ふぁ~むずの一歩 ~ 見えないものが見えてくる♪

Runブログ。最近トレラン始めました。練習嫌いのおっさんがもがく日々を綴ります。

トルコ旅行記 ~ 6日目:カッパドキア地方とカイマクル地下都市観光

2011-10-30 19:25:26 | お出掛け

トルコ旅行記、6日目です♪

6日目は、カッパドキア地方の観光で、
午前中、カイマクル地下都市、ギョレメ野外博物館を観光した後、
午後からは4WDに乗ってカッパドキアの奇岩を巡ります♪
この日は念願のハマム(トルコ風呂)も体験しましたよー!!

この日は、移動なし、連泊です。
スーツケースに荷物積めなくてよいので楽チン。連泊っていいですね。

 


 

■離団書

早朝6時前にホテルを出発。
ツアー外の行動で、離団書なるものを書いての行動になります。
どこにいくか? まだ内緒。 少しもったいぶります。(^^ゞ

着いた場所で、パンとコーヒー・紅茶を頂きました。
朝は少し寒いので暖まります。

ホットな紅茶をいただくボク。
ダウンジャケットを着ています。
そして、ちょっと緊張しています。

 

もう分かったでしょうか??

 

    ・

    ・

    ・

 

 

そうです!

カッパドキアの奇岩を、気球に乗って上空から見て回るんです♪ 

だんだんと明るくなる空。

気球のカゴなどの一式を乗せた4WDがスタンバイ(↓)。
気分が盛り上がる一方、緊張も高まりますね。
最近、高所恐怖症を解消しつつあるボクですが、やっぱり怖いですわ。
あぁ~、どうしよう。。。 逃げるなら今のうちなんだけどなぁ。。。(^^ゞ

カゴはこんな感じ(↓)。
真ん中のボンベのあるところにドライバーさんが乗り、その周りにお客が乗ります。
1つのカゴに24人も乗るそうです。キツキツやね。

こちらはガスバーナー。
ここからボワァーっと火を噴くんですね。 熱くないのかな?? ちょっと心配。

気球のドライバーさん達。なんだか浮かない表情です。
どうも風がきついようで、風船を飛ばして上空の風を確認してるらしい。
飛ぶかどうかは、50:50だ!そうです。。。

そんな中、別の気球会社の気球が飛び立っていきました!
おぉ~! テンションは最高潮!!
高いところは怖いけど、もう行くっきゃない!

 

 

しかーーし、その15分後にはホテルにいました。
決して逃げたわけじゃないですよ。やっぱり風がきつくて中止になったんです。
めっちゃ残念!! でも正直ホッとしている気持ちも少しあました。複雑なボク。(笑)

ちなみに僕らの参加した気球会社のお客は全部で300人くらいいたそうで、
570万円(19,000円/1人)の売り上げを"ふい"にしたことになります。
決断するのに時間はかかってましたが、その英断は正解だったようで、
別会社の飛んで行った気球は着地に失敗し、お客は病院送りになったそうです。怖っ

これはホテルの前に広がる景色。
すっごい景色なんだけど、見慣れてしまい、感動が薄くなりつつある気がする。。。

 

■朝食

ホテルでの朝食。 焼きトマトがGOODでした。

 

■車窓

カッパドキアは田舎で、
民家はこんな感じのレンガ造りが多いです。
先日トルコで地震があり大きな被害が出ていましたけど、
日本からは人命救助の支援だけでなく、耐震技術の伝授もお願いしたいですね。

これは、かぼちゃ。
種を煎って食べるそうで、実(み)は家畜などの飼料にするそうです。

 

■カイマクル地下都市

地下都市は、キリスト教徒がアラブ人からの圧迫から逃れるために造られたものだです。
カッパドキアに300以上もあるという。

カイマクルの地下都市は、地下8階もあって、4,5千人が住める広さがあるんですって。

中はこんな感じで、広いスペースもあります。

こんな狭い通路もあります。

上下左右、あらゆる方向に通路がつながっていて、
迷子になったら脱出不可能じゃないかと思うくらいの迷路。
ガイドさんにぴったりくっついての進行です。

教会や、キッチン、食糧庫もあります。
こちらはキッチン。黒く煤けてます。

 

地下都市といっても、敵からの攻撃があったときのためのシェルターなので、
日常的にずっと住んでいたわけではないそうですが、
電気のない時代、ここに住むのは大変だったでしょうね。

 

