場すると思います。(たぶん)

 

 

 

 

 

 

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