■ギョレメ野外博物館

カッパドキアでは多くのキリスト教徒が共同生活をしていたらしいのですが、
イスラム教徒の圧迫から逃れたキリスト教徒が、岩を掘って洞窟を造り、
教会や修道院を造ったそうです。

ギョレメには約30の教会が残っており、博物館として公開されています。

バジル教会。中は撮影禁止なのが残念ですが、
キリストや聖母マリアのフレスコ画が残っていて圧巻でした。

 

■洞窟民家でのチャイタイム

ウチヒサールの麓にある洞窟民家でしばしチャイタイム。
ガイドさんの友達の家だそうです。

↓これが家なんですよ。

中に入るとこんな感じで結構広いです。
絨毯が敷き詰められてるんですけど、岩の上に直接敷いているのでゴツゴツ感が伝わってきます。

この家の4歳の息子ちゃんと一緒に記念撮影。
「おいで!」というと素直に嫁さんの膝の上に座りにくるんですけど、
カメラを向けると目をそらすシャイボーイ。めっちゃ可愛いね。

この地方では絨毯の生産が伝統産業になっていて、
この家でも絨毯を織る機械が置いてありました。
母から娘さんへ絨毯造りの技術が受け継がれているそうです。

帰りがけ、玄関にてレースやスカーフ(?)の即売会。
手編みだそうですが、1枚1000円と格安。女性陣が群がってましたよ。
嫁さんも1枚ゲットしてました。ちなみにここの支払いは円建て。しっかりしてますねー。(笑)

 

■絨毯工場

チャイタイムの後は、絨毯工場の見学です。

蚕から糸を取り出してます。
先日、綾部のグンゼ博物苑で見たのと似てましたので、
「お~、これ知ってる!」と思いながら見てました。

工場と言っても機械織りではありません。
お姉さんたちが手織りしてます。

マネージャさんが日本語で絨毯の織り方、染め方、選び方を説明をしてくれます。
ギャグも交えての説明で、結構面白い。笑いって大切だね。

トルコ絨毯の特徴は、繊細な図柄、なめらかな手触りと、
そして、ダブルノット方式と呼ばれる、結び糸の結び方だそうです。
ダブルノット方式は結び糸を縦糸に2重で結ぶため、すごく丈夫なんだそうです。
このダブルノット方式はトルコ絨毯だけの特徴だそうです。

こちらはシルク100%のヘレケの絨毯。
手触りがウール100%とは全然違います。触るだけでウットリ。
目が細かいので、椅子や机を置いても、かたがつかないそうです。
このレベルになると、玄孫(やしゃご)の代までつかえるくらい丈夫という。

 

我が家も2畳ほどの小さな絨毯を買っちゃいました。
シルク100%は無理なのでウール&綿ですが、一応ヘレケの絨毯です♪
マネージャさんとの値引き交渉中に、ガイドさんが乱入してくれて強引に値引き成立。
絨毯の値段なんて分からないので、助かりました。
結局、定価の半額で買えました。それでも予算の2倍だけど。。。
1ヶ月後に船便で届く予定。 到着が待ち遠しいですわ。

 

■昼食

昼食は洞窟レストランで頂きます♪
写真中央のこんもりした山をくり抜いて、レストランを造ったそうです。

中はこんな感じ。真ん中のスペースが無駄に広いのはなぜだろう。
夜のディナータイムは、ダンススペースになったりするのかなー。

料理は旨かった!
メインの鱒は身が軟らかく、GOODでした。

 

■4WDサファリ

午後からはこの4WDに乗って、カッパドキアの奇岩群を巡ります。
気球会社の4WDです。昼間、遊ばせておくのはもったいないので有効活用してるんでしょう。

いよいよ出発!
バスでは行けない草原の細い道を、砂埃を撒き散らして突き走ります!
未舗装なのでガタガタ揺れて、サファリ気分を盛り上げてくれます。
が、よ~く観察すると、ドライバーがわざと大きく揺れるような道を
選んでに運転してるんじゃないかという、疑念が。。。(笑)

そして、ゼルベ谷に到着。
そこには観光バスがたくさんいました。 「え~、何それ!」って感じです。
どうやら、いくつかある奇岩の名所を巡る際、4WDで草原をショートカットするだけで、
ほとんどの奇岩名所にはバスでも行けるようです。
まぁでも結論から言うと、4WDはすごく楽しめましたので、超おススメです!

奇岩がいっぱい。
ちなみにこのような地形は火山と風雨によってできたそうです。
数億年前に起きたエンジェルス山の噴火によって、
凝灰岩と溶岩層が何層にも積み重なったところに
雨や風が浸食し、奇妙な岩々ができあがったそうです。

層によって岩の硬さが違うために、こんなキノコのような岩になったんですね。

それにしてもスゴイです。
奇岩は見飽きた感があったのですが、やっぱり名所となると凄さが歴然ですね。

また4WDに乗って移動。
まっすぐ道があるのに、わざわざ道を逸れて小山に登ったりします。
もう、同乗したご夫婦と一緒に大爆笑!

ラクダ岩。

エセンテペの3美人の岩。

ローズバレー。ピンク色の峡谷。
夕日があたりピンク色がキレイでした。

 

 

この岩の置き物を買いたかったんだけど、買いそびれました。
教訓:「欲しいと思ったとき、見つけたとき、すぐに買うべし!」

帰国後、どうしても欲しくなったので
奇岩のボトルに入ったワインを購入。 満足、満足♪ 

ウチヒサール。

頂上に登ることもできるようですね。
小さい人影が見えてます。

鳩の谷。

トルコアイス。伸びるアイスです。
渡してくれるとき、逆さまにして落とすようなジェスチャーをして脅かせてくれます。
日本で食べたことありますけど、そのときより美味しかった。

 

4WDサファリはこれで終了。
大自然の織りなす風景に圧倒されました。
これを見るだけにトルコに行く価値あり! です。

そして、4WDでホテルまで送ってくれるのかと思いきや、、、

連れてこられたのはトルコ石のお店でした。(爆)

あまり宝石の類には興味ないので見てるだけー。

 

■夕食

ホテルに戻り、夕食です。
この日はテラス席でのBBQバイキング。

久しぶりにお肉をガッツリ食べました。
EFESビール、旨し。日本でも発売してほしいくらい。
嫁さんはEFESの黒ビール。クセが少なく飲みやすいそうです。

 

■ハマム(トルコ風呂)

念願のハマム(トルコ風呂)です!
トルコ風呂というと、日本ではちょっと変なイメージがありますが、
単純に、お風呂で体を洗ってくれて、マッサージをしてくれる、というものですよ。


絨毯で予算超過してしまったので、
嫁さんからの「やめておけ!」という無言の圧力に押しつぶされそうでしたが
そうそう体験できるもんじゃない、ということでお小遣いダウンも覚悟で行ってきました。(笑)

2つ目のプログラム2をお願いしました。
一番下の「泥パックおよびフェイシャルマッサージ」もおまけでついてくる、という。

写真はダメよ、ということでした。
これ(下)はプールの写真です。

 

ハマム、めっちゃ気持ち良かったです!! 天国のようでした。

まずはサウナ。
ここでガイドさんと鉢合わせ。思わず我慢くらべになっちゃいましたが、
負けちゃいました。先にギブアップです。

いよいよハマムです。
このホテルでは、男性なら男性の人が、女性なら女性のひとがマッサージしてくれる、と
聞いていたのですが、時間が遅かったせいか、笑顔がキュートな女性が担当してくれました。エヘッ。(笑)
アカスリをしてもらった後、全身を泡だらけにしてのマッサージです。
温かい泡で全身が包まれてポカポカ。気持ちいい。寝ちゃいそうになるけど我慢。
頭から足の指先までマッサージしてくれます。
あぁ~、めっちゃ気持ち良かったです!!
お風呂に入った時、たまに自分で足のマッサージとかしますけど全然気持ちよくない。
やっぱ人にやってもらう、ってことが気持ちいいんでしょうね。
お湯をかけてもらうだけでも気持ち良かったですもん。
最後はバスタオルで体を拭いてくれて終わりです。
トルコ、絶対もう1度行くぞ!と誓いました。

お次はプール。
ゆっくり歩いたり、泳いだり、潜ったり。
温水プールで、人肌より少し温い温度。気持ちいい~。

そして、おまけの泥パック。
リラックスして目をつぶっていると、ハケのようなもので泥を塗られていきます。
10分程して洗い流したら、お肌つるつる。
アロマオイルでのフェイシャルマッサージも気持ち良かったですわぁ~。
最後に、温かいチャイを出してくれて、再び体がポカポカ。

めっちゃ気持ち良かったですよー!!
こんなにリラックスできたのは初めてかも!
最初、9000円は高いかなぁ~とも思いましたが
これは絶対におススメです!

 

 

さて、明日はいよいよイスタンブールです!
トルコ旅行記、7日目につづく。
目次はこちら

 

       ・

       ・

       ・



お小遣いダウンの危機に直面している  sanda_farmに

ポチっとヨロシク!